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    Shota

    今野ショータ。約7年間イギリスに暮らし、2011年に帰国。ヨーロッパでの経験を生かし、ライター業の傍ら、世界中でクリエイティブワークやファッションの探求をしながら釣り歩く。幼い頃から魚採りに明け暮れ、成長と共に網が竿に変わっただけのフィッシングピーターパン。ネギとタマネギが食べられない。焼きそばはペヤング派。

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もっと冬を楽しむための Yetina(イエティナ)のスウェットシャツ

DATE : 2016.10.31

CATEGORY : アイテム紹介


BURITSUで寄稿を始めた時に最もやりたかったことの一つが、自分が本当にいいなと思えるもの、服や釣り具に限らずカッコいいギアを紹介していくことだったんですが、なかなか書き物スイッチの入らない僕、しかもこれでもファッションにはかなりこだわりが強くて、「もらえたから何か書かないと」みたいなモチベーションでは筆が進まないのです…。しかもBURITSU読者の皆さんはモノへのこだわりが人一倍強い曲者揃いだと思っておりますので、例えば自分自身の時間やお金を費やして見つけた答えだったり、本当に納得のいくモノしか怖くて載せられないんですよ!

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10月はとにかく移動移動の連続で、大阪に始まり長野、東京、そこからタイランドへ行き、中2日明けて気温差30度以上の北海道(!)を目指しました。当然出張や遠征時にはウェア選びはシビアになり、「これ要らなかったわ〜」みたいなものがあると結構凹みます。そして昨日帰ってきたばかりの北海道遠征で大活躍してくれたウェアの一つがYetina(イエティナ)のスウェットシャツ。前シーズンから目をつけていて、今年の秋冬からデビューしたいと思っていたところ、割と突然舞い込んできた北海道の旅の話にニヤリとしてました。

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このYetinaがどんなブランドかというと、とにかく暖かいことがアイデンティティ。その高い保温性を生み出す特別な編地は、40年以上前に考案された丸編機でしか生産出来ないというから驚き。その丸編機に改造を加え、今も職人さんのメンテナンスと調整を欠かさずに行いながら生地を編む。もちろん大量生産とは程遠い効率の悪い作業だと聞きましたが、この特別な暖かさ、肌触りや伸縮性を生み出すにはこの機械しかないのだそうです。それだけでちょっとそそられてしまうストーリーなんですが、やっぱり寒いところで着てみないと分かりません。

YETINA の保温性(イエティナより)

”YETINA を生み出す機械は40年以上前に考案された丸編み機です。B 式編み機をベースに、特殊な起毛を実現するための様々な改造を施しています。
アナログ的な古い機械なので職人さんのメンテナンスと調整が欠かせません。均一なクオリティを保つため、常に目を配ります。
糸は YETINA のために特別に用意したものを使用。これは起毛に最適な配合と撚りをかけています。
これらの糸を使い、起毛に最適な独自の編み目に仕上げます。
 
起毛には様々な方法がありますが、YETINA では特殊な起毛の技術を用いるため保温力にムラがありません。
また、起毛を均一にするためには低速回転であることが必要です。そのため、生産効率は悪く、起毛無しと比べると編み立て数量は半減します。
それでも YETINA の暖かさを実現するためには全てが必要な行程です。
こうして時間をまとい手間ひまかけられた YETINA の生地は、非常に高い保温性と優しい肌触りを誇ります。”(Yetinaより)

YETINA Sweatshirt

写真リンク:Yetina sweatshirt

ということで詳しいことはブランドストーリーを読んで欲しいのですが、デザインは至ってシンプルで、街歩きからアウトドアなシチュエーションまで着こなせるブランクな印象。今回は僕の住む栃木から羽田までの電車移動をアウターをこのスウェット1枚にしてみましたが、まあさすがに10月後半とはいえまだまだ暖かい関東圏。キャリーや釣竿を持って歩くには少々暑過ぎたかも(笑)この軽さと着心地の良さでこの暖かさは、なんかもう十分満足できそうなぐらいでしたが、最高気温5度、下はマイナス2度ぐらいまで冷え込む北海道にわざわざ行くわけですから本番はこれから。

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さて、北海道に来てみた。
この起毛が暖かさの秘密らしい。確かに通常のスウェットの起毛に細かい毛がびっしりと詰まった様に見える。

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現地に着くと早速冷たい風が吹き荒れ、さすがにこれ1枚ではどうにもならない期待通りの状況。そんな中普通のスーツで歩く道民の方には驚きましたが、僕はというとインナーを長袖のサーマル素材に変えるだけで雪混じりの時の外出でもアウターはこのスウェットシャツでやり過ごせました。本当は釣りをする時にも着たかったのですが、ウェーディング主体で袖口も濡れる(釣れれば)のがわかっているので、いつも通り釣りをする時はPatagoniaのナノパフをインナーに。

なんかわざわざ新しく手に入れたスウェット(と言っても自分の中でのカテゴライズはセーター?)びしょびしょにするのもね。ちなみに今回一緒に行ったわけではないので借り物の写真だけど、このブランドを知るきっかけになった釣り仲間の牟田口さんはまあこんな感じでカッコよく釣りしてます(笑)

釣りが終わるとロッジに戻り、そこからお風呂や晩御飯の買い出しに出掛けるのですが、この時にはいつもスウェットを着用。着ていて驚いたのは、暖かさよりも縦にも横にも伸びる伸縮性。結構セーターとかって、腕を上げたり体を伸ばすと、上に突っ張ってしまたり背中が出たりすると思いますが、それがかなり防げている印象を受けました。ニットウェアならではの着心地に、中に薄手のシャツを着ている時でもフラットシーマの縫製のおかげで肌触りもいい。文字どおり生地と生地の縫製部分が平らになるのがフラットシーマで、値の張るTシャツやレイヤリングウェアでもよく採用されている縫製なのです。

 

Yetina pullover hoodie

写真リンク:Yetina sweatshirt

僕はフード付きのレイヤリングや、他のインナーが多いのもあってスウェットシャツを選びましたが、Yetinaではむしろフーディーが伝家の宝刀みたいなところがあるように感じてます。確かにあの素材感で耳まで覆えたら、ウェーダーのアウターの表面を凍らせながら連日立ち込んだあの極寒の朝も、もっと楽しいものになったかもしれないなぁ。耳とうなじから首にかけてが、ある意味生命線なのです。

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向かい風、吹雪にウェアもガイドも凍りつく

ちなみに今回の北海道遠征は、ずっと釣ってみたかったイトウという魚を求めて旅をしたのですが、その辺の詳しい事もまたブログ等で書いていきますよ。なんだか釣り人にとって役に立つのか立たないのかよく分からないアイテム紹介になってしまいましたが、お洒落な釣りアパレルなんて言葉は信じていないので、普通にカッコイイYetinaのサイトを興味のある方は覗いてみてくださいね。

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Shota Jenkins Konno・・・・・・・今野ショータ。約7年間イギリスに暮らし、2011年に帰国。ヨーロッパでの生活やストリートフィッシングの経験を生かし、ライター業、通訳アテンド業の傍ら、世界中でクリエイティブワークやファッションの探求をしながら釣り歩く。幼い頃から魚採りに明け暮れ、成長と共に網が竿に変わっただけのフィッシングピーターパン。ネギとタマネギが食べられない。焼きそばはペヤング派。

参考アイテム

TACKLE DATA

Sweatshirt, Yetina

FIELD DATA

北海道

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