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    Yoshihiro Saitoh

    シーバスからオフショアまで主にソルトのルアーフィッシングを楽しんでいます。東京在住。東京湾-相模湾-玄界灘。たまに遠征も!

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    エリア10はこう動かしてます:東京湾奥バチ抜けシーバス後半戦おさらい

    DATE : 2018.05.10

    CATEGORY : 釣行記



    湾奥シーバスではみなさんお世話になっている(はず)のエリア10。多くの釣具屋さんでもオススメしてくれる実績ルアーなのですが、ちょっとした気遣いでバイトが出たり出なかったりするので、個人的に試して見た方法をいくつか備忘録がわりに書いておきたいと思います。

    (以前書いたフックチューンの記事はこちら!

    「ほっとけ」の誤解

    よく、エリア10は「投げてほっといても釣れる!」と言われます。ここに誤解があるように思っています。
    「ほっとけ」=ルアーは動かない。ではないということ。潮の流れに完全に同調している浮いたルアーはただのプラスチックゴミと一緒。
    生き物としてシーバスに認識させるには、微かにでも動くことが大事ではないかと。

    実際のフィールドでは

    「風の影響」でルアーが潮と違うベクトルの運動をしたり
    「リーダー・ライン」が潮や川の流速の違いでルアーを引っ張ったり

    することで、ほんの少しだけルアーに動きが入る。これがほっとけで釣れる正体だと思っています。

    この釣り、自分はドライフライの釣りによく似ているなと思っていて、ラインドラッグを意識してルアーを流すようなイメージを持っています。
    ドライフライはドラッグを完全に抜く釣りですが、上記のように少しルアーをラインで引っ張りたいので
    「ラインテンションを抜く」「少しだけ入れる」をロッドを使って調整するイメージです。PEラインは水面に浮くのでどんどんルアーを引っ張ってしまって妙なドラッグがかかり過ぎることが多いので、ロッドを高くあげて回避したり、逆にロッドでラインを送り込んだりもします。なので自分は長竿の方がやりやすくて、釣り場の環境が許せば9.5フィートクラスの竿をよく使っています。

    「超スローは釣れる」けれど。。。

    バチシーズンで、エリア10で釣れないのは巻き速度が早過ぎるから、出来うる限り最も遅い速度で引くべし、ということはよく言われています。「どのくらいの速度?」と聞かれたら、カタツムリから蟻の速度の中のどれか、と言うようにしているくらいですが、意外とバチって早く動いてたりすることも多いし、本物のバチよりも目立たせたい時に使っているのが「竿をあげた状態でのリトリーブ」
    エリア10はティップを下げて巻くと数十センチはレンジが入るのですが、竿をあげて引き波を強く出しながら少しだけ巻き速度を付ける。もちろん普段のミノーやジャークベイトの釣りに比べたら遅い速度ですが、バチとしては少し早いかな。。。。と言う速度。
    水面が荒れ気味の時などは試してみると結果が出たりする。。。かもしれません(そう言う時もありました)

    いよいよ終盤のバチ抜けシーバス。数釣りも楽しめる時期なので仕事は早く切り上げて、フィールドに出かけましょう!

    小さい子供でも、この通り!

    TACKLE DATA

    Rod:EARLY 95ML / YAMAGA Blanks
    Reel:CERTATE 3012H/ DAIWA
    Line:G-soul X8 UPGRADE 0.8 / YGK

    FIELD DATA

    東京湾奥

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