2000円で(何度も)遊漁船に乗ろう、と書くと勘の良い方はすぐ分かるかも。(勘の良い方はここから3パラグラフパスしてください。)
そう、ふるさと納税です。
2008年に始まって早10年近くになるふるさと納税、民間サービスの頑張りもあって近年は魅力的になり知名度も上がってきました。
好きな地域の好きな政策に貢献できてお礼まで受け取れる。
自己負担は(やり過ぎなければ)2000円。使わなければ。
この資料によると2015年度で726万件。そしてグラフの形も指数関数的になってきたのでもはやキャズムを超えたと言っても良いのでは。
ところで、ふるさと納税って納税じゃなくて「寄附」なんですよね。
寄附が税金から控除される、のであくまで寄附。
納税って言うより寄附って言った方が気持ちいいですよね。
名前がイマイチ。
とそんな雰囲気に水を差したのが総務省。
今年4月の通知で「返礼品の価格割合を3割以下にせよ」とガイドラインを制定。
強制力はないものの、あちこち萎縮してしまっている。
見直しの目処が6月いっぱいと言われていて7月以降は返礼品が「しょぼく」なってしまうと言われていました。
釣り人的に気になるふるさと納税もいくつかあり、私が寄附しているのがこちら。
千葉県 いすみ市 K01 釣り船乗船1名様
真鯛の一つテンヤのメッカ大原漁港/太東漁港のあるいすみ市の遊漁船乗船券。
25000円の寄附で1回乗れます
対象の船は夷隅東部漁業協同組合のリストのほとんどをカバーしているようです。(返礼品のチケットにリストが同封されていますが、見比べると一部対象外の船がありました。)
東京湾をホームとするスクーターフィッシャーマンにはなかなか行かれない憧れのフィールドながら乗船代の相場が少しお高い(半日12000円程度)。1日乗ると24000円。
これが無料になるのはとてもありがたい。
私は去年の分も含めて6枚ストックしてあります。
寄附の使い道はもちろん、「豊かな自然と生活が共存するまちづくり事業」。
自然あってのモノダネです。
おまけで、ムーミンと菜の花畑で有名ないすみ鉄道の乗車券もついてきます。
25,000円の寄附で12,000円程度のリターンなのでこのチケットが7月以降無くなってしまうのではと心配していたのですが、7/1正午を回っても削除されていないので生き残ったのでは、と推測。
インバウンド効果抜群の乗船券、無くなりませんように。
いすみ市以外にも乗船券を返礼にしているふるさと納税はいくつかあるようです。
近場の勝浦とか・・・
千葉県 勝浦市 12.半日乗合船 釣り体験
愛知とか・・・
愛知県 南知多町 No.073 片名 松新 船釣り体験
北海道で鮭とか・・・ (ただし10万円!)
北海道 白糠町 北海道といえば、秋鮭!イカ!の船釣り体験
遊漁船以外に管釣りや海上釣り堀、釣り具なども。
裾野フィッシングパーク
ヘラ竿!
これからは寄附もモノ消費からコト消費へ。
ふるさと納税自体には賛否ありつつも、どうせなら有効活用して釣りに行きましょうー