AUTHOR

    Yoshihiro Saitoh

    シーバスからオフショアまで主にソルトのルアーフィッシングを楽しんでいます。東京在住。東京湾-相模湾-玄界灘。たまに遠征も!

    RELATED SITE

    激戦区相模湾キハダマグロゲーム

    DATE : 2017.11.05

    CATEGORY : マグロ, 釣行記


    なんでこんなに人が集まるのか。異常なほどの盛り上がりを見せる相模湾のキハダマグロゲーム。
    なんとかキャッチできた釣行をその過密さと共に振り返っておこうと思います。

    scape

    6月からスタートするこの釣りですが、自分はなんとなく「夏」の風物詩っていう印象が強くて7・8月に釣行を。
    理由は後述しますが絶対に平日がおすすめです。

    でも自分が今年釣れたのは日曜日でした。

    time

    シーズン前半の誘い出しのパターン一本やりの釣りがひと段落して、イワシのナブラを追うケースが増える後半戦。
    情報戦と化したマグロゲームはその情報の精度の高さゆえ、釣れる可能性が高いところ、タイミングに船は集まります。

    iwashi

    この日のイワシナブラも、イメージとしては六畳間くらいのエリアに固められたイワシをマグロが下からバンバン突き上げて、派手なスプラッシが上がり続けるパラダイス、、、に、、、なんと15艘を越える船がロックオンするまさに戦争。
    全船が投げられるポジションにつけられる訳ではないけれど少なくとも10近くの船からルアーが飛んでくる。

    ナブラは少しずつ移動してくるのでそのタイミングを待っての一投。4人の同船者のうち、なんと3人が同時にヒット!ルアーはいずれもオズマ115SHW。

    ozuma

    「喰ったー」
    「あああああー切れたー」

    最初にかけた同船者は惜しくもリーダーブレイク。小さめの沈下系のルアーをナブラに沈めるこのパターンの釣りは、マグロの口の中にリーダーまで完全に入ってしまうので、どうしても一定の確率で飲まれ切れは起こる。ルアーを口から引きずり出すために、ロッドをフルベントさせてフッキングさせてから走り出すマグロとファイトスタート、なのだけどそんなに簡単には行かない。

    周囲の船からも同じように投げられたルアーをラインが拾ってしまう。お祭り。。。
    自分のラインも2つのルアーのフックを拾っている。

    テンションを保ったまま、他船のアングラーがフックを外してくれるのを待つしかない。運よく自分の方のラインは慣れたアングラーだったようで冷静な対応でフックを外してくれた。その間、、、自分の左上には蜘蛛の巣状にこんがらがったラインがふわふわしている。もう一人ファイト中のアングラーのラインは、ルアーフックを拾っただけではなくて、他船のアングラー同士のルアーのお祭りも絡んでしまってもうなんだかよくわからない状況(こちらはファイトもしているし)。他の同船者がなんとか外そうとしてリーダーをカットしたり色々してくれたのだけれど、結局フックアウトしてしまった。

    この時点でファイトしているのは自分だけ。。。責任重大。船長が船をバックさせて集団から抜け出してランディングへ。血抜き31kgのキハダマグロ。色々大変だったので長く感じるけれど同船者によれば15分程度のファイトタイムでした。後で聞いたらこのナブラで獲れたのはこの一本だけだったよう。運でしかありません。

    kihada2

    kihada01

    上の写真の左下をよーく見ると、ルアーが!!

    lures

    相模湾の過酷さを物語る。これ、同船者のファイト中に絡んでしまったルアー達です。(ちゃんとキャッチの後に船で帰しに行きました)

    やっぱり平日が吉ですね。

    TACKLE DATA

    ロッド:816/815/804 MCWORKS
    リール:SALTIGA 5000H DAIWA
    ライン:PE5/PE4
    ルアー:OZMA SHW CB-ONE
    リーダー:13Olb/100lb/70lb

    FIELD DATA

    相模湾

    COMMENT

    POPULAR TAGS