今年からチャレンジしている初夏からの大河川の釣り。この時期、数センチ〜7センチ程度のベイトが川岸のシャローに群れを作る。
ウェーディングで水辺を移動すると、キラキラした小魚の集団がザワザワと水面を波立たせながら逃げていく。
正体は稚鮎だったり、ハク(ボラの稚魚)だったりと、本当に様々な魚種が混じっている。
そうそう、じーっとみているとハゼの稚魚も。ボイルらしき音も聞こええる。
ただし、これに「マッチ・ザ・ベイト」させるには少々の問題点があったりします。
セイゴ祭り
このサイズが連発。バチの季節ですと大小のシーバスが混ざって釣れることもある印象なんですが、セイゴもここまで小さいと、大きな個体にとってはエサになってしまいます。なのでこのタイミングでは大きいのは喰って来ないし、ルアーにスズキサイズがかかるとかなりの確立でフックアウトします。フックサイズを一番手上げるフックチューンはしておくのですが、それも限界があります。(軟派な私は大小はともかく「どうしても魚の引きを楽しみたい!」と思う事もあるので、ついついタックルボックスには忍ばせてしまうルアーです。笑。ベイトのサイズ確認の答え合わせにもなりますね)
こういときはレンジを変えたりその「祭り」の沖側を広く探ったりするのがセオリーですが、基本ブレイクが絡むシャローなのでレンジはともかく飛距離は出したい。よってルアーの選択基準は
1.ベイトサイズに併せてできるだけ小さいもの > 80mm〜90mmを目安に
2.遠投できるもの > 風の抵抗を受けないリップレスかシンキングペンシル
3.シャローが引けるもの > フローティングか軽めのシンキングペンシル
という基準で選んで行きます。特に大河川は風も想像以上に強いし風向も変わる。遠投性能は最も重視しています。
この日のルアーローテーション
・DUEL / SINKING PENCIL 80S これは動きがとても静かなルアーで ナチュラルからからキャンディまでを探るも無反応。
・ima / komomo SF-95 slim リップレスの細いミノー。ウォブリングの波動が小さなベイトフィッシュに似ているのでは?ということでセレクト。
・ima / sasuke SF-95 広範囲を探るためと、波動をもう少し強く出すためにウェイトを上げて巻き速度を上げてみる。ここでヒット!カラーはイワシ。
50upから40up迄とサイズは今ひとつ、、、ですがトータルで5本。ヒットルアーは全部同じです。
その後ルアーを変えて、
DUEL / SINKING PENCIL 100S ルアーサイズを上げてさらに遠投してみるも無反応
DUEL / HARDCORE MINNOW 130F これはバクチ(笑)沖の潮目沿いにランカー狙いで大きなフローティングミノーを漂わせるも無反応。で納竿。という流れでした。
難しいマイクロベイトですが、ベイトのサイズにとらわれず、「波動」を意識したルアーセレクトが反応が良かったのではないかと思います。もう少しサイズアップすると良いのですが、そのパターンは見つける事が出来ませんでした。
いよいよ河川の本流が開幕を迎えます。もっと水深のある流芯をバイブレーションを使って釣るランカーゲームと聞いています。
私は全く未経験の領域なのですが、良い魚を出せる様に頑張りたいと思います。
TACKLE DATA
ロッド:yamaga blanks EARLY 92XML
リール:シマノ エクスセンスCI4 3000
ルアー:ima sasuke SF-95
ライン:DUEL PEx8 0.8
リーダー:万力キャスティングリーダー16lb
FIELD DATA
多摩川下流
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