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Ayano Inoue
釣り歴数年。主に神奈川、千葉、東京、静岡らへんで釣りしています。釣った魚を美味しくいただけるように料理の腕を磨くこと、あと地味に100魚種を釣るのを目指してます。
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久しく釣りに行けていませんでした。
3ヶ月ぶりに釣りへ! リハビリ?を兼ねて釣り堀へ!
(船に乗りたいけど、船はいろいろ落ち着いたら、、小春日和に、清々しい気持ちで行きたい)
私、本格的な釣り堀ってはじめてです。
しかも!! 今回はなんと甲殻類。オマール海老です。ロブスターです。エビ、食べるの大好き。
エビといっても、別名ウミザリガニ。オマール海老って、、ウミザリガニという名前なのか。。まさにザリガニ釣り。
今回訪ねたのは、千葉県にあるコリッシュさん。
東関東自動車道「富里IC」より車で15分。なんと農地?にある釣り堀です。
この建物の中に25m、2レーンくらいの幅のプールがある感じです。
海老釣りは夕方から開始し、真っ暗の中で行われます。
暗くなったら写真が撮れないので、まだ外が明るい時の中の様子を撮っておきました。↓ こんな様子。
座席に番号があるのは、くじ引きで2時間おきに座席を変更するためです。
※今回、貸切だったからかもしれません。
さて、持ち物です。仕掛けさえ持っていけば、クーラーも不要という気楽さ!(発泡スチロールを配布されます)
ヘッドライト必須! あと、今回私たちは17:30スタートの24:30終了。
夕飯を持っていくのをお忘れなく。※自販機はあります。
<タックル>
レンタル可能ですが、2m前後の先調子のロッドに、2000〜3000番程度のスピニング。
PEは1号程度です。ロッドが短すぎると届かない(投げられないので)し、長すぎても釣りづらいです。
先調子じゃないと、アタリがわからないと思います。↓レンタルロッド完備。
<仕掛け>
ハリス1.5号、15〜20cm、グレ(2号)またはチヌ針(6号)を付けておきます。
真っ暗な中で行うので、竿先にケミホタル、仕掛けと道糸の間に中オモリにケミホタルを装着しておきます。
このことで、道糸とハリスの間が光るため、操作しやすくなります。
これは釣り仲間に作ってもらった(今後は自分で・・)仕掛け。
カワハギの中オモリの先、エダスを入れ替える自動ハリス止めに変更しているのわかりますか?
暗闇で仕掛けを変える時にサクっと仕掛けを変更できて、すごく便利でした。さすが。
ちなみに、プール(生け簀?)の底は根掛りする場所もあるので、仕掛けはいくつか持って行くのが無難です。
<餌>
オキアミ、イソメが配布されます。
<その他>
竿立てがあると便利です。置き竿にして、竿先をじっと見る釣りです。
<誘い方>
ゆっくり底に落として、底についたら、一巻き、または私はギリギリ底で仕掛けが底に這うようにしました。
誘わず、固定。置き竿がよいです。ですので、忍耐です。
アタリは、竿先のケミホタルが、クン、クン、、クンと動く。
おー!っと巻きたくなりますが、ちょっと我慢。けっこう我慢。で、おそるおそるゆっくりと巻きます。
このとき重ければ、のってる!
水面まであげるとバラします。タモですくいましょう。
さて、じっとしている釣りはあまりやったことがない。忍耐。忍耐です。
でも私はあまりじっとしていられなくて、入れ直すことを繰り返したら(といってもかなりそ〜っと)
オマール!
釣れた!
やったー。
このじっとしていられない&そ〜っとゆっくーり底をギリギリに停滞させる方法で、4匹釣れました。
アタリはけっこうありましたが、早すぎてのってなかったり、バラしたり。
※放流しているエビは、ハサミで怪我をしないようにゴムバンド(青色のやつ)を巻かれていますが、
スリルを味わいたい場合はゴムバンド無しで放流してくれます。
あと、ヘッドライトの明かりはプールを照らすと、周辺の魚や海老が逃げるらしいので、厳禁です。
場所の運も大きいですが、竿頭は8匹と、腕も重要です。
感覚として、テンヤスミイカを思い出しました。そっと底にテンヤを落として、そっと持ち上げて重ければのってる、みたいな。
ちなみに、マダイ、ヒラメ、アジなども泳いでいます(釣れなかった・・)
オマール海老を釣る、というのもなかなか珍しいターゲットですし、
室内なので、そこまで寒くない。疲れにくく、釣りがはじめての人なども誘いやすい釣りだと思います。
今回誘ってくださった方がフレンチのシェフ。さらになんともう一名シェフが参加しており、
なんと、皆のためにカセットコンロを持参、あたたかい手作りのスープを披露!
さらに手作りのおいしーいサンドイッチありで、夕飯を食べながらわきあいあい楽しめました。
さて、持ち帰りました。家の中で生きてます。おっきい、エビが。。家の中に。。
30cmはあります。しかも、怒ってる(当たり前)。ハサミで攻撃してきます。。
すごい、怖い。じっと観察すると、これ、プラモデル? っていうくらい精巧な作り。。
さて、私にとってはここからも本題。
海老のスープ。ビスクを作る!
です。
エビは自己消化が早いそうなので、生きているのを食すのが最高。だそうで、生きたまま。。
勇気を出して、そのままボイル!して、スープ作り。ビスクです。
クックパッドで調べましたが、以下こんな感じでざくっと作りました。
(1)ボイルし分解して身と殻を分けて、セロリ1〜2本、にんじん1本、たまねぎ2個をフープロでざっと細かくし
大きめの鍋でバターで炒める。火が通ったら、白ワイン(100-200ml)、ブランデー(50-100ml)、トマト缶(半分くらい)水、ローリエで煮込む。
(2)別の鍋で、バターを投入。ミルク1、生クリーム1の割合で、弱火で煮込み沸騰させないように溶かして(1)に投入。
(3)さらに別のフライパンにバターを入れ、外した殻を細かくしたものをかなり炒める。
香ばしい香りがしてきたら、(1)に投入。蓋をして、弱火で3時間煮込みます。ここで少量のカイエンペッパーを入れるとかも。
3時間後、ザルで漉します。ヒュメドポアソン(なかったらコンソメ)と塩で味付け。仕上げにパセリとか。
ボイルした身はレモンかけて食べるとおいしいよ! と教えてもらいましたが。レモンがなく、ビスクに入れてしまいました。
めちゃくちゃおいしい!!!身がプリプリ。
ちなみに、海老の旨味は、ベタインという成分。肝臓を元気にしたり、美肌効果もあるそう。おいしい上に体にいいとは。
釣って楽しい。食べておいしいとは、まさに。海老のこと。
雨や台風、でも釣りがしたいんだー という人は、活きオマールを釣って、スープ作り、なんていう休日もよいかもしれません。
おすすめですです。
TACKLE DATA
ロッド:先調子、2m前後
リール:2000〜3000番 スピニング
FIELD DATA
釣堀 コリッシュ(千葉県)