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    TAKAHASHI

    都内在住30代既婚バサーのブログです。 主に房総リザーバーを中心にバス釣りを楽しんでいます。 最近はダイワリール&レジットデザイン好き。下手の横好きを地で行く人生を送っています。 バスフィッシングにまつわる色々なことを書いていきます!

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ジリオン SV TW(2021モデル)インプレ! SVのデメリットを克服した素晴らしいリールです!

DATE : 2020.12.27

CATEGORY : インプレ


みなさん、こんにちは! たかはしです。

今回は、先日発売されました「ジリオンSV TW(21年モデル)」について書いていきたいと思います! 早速購入し、実際に使用してみましたが、従来のSVコンセプトのリールに感じていた不満も解消され、めっちゃくちゃ好印象でした。ダイワ派の方のみならず、シマノ派の方にもおすすめです!

元々はシマノ派な私。

釣りを始めてからずっと、ベイトリールについてはシマノ派でした。

ダイワのリールを使ったこともありますし、古くはリョービのリールを使っている時期もありました(イクシオーネ、好きだったな……)。それでもメインはずっとシマノのリールです。

一番最初に憧れたリールは初代アンタレス。今でも持っていて、今年も「少年時代のタックルで楽しむ」釣行をしたときには活躍してくれました。

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数年前にバス釣りに復帰してからも、メインのリールはシマノ。メタニウムやアルデバランをメインに使ってきました。キャストフィールやデザインなど、大好きです。今年も新しいメタニウムを導入しております。

ダイワ派への転向を考え始める……。

そんなシマノ派な私ですが、これからはダイワ派へ転向しようかと考えております。

理由はいくつかありますが、一番大きな理由は「その方が釣れる魚が増える気がするから」というものです。

自分がメインで通うフィールド(房総リザーバー)で短距離でのキャストを繰り返すのならば「ダイワのSVコンセプトのリールを使った方がトラブルが減り、キャストが決まり、魚が釣れるのではないか」と考えたわけです。

シマノリールのキャストフィールは最高だと思っています。しかし、自分の腕前では、SVコンセプトのリールを使った場合に比べバックラッシュが多い、というのが正直なところです。

実力不足で非常に恥ずかしいところですが、現実は現実として直視し、釣れる魚を増やすようにシフトしていきたいと考えております。もちろん、腕前が上がるようにも努めてまいります……ヽ(;▽;)ノ

まずは16 スティーズSV TWを導入しました。

ダイワ派転向への第一歩として、中古の「16 スティーズ SV TW」を導入いたしました。

スティーズ、かっこいい。

さすがダイワのフラッグシップモデルですね。前評判通りの素晴らしいリールでした。初使用時にすぐにバスが釣れたのも好印象に繋がっています(笑)。

ただ、SV特有の「ずっとブレーキがかかっている感じ」「失速感」というのも感じました。トラブルレス性能は素晴らしいのですが、キャストフィールはシマノのリールには及ばない……というのが正直な感想です。

SV BOOST!?

SVでキャストフィールが良いリールがあれば最高なのになー」と思っていましたが、なんと21年モデルではその辺りが改良された「SV BOOST」が搭載されるとのこと。

ダイワ公式サイトより引用

SV BOOSTは高回転でも低回転でも、あらゆるキャストでさらなる飛距離を実現する新たなブレーキシステム。それも従来通り、SVならではのトラブルレスはそのままに。飛距離テストの結果では、実に4%UPを記録。キャスト後半の伸びによりさらなる飛距離を実現する、次なるDAIWAベイトリール未来基準がここにある。

ダイワ公式サイトより引用

トラブルレス性能はそのままに、キャスト後半の伸びが得られる新機構。謳い文句通りの効果が得られるのであれば「キャストフィールの良いSVコンセプトのリール」ということで、まさに鬼に金棒状態です。

正直、「これまでとは違う!」とか「◯◯は新たなステージへ」みたいなプロモーションを信じて購入すると、そこそこの確率で期待外れだったりしますよね。ぶっちゃけた話、今回も「だいぶ持ち上げているけど、そんなに変わらないんじゃないの?」と疑っていました

とはいえ、試してみなければ始まらないのも事実。ここはダイワのテクノロジーを信じよう! ということで「ジリオンSV TW(21モデル)」を購入することに。スティーズリミテッドはさすがに手が出ませんでした(´・ω・`)

ジリオンを使ってみた。めちゃくちゃ良かった。

ということで、早速使用してみました。タックルの構成としては、以下の通りです。

リール:ジリオンSV TW 1000XHL(8.5:1)

ロッド:ポイズングロリアス 1610H

ライン:フロロマイスター 16lb

元々、テキサスやジグなどの撃つ釣りに使おうと思って購入したので、今回はそれに準じたタックルで臨みました。使用したルアーは7gのテキサスリグや、3/8ozのジグ等です。

結論から言えば、もうめっちゃくちゃ良かったです。期待値がやや低めだったことを差し引いても、素晴らしい出来だったことは間違いありません。購入を悩んでいる方がいらっしゃれば、自信を持っておすすめします

ジリオンSV TW(21モデル)の良いところ!

では、以下に「ジリオンSV TW(21モデル)」の良いところを書いていきます! なお、具体的なスペック等は公式サイトでご確認ください!

1.投げていて気持ちがいい! キャストフィール良好!

「SV BOOST」は期待以上の仕上がりでした。これまでのSVと違って、失速感が少ないです。ブレーキが聞きすぎている感じがなく、気持ちよく飛んで行きます。飛距離も十分な印象です。

同じルアーを続けてスティーズSV TWでも投げてみましたが、キャストフィールは明確にジリオンの方が上でした。

また、ピッチング等でも気持ちよくルアーが飛んでいきます。

2.バックラッシュが少ない!

キャストフィールが良くなったにも関わらず、SVのトラブルレス性能はそのままな印象です。普通に投げている分には全然バックラッシュしません。逆風への対応も良い感じでした。

3.パーミングしやすい!

コンパクトで非常にパーミングしやすいです。

スティーズとほぼ変わらないサイズ感

自分は手が小さめな方ですが、しっかりと握ることができます。また、サムレスト中央の部分に親指を置くと、非常にしっくり来ますね。

ここの収まりがすごく良い

4.重量が軽い!

自重はカタログスペックで175gです。先代のジリオンSVが195~200gですから、20g以上軽くなりました。シマノで言うと、20メタニウムと同じ重さですね。必要十分な軽さです。

5.ブレーキダイヤルが回しやすい!

シマノのSVSインフィニティの外部調整ダイヤルは、正直回しづらいと感じておりました……。しかし、ダイワのブレーキダイヤルは回しやすいですね。今回のジリオンのダイヤルも気持ちよく、小さな力で動かすことができます。

6.巻心地がいい!

ラインを巻く前にハンドルをくるくると回した段階だと、「う〜ん……」という感じだったのですが、実際にフィールドで使ってみると非常に良い感じでした! しかも「ハイパードライブデザイン」で初期性能が長く続くとか。素晴らしいですね。

ダイワ公式サイトより引用

7.クラッチが切りやすい!

クラッチが非常に切りやすいという印象を受けました。軽い力で気持ちよく切れますね。スプールとの距離もいい感じで、好印象です。

8.デザインもいい感じ!

最初に見た時には、失礼ながら「昔のプロキャスターみたい」とか「色味が微妙……」とか、結構ネガティブな印象を抱いていました。ところが、実際に見てみるとカッコいいです! 

シンプルで良い感じだし、色味も悪くありません。飽きが来ない感じで、とても気に入りました。

まだわからないところ・気になったところ。

良いことばっかり書いていてもなんなので、「まだわからないところ」や「気になった点ところ」も書いていきたいと思います。

1.軽いルアーへの対応はまだ試せていません。

これは「まだわからないところ」ですね。

今回のインプレは、比較的重量のあるルアーでのものです。SVのリールの場合、軽量ルアーへの対応力も売りの一つでしたが、その点についてはまだ試せておりません。後日、改めてチェックして加筆しようと思います!

2.ギア比がぱっと見でわかりづらい

最近のダイワのリールはギア比ごとに色分けがされていました。スティーズ SV TWでいえば「SHL:赤」「XHL:紫」みたいな感じで、ぱっと見でギア比が把握できます

これはSHL。

しかし、今回のジリオンはギア比ごとの色分けはされておらず、小さく数字が書かれているのみです。

単独で運用する場合には問題ありませんが、複数のジリオンを運用する場合には若干わかりづらそうな印象です。とはいえ、「色分けは嫌だ!」という方もいらっしゃるでしょうから、そう言う方にとってはむしろプラスかもしれませんね。

3.ハンドルノブの回転がイマイチ

ハンドルノブの回転がイマイチです。ただまあ、気になるならベアリングを足せばよいですよね。自分は気になったので、今度足してみようと思っています。なお、ノブ自体の握りやすさは良好です。

今のところは上記の点のみです。致命傷と呼べるようなものは特にないように感じています。良いところの方が断然多いですね。

心からオススメできる素晴らしいリール。ぜひ試してみてください!

というわけで「ジリオン SV TW(21モデル)」のインプレでございました。

まだ1回しか使えていないので、これから印象が変わってくる部分も多少はあるかもしれませんが「素晴らしいリール」なのは間違いありません

冒頭でも書きましたが、ダイワ派の方のみならず、シマノ派の方にもぜひ試してもらいたいリールです。「シマノリールの良さを兼ね備えたダイワリール」という印象なので、切り替えても違和感が少ないのではないでしょうか。

個人的には「ベイトフィネス以外は全部これでもいいんじゃない?」とすら思うレベルですね。ジリオンでこれだけ素晴らしいなら、スティーズリミテッドってどんだけすごいんだ……。

気になっている方もたくさんいる新商品だと思いますが、購入して損はないと思います。個人的には2020年に購入したタックルの中で一番良い買い物でした! 厳密に言えば2021年モデルですけどね……(・∀・)

来年はこのリールでたくさんバスを釣れるように頑張ってまいります! それではまた次回!

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