AUTHOR
JUICY
『これは夢なのか、現実なのか・・・。暑い真夏の夜、過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する』
『人は皆、己自身が震えたつが如き怪物を飼っている。
怪物をむき出しにする種族は、地下の煉獄へ追いやった。
地の底に人が作りし煉獄で彼は生まれた。
誰よりも己の内なる怪物を彼は憎悪し、彼は愛した。
彼は第二の母と、彼らを地下に追いやった者達の住む世界へと登った。
だが、その時既にして、地上の世界はそこに居続けた人々と同様、ゆっくりと死の時を待っていた。
地上は冥府。
人という種と、人という種が築いた世界の黄昏。
彼は、そこで父と言う名の亡霊と出会った。
彼と共に居た、彼の第二の母は、冥府に留まった。
そして彼は再び、彼が生まれた地下の煉獄へと戻る。
そここそが、彼の生きる世界。
煉獄こそが、人なる種族が最後にいるべき世界。』
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昨日、シーバスを求めかなり上流まで釣り登って行ってきました。
エリア的には、ほぼ淡水。バスやライギョ、ナマズを釣るのにぴったりの場所です。
数年前、鬼怒川でシーバスを釣っている人を目撃し、
淡水域にもシーバスが上がってくることを知りました。
そこでは実際にランカーサイズが泳いでいるのを目視で確認できましたし、
何度か挑戦してみたのですが、釣果はなし。
本来のシーバスの習性から考えれば、このような淡水域にまで上がってくる個体は
完全なるアノマリーで、その数は限られてくるはずです。
しかしながら、ベイトがいれば、堰を超えてシーバスはどこまでも登ってくるんですよね。
今では、“渓流シーバス”とも呼ばれ、
全国のいたるところで多くのアングラーが手にしている上流域のシーバス。
昨日はひょんなことことからお誘いを受け、かなりの上流域まで釣り登ってきました。
釣りは夕方からスタート。
まず最初のエリアは、支流の支流、川幅25メートルほどの何の変哲もない小川です。
正直、半信半疑でした。
無理もありません、周囲は田んぼがあって、雰囲気的には霞ヶ浦や牛久沼、
印旛沼などの支流のような感じです。
とりあえず、なにかしらチェイスでもあれば良いかと、ジョインテッドクロー148改を投げていると、
コツッと何者かのバイト。
その正体を確かめるべく、もう一度同じコースを投げると、
またしてもコツッという小さいバイト。
思い切りアワセると魚の重みが乗りました。ヒットです。
その瞬間、水面近くまで浮かび上がってきたのは、大口を開けた銀色に輝く紛れもないシーバス。
目測で60センチクラスでしょうか。
しかしながら、その姿を確認したと同時に、ふっとルアーが外れ、痛恨のバラシ。
いやぁ、悔しかったですね。
半信半疑だったのがいけなかったのでしょう。
シーバスがヒットすることをしっかりと予期していたら、
あるいはバラさないように体が動いていたのかもしれません。
ともあれ、バラした魚は帰ってきません。
他にもいろいろと場所を探索し、さすがにこれ以上はどんなフィッシュイーターも
上がっては来れないだろうという堰まで到達。
他の釣り人から見たら、絶対にシーバスを狙っているなどとは思わないでしょうね。
そこでも同じくジョイクロ148でヒットがありましたが、こちらもあえなくバラし。
ただ、こちらは引き的におそらくナマズでしょう。
あえなくノーフィッシュに終わった最上流域のシーバス探索。
ですが、これからの最盛期に向けて、まだまだ挑戦していこうと思います。
TACKLE DATA
ロッド:モンスターキス/MV-65
リール:DAIWA/タトゥーラ7.3L
ライン:PE2号+リーダー25ポンド
ルアー:ガンクラフト/ジョインテッドクロー148改