コロナ禍の影響で遠征の企画もままならないので、過去写真を見ては想いを馳せています。昨年の久米島キハダ遠征、過去一番というくらい魚の反応は薄かったのだけれど、それでもなんとか喰わせた一本と、素晴らしいロッドについて微かに記憶が残っているうちに備忘録として残しておきたいと思います
その前に大事な写真を。
潮周りもそれほど悪くなかったのだけど、実際には1ノットも流れない。周りの船も芳しくない釣果。キャスティングのチャンスもほとんどなく、ジギングに専念するも小さなサイズにも苦戦するような状況で、魚探にまれに映る魚影に、レンジを合わせる時間が過ぎていく。メンバー5名にてひたすらスロージギングでいろんなメソッドを試すも不発。実績的にもスロージギングに圧倒的に優位性があるのだけど、ふとミラクルジムのこんな発言を思い出していた。
「釣れない時ほど大きなルアー・派手なアクション」
確か記憶では「だって餌釣りの時だったら大きい餌でアピールしたりするでしょう」的なことをおっしゃっていた。なるほど。
八丈島のカンパチ用に購入していたロッドに慣れるため持参していたNatureBoys の IRONWILL59 に SEAFLOOR CONTROL の MESSIAH のセットで通すことを決めて、しっかりとスライドさせるスピニングのハイピッチジギングをやり続ける。
このロッドのまず凄いところは、300gのハイピッチをやり続けても本当に疲労感が少ないこと。3日間の遠征だと「疲労のマネジメント」をしないと釣り自体が楽しめなくなってしまうけれど、本当に体が楽。フォールも早いこのやり方は、いち早く狙いの水深へジグを届けることもできる。
そして、160Mの水深に移った魚に200Mから誘い上げてくると待望のヒット!
灼熱の中、疲労も蓄積される中、ファイトは随分このロッドに助けられました。リールもノーマルギア・ロングハンドル(STUDIO OCEAN MARK)への換装も疲労軽減に役立ちます。
食い渋りの際のメソッドとして、ハイピッチのジギングも視野に入れて、また次の遠征を組み立てたいと思います。今回は釣果に恵まれなかったですが、気の合う釣友との旅はとても楽しい。また、気兼ねなく遠征にいけるような社会情勢を準備をしながら待ちたいと思います。
釣友と海に感謝です。また次の旅を企画しましょう。
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