AUTHOR
JUICY
『これは夢なのか、現実なのか・・・。暑い真夏の夜、過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する』
『人は皆、己自身が震えたつが如き怪物を飼っている。
怪物をむき出しにする種族は、地下の煉獄へ追いやった。
地の底に人が作りし煉獄で彼は生まれた。
誰よりも己の内なる怪物を彼は憎悪し、彼は愛した。
彼は第二の母と、彼らを地下に追いやった者達の住む世界へと登った。
だが、その時既にして、地上の世界はそこに居続けた人々と同様、ゆっくりと死の時を待っていた。
地上は冥府。
人という種と、人という種が築いた世界の黄昏。
彼は、そこで父と言う名の亡霊と出会った。
彼と共に居た、彼の第二の母は、冥府に留まった。
そして彼は再び、彼が生まれた地下の煉獄へと戻る。
そここそが、彼の生きる世界。
煉獄こそが、人なる種族が最後にいるべき世界。』
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先日、近所のOSPプロスタッフの早川さんの印旛沼釣行にご同行させてもらいました。
早川さんは10代のころから印旛沼に通い、沼の魅力に取り憑かれた沼の人(笑)。
印旛沼でのトーナメントNABの会長を務める方でもあります。
僕は家が近いこともあって仲良くさせてもらっています。
この日は午後から沼に出るということでご一緒させてもらうことに。
この日の天気は曇り時々小雨。
風もやや吹いていて本湖は少し波立っています。
ふないちボートから出船すると、早川さんは一気に加速して鹿島川方面に。
水面に何度も船体を打ちつけながら進んで、その度に僕は何度もバウンドしてお尻をぶつける始末。
なかなかのスリルでした(汗)。
ひとまずエリアに到着して釣りを開始。
クランクベイトを数投したところで、ルアーを交換しようとしたところで異変に気づきました。
ちょ待って、タックルボックスないやん・・・。
ボート上に積んでいたハードルアーがたくさん入っていたバッカンが無いんです・・・。
すぐに気付きました。
落ちたな。
・・・拾わなきゃ(使命感)。
あぁもう最悪・・・。
まだ水面に浮かんでいることを祈って、早川さんに頼んで来た航路を引き返してもらいました。
もうドキドキです。
亡くしたら大損害です。
ざっと20万円分くらいはハードルアーが入ったバッカンですからね。
湖底に沈んでいたらもう戻ってこないでしょう。
もと来た航路をスローで走りながら、神に祈るように、波立つ湖面をじっと眺めながめます。
あっ・・・。
ありました。浮いていました。波立つ湖面上に!
やったぜ。
バッカン内は完全水浸し状態でしたが、なんとか浮いていてくれました。
とりあえず見つかったことにひと安心。
もう今日はこれで、釣果はともかくなんだか救われた気持ちになってしまいました。
まぁともかく、気を取り直して釣り開始。
小雨が降ってきて雰囲気的にはいい感じ。
早川さんはブリッツマックス&ブリッツをメインにポンポンと釣り上げていき、01ジグ&ドライブクローでもキャッチ。
早川さんは最終的に6尾キャッチ。
詳しくはルアー・マガジン・モバイルの早川さんのコラムをご覧ください!
最大魚はブリッツで、上の写真がそれです。
あとから写真を見返してみて気づいたのですが、早川さんなんとスプリットリングがついているブリッツのアイに直接スナップを装着している!
これはどういうことなのか聞いてみたら、単純にスプリットリングを外すのがめんどくさかったと(笑)。
以前にオカッパリオールスターでコータローさんも似たようなことやってましたね。
いつもは事前に外しておき、スナップでローテーションしやすいようにしているとのこと。
かといって、スプリットリングにスナップを付けて使うのはなんだか嫌だったんだとか。
一方で気にしない人はまったく気にしませんよね。
スプリットリング派、直結派、エトセトラエトセトラ、まぁ、いろいろです。
かくいう僕の釣果はというと、ドライブスティックファッ!トのバックスライドリグと、タイニーブリッツMRでレギュラーサイズを1尾づつ。
実は、印旛沼は僕がはじめてブラックバスを釣った場所でもあるんです。
その場所は定番のストレッチなんで今でも普通にやりますし、今回もその近くでバスをキャッチ。
カスミ水系と比べると魚影は薄いですが、やっぱり印旛沼は大好きですね。
おまけ
水没したボックスを乾かすの図。
FIELD DATA
印旛沼