AUTHOR
Daisuke Maeda
徳島生まれ旧吉育ち、釣りバカ3世。大阪でフリーランスデザイナーをしています。
好きな釣りはトップウォーター。魚の大きさは気にしない。フリ。夢はやっぱり湖のほとりの釣り具屋さん。隣は友人が営む喫茶店。桟橋のテラスで老後を過ごしていたいです。
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ご無沙汰しております!と釣り具店、前田大介です。
さて、本格的にブログらしい記事を(やっと)投稿させて頂きます◎
タイトルの通り、今回は「写ルンです」と釣りに行ってきました!
釣りには欠かせない、カメラ。
近年、携帯電話のカメラ機能の向上によってほぼ持ち歩かなくなってしまったカメラ。
スマホから各々の釣果がリアルタイムでSNS上にアップされてくるライブ感は
今では週末恒例の楽しみであります。
しかし、私がキッズバサーだったころはコンデジすら無く、
釣った魚の記録にはインスタントカメラ「写ルンです」一択でした。
今のように撮影直後に写真を確認できるなんてことは当然できなかったわけで、
友人が釣った大物の撮影はより慎重になるものでした。
フィルムが残り3枚なんて時はもう..魚を持つ方も表情が強ばるほどでした。
きっちりしっぽまでフレームに入っているか?逆光ではないか?
背景はここでいいか?タテ持ちヨコ持ち2枚ずつ?…などなど
気をつけることだらけで緊張と共にフィルムを巻きとりシャッターを切る指先に入魂したものです。
「明日ソッコーで現像出しにいくわ!」
「おー!出来たら電話してな!あ、なんなら学校もってきてよ!」
「おっけ◎ほなまたなー!」
何よりも大切に。
友人が釣った貴重な魚を収めた「写るんです」を持ち帰りました。
で、またこれが…
「しっぽきれてるやーん!」
「ごめーん」
「夕方釣ったやつ真っ暗やん。。フラッシュたけってゆうたやーん」
「ごめーん…」とか笑
まぁ今となっては嬉しい思い出です。
そんな思い出を掘り起こし、あのローファイな仕上がりを!
おっさんになった友人と楽しみたい!
いざ写真屋さんへ!まだ売ってルンです!
3月末から釣行には欠かさず持っていきました。
このトピックをはやくここでアップしたかったのですが…時間がかかりました。。
用意周到な日に限って釣れません。不思議~。?笑
こちら花粉症のマスクマン二人。和田師匠とY氏。春は辛い。
釣れたときのために残しておきたい撮影枚数を気にしながら、
カリカリ、カシャ。カリカリ、カシャ。
魚がほしい!魚の写真が!
そしてようやく!和田師匠キメてくれました!!
プロトのルアーでバホっと!二人ともヨッシャー!って吠えました◎
しかも51cm!!
※まだ夕方ですが感度低過ぎて夜に見えます。
※光の玉は霊ではありません、雨とトキメキです。
でもまだ現像には出せません。。
なぜなら私の魚が未だなのです。ぅぅ、釣ルンです!
そして雨の日曜日。待ちに待った魚が!
ノッター!!!!! 一匹バラシた後のノッター!!!!!!!
エラアライかっこいー!でもヤメテー!暴れないでー!
感無量すぎてアゴつかんだまま放心。
その魚の写真が
コレダ!! …
※まだまだスマホならフラッシュなしで撮影可能な17時半ぐらいです。
ある意味、味わい深い物が仕上がりました。
現像に出した写真屋さんも申し訳無さそうでした。。
悪天候、薄暗いマズメ時、フラッシュは必ずたきましょう。
ただ、きっちり保険でスマホ撮影もしたので記録は出来ました◎
そっちも撮るんかーい笑 文明あざす。
和田師匠の作ったルアーWOBBLE-U(ワブちゃん)フナカラーにストライクしてくれた47cmのブラックバッス[ 2015初 ]
こちら雨のお池。
雨とノイズが相まってミスト感たっぷりの一枚に。
この質感、モニターで見ると新鮮でしょ?
データではなく物としても残るので机に広げてみるとこれまた良いんです。
みなさまもローファイな思い出をもう一度、いかがでしょうか?
何より。手間のかかる分、心に残ルンです!!
と店主、前田でした~◎
TACKLE DATA
ルアー : PARABOLICS "WOBBLE-U"