昨年2016年の秋、長崎へ磯の遠征に。本当はヒラスズキを狙いもこちらは出せずに撃沈。代わりに元気なヒラマサが遊んでくれました。
磯からのショアマサゲームは基本的にはダイビングペンシルかジグかの選択だけれど、事前情報で潮代わりのタイミングを回遊待ちで小型のダイビングペンシルをひたすら、ひたすら、ひたすら引き倒す!といいうことだったので、ヒラスズキのタックルのラインシステムを組み直して臨みます。
ダイビングペンシルは(自分にとっては)本当に難しいルアーで、綺麗に泳がないと魚は全く見向きもしない。水面をちょぼちょぼしているようではダメで、「グリグリッ」と水中をなまめかしく動いては浮き、動いては浮きって具合に動かさなけれはいけな。巻くだけ、とか流しっぱなしとかではただのゴミにになってしまう。
磯は足場の高さもロケーションによっても変わるので、潮が逆転したらストロークも変えないとまともに動かないのでルアーの選択は本当に難しい。
ロッドの強さや調子によっても引けるルアーが違うのでローテーションしながらこの日の環境に適したルアーを探ります。
サイズや種類を変えて色々試すなか、一バイト出たのがカーペンター ガンマ BC-γ 30-140。ただし、このハンドメイドのウッドプラグは1諭吉する、、、磯でガチャガチェ使うにはちょっともったいなくて、同サイズの他のルアーを引き倒すことに。
ひたすら無になって様々なコースを立ち位置を変え、引きストロークを変えて引き倒すと、、、
ルアーの数メートル手前に魚が急に現れる。
「!」
と思ったら、もう魚は見えない。一直線に根に潜るスピードはヒラマサ特有のもの。
最後は抜き上げることになるのだけど、今回は同行の菊池部員がサポートしてくれたので安心です。
無事キャッチに成功。綺麗な筋肉質の魚体はエキサイティングなファイトを楽しませてくれます。
ヒットルアーはマリアのラピード。
どんなシチュエーションでも引きやすく、青物好みの早い動きにも追従するので自分は好きなダイビングペンシルです。
素晴らしいスピードの遊泳力を支えるヒレは大きい反面、口はそんなに大きくはない。大型のヒラマサになると魚を胴体で半分に折りながらバイトすると聞いたことがあるけれどどうなんでしょう。シイラをベイトにする20kgを超える個体もいるフィールド。夢は膨らみますね。
磯を変えてもう一本追加。根に潜られたけど、ラインをフリーにして待ってなんとか浮かせた一本。
タイミングさえ合えば自分レベルのアングラーでも比較的イージーに魚が出せるフィールドに本当に感謝です。
それでも磯の釣りはとても危険が多い釣り。ウェットスーツ、ライフジャケット、磯ブーツ。安全装備は過剰なくらいしっかり準備して、必ず経験者の同行のもと安全第一で楽しんでくださいね。
TACKLE DATA
ロッド:Ripplefisher Avarice106MH
リール:Daiwa SALTIGA 4000H
ライン:YGK G−soul X8 UPGRADE PE 2.5
リーダー:DUEL HARDCORE POWERLEADER CARBONYLON 40lb
FIELD DATA
長崎県
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