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    Yoshihiro Saitoh

    シーバスからオフショアまで主にソルトのルアーフィッシングを楽しんでいます。東京在住。東京湾-相模湾-玄界灘。たまに遠征も!

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    ボートシーバスのススメ[実行編]

    DATE : 2014.09.22

    CATEGORY : シーバス, タックル, 釣行記, 雑感


    前回の投稿写真でイメージを掴んで頂いたところで、、、気持ち良さそうではなかったですか?今回は実行編です。

    「ボートシーバス 東京」でGoogle検索をすると、もういろんなガイドさん(小型ボートを操船してポイントに連れていってくれる船長さん。釣り方も教えてくれます)がザーッと出てきます。それだけ選択肢も多くポピュラーであるということなのですが、いきなりご連絡を、、、しても良いのですが、もっと手っ取り早い方法があります。

    「経験者探しましょう!」

    これが一番確実です。この釣りは比較的ポピュラーになっているので周りの釣り好きに声をかけてくだされば、1人くらいは経験者がいるはずです。一緒に連れていってもらうと必要な道具、乗船にあたっての最低限のルール、釣り方等を教えてくれるし、教えてくれなくても見て理解できたりします。その方の乗ったことのあるシーバスボートのガイドさんに同行してもらうのが一番です。
    身近に居ないですか?そのためのBURITSUです(笑)Facebookページ等で声を掛けてみてください。

    それでも同行者が見つからない、或はちょっとオンラインでは声かけしにくいという方は、、自力でお電話して行く必要があります。


    最低限必要な物・事

    ・レインウェア(上下)
    ・帽子(風で飛ばされにくいもの、ツバがあるもの)
    ・寒い時はフィッシンググローブ(親指、人差し指、中指が出てる)
    ・水に強い靴
    ・飲み物
    ・(酔いやすい人は)酔い止め飲んでおく
    ・ボートにはトイレついてる船もあるけど、ちょっと使いにくい事もあるので事前にトイレ行っておく
    ・(できれば)偏光サングラス、色は薄めでOK

    これだけ揃えれば、後はガイドさんが全て用意をしてくれるという楽チンなコースがあるので、お電話するときに「タックルを貸して欲しい」「色々教えて欲しい(ビギナーである)」事をお伝え頂ければ、たいていのガイドさんは本当に丁寧に、根気よく教えてくれます。最初はショート便(数時間)でも良いですし、通常のコース、5-6時間やってもいいと思います。

    仕事帰りに出来る「夜便」朝から出る「早朝便」など希望に併せて出船してくれますが、最初は明るい時間の釣行をお勧めします。いろいろ夜はなにをするにもやりにくいし(一般論としては夜の方が釣れるのですけど)ルアーがどこに飛んだか解らないし。土曜の早朝でて昼前上がり、等はおすすめです。

    もし、昔やってた道具でブラックバス用のロッドがあるよ、という方は、MLより強いのクラスのスピニングタックルでラインだけPE1.0、リーダーを20lb位に巻き直しておけばそれで釣りになります。


    楽しみ方

    ボートシーバスは、かなりの確率で魚の姿を見る事ができるルアーフィッシング。勿論潮回りや、海の状況によっては厳しい事もありますが、東京湾では一年中やることができる釣り物です。経験が少なくても、キャストの仕方等最初に手ほどきを受ければ、なんとか釣行後半にはまともに投げられるようになると思います。肩肘張らずに先ずは出かけるが吉。色々な楽しみが待っています。

    ・海に出る爽快感を全身で。東京湾ですら海上での視野の広がりは普段の街中とは全く違うもの。船の速度もあいまってかなりの風で気持ちがいいです(その分、風対策のウェアはしっかりと!陸より体感温度は下がります)

    ・都市の景色を海から見る。色々なマンメイドストラクチャーを擁する都市の港湾地域の風景は独特で、見飽きない。工場の巨大な建物、コンテナのクレーン、橋脚の構造美、水平に広がる夜景の美しさ。普段見られない風景がここにはあります。

    ・都心から30分くらいで、もう海の上に居られる。そんなカジュアルさを最大限に活かしてちょっとした空き時間を使えばウィークデーでも釣りに行けます。

    ・そんなロケーションの中、逞しく活きるシーバスを追っていると、様々な生態系を目にする事になります。小魚を追う鳥の群れ、接岸するイワシ、クラゲの群泳。そして何より魚の活性を左右する潮の上げ下げ。月の引力がもたらす水位の変化が生き物へ与える影響は劇的で、人間もその影響を受けている筈だときっと感じる事ができるでしょう。

    ・そして、この釣りの世界にドンドンはまっていったら、シーバスフィッシングは奥が深い。タックル、ルアー、ポイント、ファイト、沢山の工夫が、より大きな悦びを与えてくれる筈です。


    お金の事ナド

    一般的なシーバスガイド船に半日乗ると、1万円前後というところでしょうか?数時間のショート便で5ー6千円〜。これは高いのか安いのか。ちょっと良い会食に行ったと思えばトントンくらいの値段でしょうか。毎週のように通うのは少々しんどい価格帯かもしれません。ただ、釣りを楽しむという意味では外れが少なく気持ちの良いロケーションに身を置けるこのレジャーはその価値はあると思います。
    これでコツを掴んで、陸からのシーバスフィッシングにチャレンジしたり、他の釣りに展開していくようになる方も大勢います。是非、チャレンジしてみてください。

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