気がつけば立冬を過ぎ、小雪(しょうせつ)も目前。
2輪フィッシャーマンには早朝の釣行がツラい時期に入ってきた。
夜明け前のバイクに服を合わせると昼間暖かくなってからが暑いかもだし、この時期の海上は風によって体感温度大分変わるし、といってなるべく荷物(特に釣り具以外)は少なくしたい。
なんとか両立するウエアシステム構成はないだろうか。
ちなみに今日はTシャツにウインドブレーカーで行って撃沈。日が当たらず寒すぎた。
これから大きくなっておいしくなってくるカワハギを釣りたい。
東京湾でカワハギを釣る船宿さんを選ぶのに場所で選ぶと大きく2択。
・久比里,金田など三浦半島の先の方の船宿さんから出てすぐ近くで釣る(東京湾でなくて良ければ佐島とかもあり)
・湾奥の船宿さんから出て船で竹岡沖あたりで釣る
湾奥から出ると、乗船後移動で80分強。
金田の船宿さんまでは都心から車でざっと1時間ほど。
つまり移動時間はほとんど変わらない。
うち1時間を自分の車・バイクでゆったり行くか、乗合船に揺られていくか、だ。
車があるなら絶対前者の方が快適。暖かい車内でコーヒー飲んで音楽でも聴きながら行けば良い。船での移動が短い分、釣りに使える時間も長い。
しかしこれからの時期バイクで往復高速道路走行を+2時間はツラい。涙と鼻水まみれになる。
ということで初の試みで湾奥の船宿さんから出漁してみた。
前日強風で釣行がキャンセルになってしまったので、急遽思い立っての無計画釣行。
湾奥のカワハギ乗り合いで有名なのは羽田のかみやさんか浦安の吉野屋さんか。
今回は吉野屋さんへ。
浦安の釣り船「船宿 吉野屋」
東京から行くと旧江戸川渡ってすぐ。
立派な船宿さんは出船1時間以上前の6時前なのに大賑わい。
クラブもバラされた週末のこの時間、東京近郊で最も賑わっている場所の1つではなかろうか。
(寒かったので露出めちゃくちゃ・・・)
手広い。
バイクの駐輪場もゆったり。
中で受付をするととても感じが良い。
いろいろ教えてくれる。
実は今回、カワハギ向けの小ぶりのクーラーを持っていなかったのでクーラーを持参しなかったのだけれど、そしたら受付で無料で貸してくれた。その他にも長靴などの貸し出しもしていた(こちらは無料かどうかは分からず)。
船で食べるお弁当を買ったり味噌汁をオーダーしたりしてる常連さんもいて、至れリ尽くせり。
そして吉野屋さんの特徴はえさが乗船料に含まれていること。
そして足りなくなったらおかわり自由。
これはカワハギではめずらしい。
カワハギは後半、餌の配分が小さくストレスになってくる。
剥くの面倒だし、沢山買いすぎて余らせてももったいないし、カワハギの活性にあったちょうど良い量が読めない。
そのストレスがないのはありがたい。
乗船すると冷凍アサリの壺が配られる
アジシオは持参品。
アサリ向けの添加物は釣具屋でもいろいろ打っているけれど、コンビニでも買えるこれが最強・・・と思っていた。今日までは。(種明かしは後ほど)
吹きっさらし80分の移動に耐え竹岡沖に到着すると前日のうなりが残っていてカワハギにはなかなか厳しい状況。
ポツリポツリとあたりそのうち時々針掛かりし・・・と静かなインタラクション。
いまだにアワセのタイミングがわからねぇ、と悔しい思いをしながら肝だけ食べられたアサリを付け替える単純なお仕事。
途中周りを見渡すと、アサリをしめるのにこれを使って使ってる人に明らかにあたりが多い。
白いのは使っていたこともあるが赤いのがあったのは知らなかった。
これでしめるとアサリが赤くなって目立つ。
次は必ずこれを持って行こう。アジシオは引退。
また、配られた餌は冷凍だからやむを得ないのだが塩で締めてもやはりだいぶダレてしまっている。
同じ冷凍でもこっちの方が小粒で揃っており、身が固くて使いやすい。
カワハギゲッチュ
もちろん生のアサリを剥きながら使うのが一番良いと思うのだけれど用意できないときはこれを持って行こう。
配られる餌は足りなくなったときの二軍に。
結果8枚。ビックサイズ無し。
せめて10枚は行きたかった。
そんな中でもトモの方では沢山釣れていて竿頭は32枚。
少ないアタリの中でも合わせられないのが本当に多かった。
どうしたらいいんだろう。
どなたかカワハギ釣り教えて下さいぃぃぃぃ。
TACKLE DATA
ロッド: shimano Stephano 180
リール: shimano Metanium HG
PE: 0.6