BURITSUと切っても切り離せないポイント。
赤坂見附の交差点から見下ろすお堀にある弁慶橋フィッシングセンター。
誰と話しても、とにかくみんな弁慶大好き。
そしてみんな口をそろえて言うのだ。
「弁慶の釣りはバス釣りじゃない。”弁慶の釣り”なんです」と。
うーん、どういうことだ。
よくワカラン。
中学校・専門学校の頃、ちょっとだけバスをかじって以来、釣りからしばらく離れてしまって2年前に再開した私の最初のターゲットはシーバスだった。
堤防から思いっきり1ozのバイブレーションを投げる気持ちよさ。
潮の読みが当たって海底から引きずり出した魚体。
釣りをしていると、当然バスの話も耳に入ってくる。
15年ほどのブランクを経て完全な浦島状態。
なんでノーシンカーをベイトリールで投げているんだろう。
釣り竿と言うより物干し竿みたいなロッドで2ozもあるあの馬鹿でかいルアー投げてるのはJoke?
昨日嫌なことでもあったの?
魚を釣りたいの?散らしたいの?
なんで50up、60upがポンポン上がってるの?(当時60cmなんて幻だった)
などと思いつつ手を出さ(せ)ずにいた。
そして今年3月末、弁慶通い時期になってきた、と耳打ちが。
都会の真ん中で最先端のタックルで武装した猛者達と日々渡り合っているバスはどこまでスレているんだろう。
そう思っていたら、今はまだトラウトの時期だという。
釣り堀になっているイケスから逃げ出して野生化トラウトがお堀で遊んでくれる。
4月後半になってバスの時期になってるとトラウトはやりづらくなるから、トラウトやるなら今ですよ、と。
そのとき、なぜか「トラウトならもしかしたら釣れるかも知れない」と思った。
中学生の頃、親に連れて行ってもらった管理釣り堀の記憶がよみがえった。
ボートシーバスで遊ぶために、ライトのバスロッドは持っている。
リールは、ちょっとサイズ合わないけれどなんとかなるだろう。
よし、行ってみよう。
捨てられずに実家から捨てられずに一部引き上げてきた20年前のタックルを引っ張り出してみる。
MITCHEL 308。
今から見たら嘘みたいなチャチなリール。
これで魚釣れてたんだよなぁ。
さすがにこのリールは使えない。再度封印。
好きで買いだめしてあったcoatacのスプーン。
いつの間にか倒産していた。
REDELのバッタも懐かしい。
これも当時のまま。
さすがにこれだけでは最近のトラウト君に鼻で笑われそうなので、いくつかスプーンを買い足して、弁慶朝一(と言っても9時)の出撃に備える。
さて、実際の釣行はまた次に。