AUTHOR

    Daisuke Maeda

    徳島生まれ旧吉育ち、釣りバカ3世。大阪でフリーランスデザイナーをしています。
    好きな釣りはトップウォーター。魚の大きさは気にしない。フリ。夢はやっぱり湖のほとりの釣り具屋さん。隣は友人が営む喫茶店。桟橋のテラスで老後を過ごしていたいです。

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    BURITSU TEE 2016

    DATE : 2016.07.13

    CATEGORY : 未分類


    この度、BURITSU Tシャツ2016のBOXBOYのデザインを担当させていただきました関西部員の前田です。
    今回はせっかくの機会をいただきましたので、釣りを離れて
    デザイン制作のプロセスなどを書かせていただければとおもいます。

    (つりのおはなしかけてません。。また改めて書かせてください◎)

    まず初めに、僕はSNAP AND SARUKANという名義で釣りを釣りらしく積極的にアピールできるデザインを模索しながらTシャツのグラフィックなどを自分が作りたい時にわがままペースで制作しております。
    BURITSUではBURITSU DESIGNのお仕事にも時々参加させていただいております。
    また、abdeal [アブディール]のルアービルダーとして活動されている堀田昌寛さんが今年の2月に発表した、日本で釣り具製作をされている方の記録を目的とした本[ MUNCH IT ]の編集とデザインを担当させていただくなど、釣りに関わるデザインの活動をしております。

    本題に戻りまして、今回の企画はランチアさんから
    「前田さん、SNAP AND SARUKANとBURITSUのコラボTやりませんか?
    ”BURITSU”にどんなデザインを出してくれるか見てみたいんです。」というオファーを頂きました。
    もう僕としては待ってましたの食い気味で「やりたいです!!」ではじまりました。

    さっそく、まず最初に「BURITSUってなんだろう」みたいなシンプルな問いを自分の中で解体するなかで、
    「WEBって情報が集まるタックルボックスみたいだな。」とか、いろいろと書いたラフがこんな感じでした。
    すぐに写メってランチアさんへ送信。

    IMG_7941

    ここからは実際のやりとりも 笑 [公開承諾いただきました◎笑]

    brt_tee_1

    タックルボックスのアイデアは、実ははじめにお電話を頂いた直後に絵が浮かんでいたので
    自分が持っているお気に入りのボックスにルアーやタックルを盛り付けて写真をとりました。

    brt_tee_2
    僕はいきなり白紙に向かって描けないタイプなので後で修正できるように計算しながら絵作りします。
    そこから線の太さだったり揺らぎ具合だったり、書き込みの深度だったりを
    トレーシングペーパーとペンで何度か検証する作業をします。

    IMG_4848

    これはなかなか時間と労力を必要としますが、描き始めればもう朝~なぐらいのランナーズハイになれます。
    よって次の日は休んでも良いつもりで一気に作業します。
    ある意味これは鶴の機織りぐらい神聖な時間なので、集中できる長潮の夜を選びます。
    効率悪いかもしれません。でもこれが何より描く実感を保ったまま熱を通せるので今はこのスタイルでお許しください。

    で、ランチアさんにいつもの調子でラフの確認を。

    brt_tee_3

    この時点では文字の内容や書体は要検討のまま固めずに観ていただきました。

    BOYとBOXを二つリリースするのだから何かストーリーに関連をもたせたくて
    BOYにBOXを登場させるアイデアが浮かんでしまいまして。

    (ここから時間かかっちゃいましたごめんなさい)

    目のつくところに原寸で貼って不意に見ても気になるところがないか確認したりします。

    IMG_7932

    IMG_7942

    何度か納得いくまでトレースとスキャン、フォトショップで修正の往復を繰り返して完成させました。
    カラーバリエーションはランチアさんにお任せして、

    brt_tee_4

    それでは、ご確認宜しくお願い致します!

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     BURITSU BOX Tee
    お気に入りのルアーや道具と一緒に色々な思い出が詰まっていくタックルボックス。スタイルは変われど、今も昔もそこは変わらず同じだということが 僕たちを繋ぎます。釣りの日も、釣りに行けない日も、胸に心のタックルボックスを!

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     BURITSU BOY Tee。WE LOVE FISHING. このシンプルな言葉の意味の果てしなさに触れようと、あの日キャストをやめなかった少年は今も、「釣りが好き!」という想いは変わらないまま。ルアーや ロッド、リールにその想いを託すあの瞬間を絵にしました。

     

    僕は「魚釣り」という遊びに誇りを持った一人のアングラーとして、
    こんな活動を続けていきたいと思っています。
    BURITSUの皆様、いつもフルキャストさせて頂いてありがとうございます。
    そして今回、ポチっと購入していただいた皆様、本当にありがとうございます!

    どうかこれからもBURITSUを宜しくお願いいたします!

     

    brt_tee_last

    すみません釣りしてました。

     

    と釣り具 店主 前田でした

    TACKLE DATA

    ZEBRA "SARASA" 1.0
    KOKUYO PRO TRACING PAPER A4薄口

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