皆さん、こんにちは。

「間違いない！？釣りクルマ選び」は
釣り人／カメラマン目線で色々なメーカーの新車を 皆様にご紹介しています。

もし？このクルマに乗って釣りへ行ったら どんな世界が待っているのだろう？

リアルに買う？買わない？は別として
ご紹介していくクルマのイメージを皆さんと共有できたら良いと思います。

この先、そんなクルマ…非現実的だろ？
そんなお叱りを受ける事もありえる企画ですが…

もし？このクルマに自分が乗って釣りに行くとしたら？？？
そんな妄想も楽しいのではないでしょうか？

釣りクルマの現実は厳しいです…

このクルマ
欲しいけど燃費が悪い。。。
かっこいいけど高くて買えない。。。
沢山の荷物を入れられない。。。
車中泊出来ない。。。
などなど。

見た目や乗り心地よりも
値段、燃費、パッケージが優先されるリアルワールド…
理想と現実はかけ離れているものです。

ここでは、現実の諸事情から少しだけ離れ
釣りクルマとしての可能性を探っていこうと思います。

VOLVO XC60 T5

「ライフスタイルとvolvo」
VOLVOの日本におけるブランディングは、240をキッカケに850/940/v70に代表されるステーションワゴンで確立された様に思えます。
セーフティーなvolvoというブランドイメージも浸透し、自分のライフスタイルやファミリーを大切にしたい人達に支持され続けているブランドです。
xc60はそうした流れの中で生まれ、2009年から日本へデリバリーされました。

「軽やかな乗り心地」
乗り出してすぐに感じるのは軽やかなステアリングフィールでした。
スーッと走り出してから高速道路／一般道／市街地を走行しましたが路面の入力も優しく心地よかったです。
運転していると大きさの割にクルマが軽く感じました。

「全車速追従機能は輸入車の独壇場」
全車速追従機能付ACCのブレーキング、アクセルワークは自然で滑らか。
輸入車はスピード設定を自由に出来るので現実の道路事情にマッチしています。
これは、釣りやアウトドアで長距離を移動する際にドライバーの疲れを軽減する最も重要な部分。

国産車は逆輸入車を購入しない限り日本の道交法がある為
メーター誤差を考慮してもACCの最高速度設定は115kmぐらいが限界です…
これは現実と法律の矛盾が顕著に出ている部分であり
不都合な真実だと思います。

「北欧のシンプルモダン」
センターコンソール、シートからスカンジナビアンデザインとは何か？を感じる事ができます。
シンプルモダンという言葉に冷たい印象を抱きがちですが、北欧のシンプルモダンは人の温かみを感じるデザインです。
人が見たり触れたりして、どう感じるか？
その感覚を大切にしているデザインなので人々に愛されるのだと思います。

「使い勝手の良いラゲッジと12V電源」
後部座席は使い勝手の良い4/2/4の分割可倒式。
常時12Vソケットを使用している方も多いと思いますが、ラゲッジとドリンクホルダーに付いているので便利です。
ラゲッジルームの12v電源は釣りのシーンで活躍すると思います。
また、モーバイルフォンの置き場所としてドリンクホルダーを使っているユーザーの方も多いと思いますが
ドリンクホルダー内にソケットがあるので充電コードを最短に出来ます。
シンプルでモダンな内装のクルマ程、雑多な後付けコード類は気になるので良いと思います。

「NAVIのスクロールが独特」
釣行中のアングラーにとってGoogle mapとNAVIは武器の１つ。
特にアングラーはNAVIやGoogle mapをスクロールしてpointを探すユザーも多いと思います。

VOLVOのNAVIはスクロールに特徴があります。
2/4/8/6ボタンを押してスクロールするタイプ。
これは使い勝手が悪いと思う方が多いかも知れません。
しかし、不特定多数の人間が使うレンタカーでなく
自分や家族しか使わないであろうオーナーカーのNAVI。
１度覚えれば良い話ですし
私はスクロールレスポンスが速くシンプルで使い易いと感じました。

今回のXC60、人に優しく心地よいフィーリング。
北欧のクルマ理念を堪能させてくれました。
釣りクルマとして間違いない！

伍長の試乗は続く。。。

取材協力
ボルボ カー ジャパン株式会社
LE VOLANT（株式会社 学習研究社）