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    Shota

    パックロッドを中心に、ライフスタイルとしての釣りを提案するメーカーHuerco(フエルコ)に所属しながら、世界各地を釣り食べ歩くフィッシングピーターパン。厳しい釣りを強いられても、持ち前のハッタリと語学力で切り抜ける「適当さ」が武器。BIGFISH1983ジャパンアンバサダー、Rマジック・TONEDTROUTプロスタッフ、Patagoniaプロセールスプログラム。ネギとタマネギが食べられない。焼きそばはペヤング派。

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ジェレミー・ウェイド来日!DARK WATERS 怪物魚ナイトに行ってきた

DATE : 2019.06.25

CATEGORY : イギリス, 海外釣行


久しぶりに超有名人に会った!!ってことで、久しぶりに張り切って(怪しいw)BURITSUを更新しようと思っていたら、なんと同じトークイベントに出席していたMr.ノーバイト氏も同じネタで既に更新していた…。被るからやめようと思いながらも、タイトルにもあるジェレミー・ウェイドは、きっと海外の釣りにハマった人なら聞いたことない人はいないと思うぐらい、世界的には超有名な釣り人であり学者でもある面白い人だし、実はイベント後に勢い余って楽屋にも突入してしまったぐらい熱いイベントだったので、後発になりますが書かせていただきます。


Credit: The Telegraph

 

ジェレミー・ウェイドって誰?

僕だけ熱くなっているけど、多分釣りをしていても、彼のことを知らない人は多いかもしれない。確かノーバイト氏もそんなことを言っていた(笑)むしろ釣り人よりも、彼のTVプログラムを見てファンになったという「一般の方(釣りをしないって意味で」がイベントにもかなり多かった印象。

ジェレミーはイギリス出身の生物学者で、アニマルプラネットの「怪物魚を追え!」というプログラムのホストを勤めながら、世界を渡り歩き、数々の怪物魚を仕留めて来た釣り人。釣りという視点以上に、「どうしてこの怪物魚はこんな口や顔をしているのか?」などと言った切り口でのトークも興味深いのです。イギリスでパイクが釣れて、現地の友人に写真を見せた時に、「Have you seen River Monsters? / 怪物魚を追え見たことある??」と聞かれて彼を初めて知ったんだったなぁ。当時あまりテレビを見なかったし、まさかイギリス人にこんな人がいたなんてって衝撃を受けた。

 

River Monsters から DARK WATERS へ

さて、このイベントが何だったのかというと、新しくアニマルプラネットでジェレミーの新シリーズとなる「ダークウォーターズ」の放送を記念してのトークイベントで、生物ライターとして知られる平坂寛氏とのトークイベントだったのです。ジェレミーが釣り人だからといって、ある意味そこにあえて釣り人を持って来ずに、平坂さんのようにジェレミーと同じく学者的目線で話を出来る人を選ぶあたりが、何だか妙に納得出来て、トークもとても面白かった。


Credit: #gasagasa

初めて生で聞くジェレミーの声はとても紳士的で、いつものクタクタになったシャツを羽織って笑顔で質問に答えたりする姿を見て、きっともっともっとファンになってしまった人も多いと思った。記念写真を撮る時やサインをお願いした時もとても親切に対応してくれて、何よりパーチ(イギリスの淡水魚)のTシャツを着ているのを一番に気づいてくれて本当に嬉しかった(笑)

どんな番組かどうかなどについてはNoBITE氏がしっかりとPRしてくれていたので、僕はジェレミーに対して自分の受けた印象と、トークの中で語られていた彼の釣り人としての原点や、日本で釣りたい魚などについて書いてみようと思う。通訳さんもいたし、これでもイギリス英語は得意な方なので間違って理解したりはしていないはず…

ジェレミー少年の初めての釣り

ジェレミーが幼い頃、彼の家族は水辺のすぐ側に暮らしてはいたものの、家族の中には誰も釣りをする人はいなかったと話していた。網で生き物を探したりしているうちに、いつの間にか親から安い釣り道具が買い与えられて、その時に初めて釣れた小さな魚がターニングポイントだったそう。その1匹はジェレミーにもっと大きさ魚を釣りたい!もっともっと魚について知りたい!という強烈な好奇心を与えることになったらしい。

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Credit: Jeremy Wade

今も子供みたいだけどねw

ちなみに後に語られた平坂さんのケースも不思議なぐらいによく似ていて、僕は周りで釣りや魚が好きな人たちともキッカケはほとんど同じなんだなぁと感じた。僕自身も網から竿へ持ち替えただけで、原点はそんな好奇心だったのをよく覚えている。まあその後の生き方で随分と差は出てくるけれど…(苦笑)

挑戦状という名の招待状

僕はこの言葉が平坂さんから出た時に、ロマンチストだなぁと思った。スライドのデータを作っているときはジェレミーに「俺もこんな魚を釣ってるんだぞ!すごいだろ!!」と挑戦状を作っている勢いだったという想いが、彼に一目見会ったらそんな気持ちは消えて、むしろこんな魚が日本にもいるから、また必ず日本に来て欲しい!と思ったと話していたけど、多分最初から招待状だったんだと思う。


Credit: #gasagasa

その中で、僕から見てジェレミーが一番興味をそそられていたのは「アカメ/Lates japonicus」だった。当然バラマンディやナイルパーチといった数々の近縁種を釣り上げたことのあるジェレミーが、意外にもアカメのことは知らなかったのだ。「日本にもこんなラテス族の魚がいるのを初めて知ってとても興味深いし、ここでこの魚について知ることが出来たことに感謝します。もう随分と短くなってしまった”釣ったことのない魚リスト”に追加しました。」と嬉しそうに言っていた。僕が訳すとジェレミーの話はつまらないみたくなってしまうところが自分で笑えるけど、かと言って「日本にもこんなイカしたバラマンディ的な魚がいるんだね!オラワクワクすっぞ!」みたいなテンションではなく、結構落ち着いてたんです(笑)

後は深海魚にも興味津々だったように思う。実は日本って起伏の富んだ、深海にすごく近い地形に位置していて、ジェレミーにとってもまだまだ未開拓な部分があるそうな。新番組は淡水に縛られず、各国の海や、伝説として伝えられる生き物を追い解明するといったドキュメンタリーな面も多いみたいで、DARK WATERSというタイトルはバッチリだなと思った。

ジェレミーのシャツ

トークイベントの最後にお決まりの質問コーナーがあり、質問の一発目に高々と手を上げたのは僕の隣にいた片桐氏だった。ジェレミーの番組は全て観ている大ファンであり、自身も世界各地で釣りをしている怪物魚好き。これはかなりコアな質問をするに違いない。

「僕の趣味はコスプレなんですが、過去にコンゴでゴライアスタイガーを釣った時やピラルクーを釣った時にも、今日着ているシャツを着ていたと思いますが、そのシャツはどこで売っているのか、同じものを買いたいので教えていただけないでしょうか?むしろ今着ているシャツを売ってください!」

シャツ!!

多分この質問で会場の質問へのハードルが良い意味で下がったと思うし、結構皆知りたいことなんじゃないかと思った(笑)確かにジェレミーって何を着ているとか、どんな釣り具を使ってるとかって多分全くどこでも語られてないのだ。そしてその答えはと言うと、


Credit: #gasagasa

「このシャツは*******と言うメーカーが作っているもので、僕も買えるのなら同じものをまた買いたいんです。と言うのも、実はこれと同じシャツはもう作られていなくて、残念ながら今着ているこのシャツが最後の1枚なんだ。」

と言うことで、ジェレミー自身も探しているぐらいのものだそうで、当然譲ってもらうことも出来ませんでした(笑)でもなんか、同じシャツを何枚も買って着倒してしまうところとかにも、彼の人柄というかスタイルが滲み出ていていいですよね。襟付き推進派の僕としても、こんな感じのシャツファッションが釣り人の間でもっともっと流行らないかなぁと思います。むしろ、これと同じシャツを作ってジェレミーにプレゼントしたらいいんじゃないだろうか?どこかメーカーがやってくれることに密かに期待しておこう。

と、ちょっとノーバイト氏とは違った切り口でジェレミーを紹介してみました。このトークイベントの後、YouTubeでもライブ配信を行ったそうなので、彼ってどんな人??と思った方は是非その模様もチェックしてください。

怪物魚を釣ろう

ジェレミーが日本の魚に興味を持つように、日本にもまさに怪物魚と呼べるような巨大魚が存在するし、必ずしも海外を旅しなければいけないことはないのだけれど、タイムリーなイベントを企画しているので一応ご紹介。

タイランドでバラマンディや巨大ナマズ、ジェレミーも釣っているピラルクーなどの魚が釣れる釣り堀を回りながら、ロッドの試投会をしちゃいます。初心者の方や海外釣りが初めての方でもスタッフがサポートしますので安心してください。ひょっとするとこれがキッカケになって、こんな釣りや旅にどハマりしてしまう人がいるかもしれません。最高です。だけどそんな好奇心をくすぐることが出来て、ついでのついでぐらいに竿にも興味持ってもらえたらいいなぁと思ってます。興味のある方は下記リンクよりサイトの詳細をのぞいて観てくださいね。

Huerco Travel 2019 in Thailand

 

 

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