海釣りメインなので潮は常に意識する。
準備のときには月齢をチェック。
潮回りが大きければ重めのジグやヘッドを中心にパッキング。
小さければ、ルアーも小さめをチョイス。
釣りをはじめるときに今日の潮をチェック。
でも釣りをしてる間に満潮の時刻も干潮の時刻も忘れてしまう。
スマホアプリの潮汐アプリをいろいろ試した。
いちいちスマホを取り出して確認するのも面倒だから、apple watchで見られる潮汐アプリ・・・は無かったから作った。
機能的には大体満足なものができた。
釣りをはじめるタイミングでGPSで場所を設定しておけば潮汐データが腕で見られるようになるので釣りの時も便利。
だがしかし、こいつは1日でバッテリが死んでしまうのだ。
いや、正確には1日もたない。
初代から最新のSeries6までひとおとり買って試したが、(初代に比べたらだいぶ改善されたものの)この悩みはいまだについてまわる。
毎日帰宅したら外して充電スタンド(こいつも机上で案外場所をとる)にセットして、が厄介だ。
特に(釣り以外も)出張・外泊時はlightningケーブルよりかさばる充電ケーブルを持っていかないといけない。
せめてiPhoneからリバース充電できれば良いのだが未だにそれができない。(なぜ…)
というわけで結局AppleWatchは私の生活の中でだんだん影が薄くなり、結局ほとんどつけなくなってしまった。
最近は新機種でたら買うけれど数日つけてみてお蔵入り。
どうも日常生活のリズムの中にスムーズに入ってこない。
基本機能に絞って時間と潮が腕で見られれば良い、と割り切って時計を探したら、まず目についたのはG-SHOCKのサーファーモデル。G-LIDE GBX-100-1JF 。
bluetoothがついていてアプリとも連携できるが、手動で設定を変更するときとスマホの通知がG-SHOCKに来る程度の最低限。
半スマートウオッチ、という感じか。半分も行ってないか。
電池は内蔵電池で2年。
“こう言うのでいいんだよ。”
自分が転んだログをクラウドに上げたいわけではない。
血中酸素濃度を記録したいわけもはない。
最低限の機能が最低限の手間で使える、このモデルを購入。
デザインもあまりガチャガチャしていなくて日常でも目立たず使える。
届いたらなんとも簡素パッケージ。
スーパーで吊されているような、お菓子や電池が入ってそうな打ち出しのプラスティック。
定価約25000円の時計でもこんなパッケージなんだな。
一瞬、パチものかしらと思ってしまった。
Appleのパッケージングに慣れすぎてしまっていた。
パッケージはともかく本体はなかなか良い感じ。
軽くて1日リールを巻いていても(私はリール左巻き)違和感がない。
反転表示のMIP液晶が思ったよりしっかり黒と白が出ていて直射日光下でも見やすく、フォントも視認性が高い。
いくつかある表示モード、それぞれが結構メリハリがついた画面デザインなので時刻だけ見たいとき、潮汐表メインで見たいとき、という使い分けがとても効いている。
トレーニング関係の機能や消費カロリーも測ってくれるらしいが、私は全無視。(釣り以外の運動に興味なーし)
ベゼルのステンレスが効いていてそこらにぶつけても気にならない。
ヘアライン加工になっていて傷も目立ちにくい。
iPhoneのカメラではヘアラインでないか。
アプリ連携はいろいろな操作でスマホと時計の間の通信にいちいち時間がかかるのでそこが改善されれば問題なし。
bluetoothのどのプロファイルかはわからないが、さすがにもう少し安定して速くてもよいだろう、と。
中途半端にスマートウオッチ”っぽい”からかナンデ?という部分もちょこちょこあり。
たとえばストップウオッチ機能への切り換えに数秒かかる。
どうやら別の「モード」に入ってしまうらしく、切り替えが重たい。
そして、なぜか最小単位が「秒」。1/100秒単位で測ってくれても良いのでは、と思うのだが液晶表示が間に合わないのだろうか。
当面、釣りの時はappleWatch置いてG-SHOCKで運用してみようと思う。
私の机の上に転がっているバッテリーの切れたappleWatchは、もう海を見ることはないだろう。