AUTHOR
JUICY
『これは夢なのか、現実なのか・・・。暑い真夏の夜、過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する』
『人は皆、己自身が震えたつが如き怪物を飼っている。
怪物をむき出しにする種族は、地下の煉獄へ追いやった。
地の底に人が作りし煉獄で彼は生まれた。
誰よりも己の内なる怪物を彼は憎悪し、彼は愛した。
彼は第二の母と、彼らを地下に追いやった者達の住む世界へと登った。
だが、その時既にして、地上の世界はそこに居続けた人々と同様、ゆっくりと死の時を待っていた。
地上は冥府。
人という種と、人という種が築いた世界の黄昏。
彼は、そこで父と言う名の亡霊と出会った。
彼と共に居た、彼の第二の母は、冥府に留まった。
そして彼は再び、彼が生まれた地下の煉獄へと戻る。
そここそが、彼の生きる世界。
煉獄こそが、人なる種族が最後にいるべき世界。』
RELATED SITE
先日、アングリングバスの取材で霞ヶ浦で2日間、ロケをしてまいりました。
晴天無風のまさに酷暑のなか、朝の4時から夜の7時まで、釣りはみっちり1日15時間。
体力的にもかなり厳しいロケでしたが、素晴らしい釣果に恵まれましたよ。
そういえば、道中、カブトムシが落ちているのを発見しました。
暑さでやられてしまったのかぐったりとしていましたね。
僕はムシ全般がニガテで触れないので、同行の編集者さんに持ってもらってパシャリ。
さて、今月もルアーマガジンとルアーマガジンソルトが発売になっています。
ルアーマガジンソルトは、一度読んだことのある人ならお分かりいただけるともいますが、とにかく情報量が凄まじい。
今月号もかなり細かく情報が詰め込まれているので、かなり読み応え充分な内容になっています。
ルアーマガジンは伊豫部健さんが表紙。
この時のロケに同行させてもらったのですが、スイムベイトをメインにかなり良い釣りをされていました。
イヨケンさんは昔からファンでしたが、しっかりと釣りを見させてもらうのは今回が初めて。
2日間、ロケに同行させてもらって、釣りの腕もさることながら、本当に人間性が魅力的で、さらにファンになってしまいました。
イヨケンさんをひと言で表すなら、“笑顔”でしょうか。
常に元気で、ポジティブで、笑顔が絶えない。
それでいて、年上の人に取っては弟や子どものように、年下の人に取っては兄貴やお父さんのように頼れる存在。
ロケでは野池で小バスを釣ることもあったのですが、
イヨケンさんは、釣ったバスの大きさに関係なく、心から釣りを楽しんでいるんですよね。
一方で、イヨケンさんは、海外トーナメントでも活躍しています。
帰着遅れを逃れるために細いカナルを全速力で駆け抜けた話や、エリアに早く行くために、他のプロとボートレースのように、近づくタンカーと岸の間をギリギリの隙間とタイミングで走り抜けた話。
ほかにも海外で起こったいろいろなお話は、スケールが大きすぎて、まるで御伽話のようでした。
イヨケンさんが大事にしているのが、“Fish it Easy”という精神。
いつでも、みんなと、明るく、楽しく、ハッピーに。
目指すは、世界平和です。
世界平和という言葉が大げさでないくらい、イヨケンさんの周囲は笑顔であふれています。
イヨケンさんがロケをすれば、自然とファンが集まって、差し入れをしてくれます。
そのファンは、中高生が多かったですね。
そんなファンと、イヨケンさんはロケ中でもファミリーのように接しているんです。
バス釣りの未来が明るいものかどうか。
それは、イヨケンさんのようなアングラーがどれだけ増えるかが大事なような気がします。