前回のブログで「よく使う」と書いたエリア10。ルアー一つ2000円コースがデフォルトになりつつあるこの時代、実売1000円を切る値段でカラーもたくさんあるので重宝しますが、だんだん自分の通う場所、釣り方に即した釣り方に合うようにすごく簡単なチューン>フックチューンをするようになりました。
ノーマルでもとても良く釣れるルアーなのですが、というかもちろんノーマルが一番良いのでしょうけれど
1.流速の早い場所のドリフトに対応したい。
自分の通う場所は潮によっては流速も早い。その流れの中でも流して使えるようなルアーにしたい。
アップだけなくダウンクロスでも使えるように。
2.大きいサイズの魚を獲りたい。
現状付いているST36-#8のフックではフック伸びがあったりと、大型の魚には一抹の不安が。
シャローに岩礁が絡むエリアなのでパワーファイトが必要なシーンもあるので。
という2つをクリアするためのチューンです。
「秋のチューン」
サッパ、ハク。流れてくるベイトを積極的に捕食するイメージに合う流し方をしたい。
・アップクロスからダウンまでラインの微テンションを出し入れしつつ
・きっちりと流しきって、ポイント入ったら少しだけロッドをあおってルアーをアクション
・その後ステイさせた瞬間にバイトが出るので
ちゃんと流れを噛んで、ノーマルより一段下のレンジを流せるようなチューンです。
その前に、おさらい。両方ともノーマルフックのチューンなしの写真です。(いつもは塩入れたお風呂でやりますけれど今回は洗面器で。すごい大量の塩が必要なのとビジュアル的に難アリなので、、、釣りガールのコンテンツならすごいPVになりそうだけどwwww)
上はウェイトを戻した状態。下はウェイトを戻さない(キャストしっぱなし)の状態。基本はウエイトを戻して使うので、キャスト後すぐにテンションを強く入れてきっちりウェイトを移動させます。バチの季節はあえて戻さないで引き波を強く出す方法もありますが、秋の釣りでは「水平姿勢」が大事です。
使用するのはSPMHの#4と#5。フロント側に#4 リヤ側に#5 真ん中のフックは外します。
下がチューン後。上がチューン前。ほとんど同じ姿勢で浮きますが、実際に流していくとノーマルより一枚下のレンジに入るのと、アクションさせた時の頭の潜り方がシャープになります。青物のダイビングペンシルのフック選択で前後異サイズのフックをつけてダイブしやすくしたりする工夫の応用です。
ちなみに両方#4にするとシンキング仕様になります。イメージとしてはマリブより少し上ぐらいのゾーン。
上が#4と#5、下が#4と#4。このタイプも必ず一つタックルボックスに忍ばせています。
「冬〜春のバチチューン」
バチが流れていく季節は「水面引き波系」がセオリーだけれども、流速があるエリアではそもそも巻かないで「ほっとけ」にするケースが多い。放っておいても不自然でないようにより水平姿勢に。そして、やっぱりフックは強い方が良いけれど、繊細なバイトが多い季節なのでフックサイズは下げたい。ということでバチの季節は
SPMHの#8。サイズはノーマルと一緒ですけれど太軸にしてこちらも2フック仕様にします。
ノーマルよりも浮力が強く、より水平姿勢をキープして流れていきます。
使い方はバチが体をくゆらすように、細かく1-2秒シェイクからのほっとけ。で、しばらくしたらまたシェイク。を繰り返します。
普通に引き波で微テンションで使うこともできますが、その時はウェイトを後方に置いたままの方が強い引き波が出せます。
いろいろなルアーを試すのも楽しいけれど、簡単なフック交換でいろいろな性格が出せるのは地道な研究で入浴がが楽しいです。よくのぼせています(笑)
なんとなくしっくりこなくて投げなくなったルアーなんかも蘇らせたりできるかもしれないですね。何かの参考になれば幸いです。
時間がない時はこのルアーしか持っていかないこともあるくらい信頼しているルアー。安価だし(しつこい)飛ばないけれど応用も効く。まあでも困ることも。
いいサイズをかけて「バレたー」っていう事があった後、明るいところでよく見たらルアーが割れてました。ぶつけた記憶はないんだけれど、だいぶ使い込んでたから。。。。仕方ないかな。一個だけ買い足します。
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