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    Yoshihiro Saitoh

    シーバスからオフショアまで主にソルトのルアーフィッシングを楽しんでいます。東京在住。東京湾-相模湾-玄界灘。たまに遠征も!

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    釣りの帽子を試してみる(BURITSUオリジナルキャップが出来るかも!?)

    DATE : 2014.09.29

    CATEGORY : fashion


    buritu

    只今BURITSUではチェアマンを中心に、オリジナルのキャップを作ろうとしております。細かい所に拘るメンバー達ががんばってくれているのでもう少し時間がかかりそうですが、とても楽しみ。ちょっとだけサンプルの写真を公開です。

    このキャップが出来るまでの間は帽子なし、という訳にもいかず。。。夏のシーズンを過ごす為に帽子を買う事にしました。キャップが来る予定なので、ハットタイプで探してみました。オフショアにも出るのであごひも付いている物が条件です(ここはソルトフィッシングらしい特性かもしれません。風が相当強いので)あんまりきつきつで被ると自分は頭痛してきたりもするので、あごひもはとても助かります。

    1.patagonia SUN BOONEY 

    patagonia

    ブランドサイトより拝借

    2.mont-bell フィッシングハット

    montbell

    通販サイトから写真拝借

    この2つを購入して試してみました。自分なりの比較をしてみました。
    (Pはpatagoniaについて Mはmont bellについてです)

    ツバ形状について
    Pはツバがとても広く首筋迄日光を遮ることができる。
    MはツバのサイズはPに劣るが、サイドを跳ね上げて固定する事ができる。

    重量
    P:90g M:80gと殆ど同じだが、Pの方がより重く感じる。

    撥水性
    どちらも雨天で使用しましたが特段の問題なし。

    ツバの裏の色
    Pは真っ黒。Mはグレー。ツバの大きさも手伝って偏光グラスのサポート機能で影を作る機能はPに軍配。

    あごひも
    オフショアでは風がとても強いし、ショアのシーバスフィッシングでも風速10m近い環境で投げる事もある。帽子は良く飛んで行きます(笑)Pのあご紐は訳幅10mmと太く速乾性素材が使われている。Mはそれに比べると細め。

    耐風性能
    前ツバが浅いMは、サイドを跳ね上げるとさらに風には強い。Pは広いつば形状のため風に対しては弱い。飛ばなくてもツバが風で動いてしまうのが少々気になるシーンもありました。

    サイズバリエーション
    PはS/Lの2種類。MはS/M/L/XLの4種類。頭のサイズに合わせるということもあるけど、見た目のバランスもサイズが変わるとだいぶ変わります。

    カラーバリエーション
    P:3色 M:4色

    値段
    P:¥5,940.- M:¥2,982.-

    この違いはどうやら目指している釣りジャンルの方向性にある様です。patagoniaはフライフィッシングのためのグッズやウェアを他にもラインナップしています。この帽子のロゴにもフライラインのループが図案化されています。その分フライの見やすさのためのツバの大きさや裏の黒色に気を配っている印象。
    モンベルは「フィッシングハット」という広いくくり。かつ、釣り以外のアウトドアレジャーにも使用されることを想定しているため、耐風性能へのケアが良く為されている。

    素材の切り返しや、あごひもの素材、細かいステッチワーク等のディティール要素に関しては圧倒的にpatagoniaの製品は良く出来ていて、その分価格にも反映されています。反面モンベルのサイズ展開の多さは実際にかぶった時の見た目には相当影響があって、これはオシャレに気を配る人にとっては嬉しい部分です。

    自分なら、淡水の釣りは・街歩きはパタゴニアで。ソルトのオフショアやシーバス(ナイトが中心なのでツバのサイズや色は問題になりにくい)でしたら風を考えてモンベルという使い分けになりそうです。どちらか一つに絞れ、、と言われたら、、、ソルトの釣り人としてはモンベルになりますかね。でも、これは自分の行くフィールド次第ですね。

    他にもコロンビアでも釣りに使える様なキャップやハットがラインナップされています。むしろ色々違うジャンルの帽子やフィッシングメーカーではないところの物が案外良かったりするのかもしれません。そして、無ければ作る!そうやってオリジナル物が増えていくと良いと思っています。

    追伸:
    今回帽子を探すにあたって人生で初めてパタゴニアの商品を購入しました。捕鯨問題についての会社の姿勢に同意できずに購入を控えていたのですが今回は比較なのでフラットに扱うべきだと考えてショップにも足を運んでみました。細かい部分の納め方の質は本当に高く手を抜いていない。店員さんの商品知識も深く、色々と体験を交えた案内もしてくれます。捕鯨に関する信条のちがいはあるものの、それだけで商品購入拒否=コミュケーション拒否というのも狭量な判断だったかもしれないと思い、違う商品もいくつか購入しました。これからは利用させていただこうと思っています。

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