【モテ男は押さえてる】合コンで『休日何してる?』と聞かれた時の正しい答え
というものを最近ネットで見かけました。
モテ度が◎なのは
「ドライブ」「トレーニングジム・ジョギング」「映画」
モテ度がXなのは
「ゲーム」「仕事」
そして。。。。
(え・・・・・・何が楽しいの?って、分かりたくもないけどww)
wwがさらにダメージを大きくしま。。。。す。
こんなタックルでシーバスやらねーし、持ち方どうなのよ?とかは言いません。
「と、とりあえずドライブで旅に出て映画をみて朝ジョギングしてきます(汗)」
少しだけ心がささくれました。
少しだけですけど。
この「モテる」っていうキーワードがとてもチャラチャラしているので与太話で終わらせてしまってもいいのです。
でも、この「モテる」を「社会的評価」に置き換えてみると、全く無視してかかるのは早計かもしれません。
なにか理由があるはずなのです。
要するに「文化的にも社会的にも成熟した男性がやるような事には見えない」と感じる人がそれなりにいる、という事。
その点の解決とまではいかないけれど、釣りを広く捉えて社会的な問題点を見てみようということで少し硬い本を。
簡単に要約すると
・漁獲高が減っている日本の漁業>補助金漬けの体制と、漁獲高の規制法に問題がある
・海外の事例をみると、法整備によって漁獲高をコントロールし、結果として質の高い魚を供給する事で漁業が成立している
・良い方向転換が図れるような働きかけの実情
について書かれています。ご興味ある方は是非読んでみてください。
豊富なデータと現場の体験によって書かれた資料は読み応えもあり、説得力があります。
水産資源という点から釣りを考えると、アングラーはどうしても「漁ほど釣りって魚取れないし、そんなに影響がない筈」
というロジックに入り込もうとしがちなんですが、そのあたりが「非モテ」につながって行くような気がしてなりません。
趣味の世界だからこそ、知識と経験を得ることで、視野の広いアングラーになりたいと思います。(モテなくてもいいから)
思い返せば、、、心当たりは沢山。
・慣れない人がポイントに入ってきただけで嫌悪感を出したり
・初心者に教えることを嫌がったり
・教えている人をみて、俺のが上手いとか言ってみたり。、、(自分でやれば!)
・場所を独占しちゃう遊漁船の常連さんだったり
・そもそも初心者をちゃんとケアしてくれる遊漁船がほとんどなかったり
もう、あげだしたらキリがない。釣り人/釣り業界が少し意識するだけで変わると思うんですが。
同じくアウトドアの趣味でも、ジョギングや登山、サーフィンが評価されているのは、
その意識の高さやファッション性だけでなく、ちゃんと門戸を広げて受け入れる体制がしっかりしているのも要因ではないでしょうか。
おかげで正しい理解を得られるチャンスが増えているように思います。
「単純に人より多く、大きいの釣りたい」っていうのは本能だから隠しようもないし、そのおかげで技術やタックルの向上がある。
ただ、それだけではない健全な精神性を持ち合わせながら、人生を豊かにするために釣りをしたいなと思っています。
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