AUTHOR
Takahiro Onaka
関西在住のウィークエンドバサー。
2013年バス釣りを初めました。和歌山県合川ダムをホームフィールドとしつつ、関西の様々なフィールドに出かけバス釣りを楽しんでいます。
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久しぶりの初心者向けバス釣り入門。第3回目となる今回は釣れるワーム(ソフトルアー)のカラーについて。
よく「ルアー名 釣れるカラー」「ルアー名 オススメカラー」といった検索ワードでこのブログに来られる方がいらっしゃいます。
僕もバス釣りを始めたばかりの頃はよく感じていた悩みで、色んなバスプロのカラー解説が掲載されているゲーリーヤマモトの商品ページ(カラーのとこをクリックすると解説画面が出ます)なんかをよく参考にしていました。ベイトや水質、天気、季節、狙うストラクチャー(ボトムを狙うならボトムの色とか)などの条件でカラーを使い分けるのが一般的なんですかね??
最初はとても難しく思いました。これを考えるのもバス釣りの楽しみ方の1つなのかもしれませんが、初心者にとってはなかなかハードルが高かったです。ちゃうちゃう、使い分けとか複雑なことじゃなくて「釣れるカラー」が知りたいんや、と。笑
そしてバス釣りを始めて3年が経ち今思うのは、「カラーなんかどうでもよい」とまでは言いませんが「そんなに気にしなくてもバスは釣れる」ってこと。少なくとも僕は人よりサイズも数も釣るまでは出来なくとも、魚を釣って休日をエンジョイするくらいは出来ていますよ。
以前、ネコリグについての記事でも書きましたが、バス釣りで魚を釣るために最も重要なことはバスの居場所を考えて、狙った場所に動きのあるモノ(ルアー)を送り込むことだと僕は考えています。
バスの居場所を特定出来ていないのに、バスが居ないかもしれないのに、ルアーのカラーをコロコロ変えてもしょうがないですよね。ルアーのカラーを色々試してみてそのポイントにバスが居ないことを確認する、って考え方もあるかもしれませんが、それよりはバスの居場所を考えて色んな場所にルアーを通した方が効率的だと思います。
そんなルアーのカラーを軽視しがちな僕ではありますが、これまでの経験から「釣れる」と信頼しているワーム(ソフトルアー)のカラーが一応あります。それがこちら。
いわゆる「スモーク」とバス釣りの世界では呼ばれるカラーで、つまりグレーです。濃いスモークと薄いスモーク。この2色が自分がワーム(ソフトルアー)を使ううえでの基準色となります。
ちなみに濃いスモークが使いたいワームのカラーラインナップにない場合はグリーンパンプキンと呼ばれるカラーを代用したりもします。薄いスモークが売り切れ?そんな時は別の透け感があるカラーを代わりに買います。要は濃いか薄いか、です。
そんな風に少しずつ色んなカラーを試してみて新たな気づきがあれば、それはそれでいいじゃないか、とユルい感じでやってます。
濃いスモークと薄いスモークの使い分けは、目立たせたいか目立たせたくないか、という視点だけです。
水の色という条件だけを見て言うと、例えば水の色がクリアな場合、ワームのカラーは目立たせるよりも水の色によく馴染む薄いスモークを使う方が魚をダマしやすかったりします。逆に水が濁っている場合、よりルアーのシルエットがハッキリ目立つよう濃いスモークを使います。
ただし、普段クリアな水域が雨などの影響で水が濁ったとしてもバスが捕食しているベイト(餌)のカラーが変わるわけがありません。それなのにちゃんとバスは濁った水の中でもベイトを捕食出来ています。というのも、バスは視覚だけでベイトを捕食しているわけではなく、側線と呼ばれる水の振動を感知する器官によって動いているもの(ベイトやルアー)を見つけることが出来るのです。
※ベイトの話がちょっと出てきましたが、バスが口を使うのは必ずしもルアーを餌と思ってのことではありません。この話はまたいつか…。
なので、一応目立たせたいか目立たせたくないかの使い分けはあるものの、気分でどっちを使ってもよいと思います。釣れますから。
ちなみに「俺の職業バスプロ」でお馴染み青木大介プロが代表を務めるルアーブランドDSTYLEから出ているスモラバ「D-JIG」のカラーラインナップには「スモーク」と名につくカラーだけで4色もあります。
なかなか変態的なラインナップ。しかし、青木大介プロがトーナメントに勝つための武器として作られているDSTYLEのルアーでこれだけスモークが使われているということは、それだけ「釣れる」ということではないでしょうか。
以上、今の僕が「釣れる」とオススメできるワームのカラーについてのお話でした。
あくまで今の自分が思うことであって、1年後は違うことを言ってるかもしれません。そーゆー自分の変化を感じることが出来るのもバス釣りの楽しみだったりします。
そーゆーことですよ。