buritsuがデザイナー集団だってことは分かっているんです。
そこに私が”紛れ込んじゃった”ことも分かっているんです。
アパレルブランドであることも分かっているんです。
でも、夏の釣りは暑いんです。
デイの沖釣りは約8時間、逃げる場所もほとんど無いんです。
陸の上より海の上の方がいくらか涼しいとは言え、燦々と降り注ぐ熱射の下で竿を振り続けなければなりません。
(特に私は重いアトピーなので汗をかくのがツラい)
しかし、釣りには行きたいのです。
そこで、ついに手を出しました。
空調服。
工事現場のおじさんがモコモコしてるなとおもったら、それです。
前から気にはなっていました。
でもさすがにね、と。
しかし今年の夏の暑さに負けて買いました。
空調服 空調風神服 UVカット半袖ジャケット コンプレッション袖付(2018年新型ファン/電池ボックスセット)
サイズはM。
袖口がモコモコすると釣りにならないなと思っていたら、評判の良い空調風神服のラインナップにラッシュガード付きというのがありました。
期待通りにダサいです。
でも良いんです。
涼しそうだから。
早速購入。
電源は単3電池4本。
腰の後ろあたりの2つのファンから吸気し、首元から抜けていくしくみ。
首元に排気の隙間を作るためにゴムがついている親切設計。
そして実践釣行。
よりにもよってタチウオジギング。
空調服の構造上、フック(バーブレス)もしくはタチウオの歯で穴が空いたらおしまい、というスリル釣行。
いつもお世話になっている新山下の渡辺釣船店さんより。
初陣の電源は個人的に信頼しているEVOLTA。
USBバッテリーで稼働するとなお良いなぁ。
と思っていたらオフィシャルのリチウムバッテリーがあった。
そしてこうなる。
(これだけ涼しさにこだわったのに、帽子忘れた)
安っぽいイベントスタッフジャンパーのよう。
予想通りダサい。
そして、不審な膨らみ。
でも、見た目のもこもこほど、着ている本人は気にならない。
本気でキャスティングすると分からないが、ライトジギングしている分には動きづらさもない。
音も慣れれば気にならない。
そして涼しい。
体感温度で3,4度は涼しいと思う。
首に汗疹ができやすいので、首に風が抜けていくのはとても都合が良い。
(この写真の後に気づいたが、フェイスマスクを空調服の上にかぶせた方が首への風が通って気持ちいい。)
連続稼働4時間半くらいでファンの勢いが落ちてくるので電池交換。
公称値の5時間にほぼ偽りなし。1日の釣行は電池8本あれば十分。
洗濯はファンや配線を外して普通に中性洗剤+洗濯機なのでお手入れ楽。
これは夏の釣行のレギュラーに決定かな。
ただし、向かない釣りがあることも分かった。
それは、コマセ釣り。
腰のあたりの空気が首に抜けると言うことは、コマセミンチの臭いがもろに顔に吹きかかる。
コマセのバケツのすぐ上に顔を置いているようなもの。
臭いで気持ち悪くなってくるのでやむを得ず電源OFF。
向く釣り・向かない釣りがあるものの、見た目的に吹っ切れる方にはおすすめです。
あ、この記事、魚の写真がない・・・
TACKLE DATA
ヤマガブランクス SeaWalk Sabeling SWS-63L
カルカッタ 401F
PE 0.6号 リーダー35lb
空調服 空調風神服 UVカット半袖ジャケット コンプレッション袖付