お手軽にできるライトタックルアジ釣りに出かけてきました。
横浜の山下からの出船という事で都内からも近く、比較的簡単に釣れる釣りということで、初体験です。
釣果はなかなか好調。途中サメがかかったりする恐ろしいアクシデントがあったりしましたが、珍しく?順調な釣行でした。アジ39匹にサバ+カサゴ。
技術的には、誘いをかけたり、丁寧に底を意識したり、餌のサイズを変えたりと細かい工夫をすると釣果は延びる感じでした。
もっとも初めての釣りなのでそんなに大した事は語れないのですが。
本日の本題はコチラ。
東京湾の横浜沖のアジは、釣りをしない人にはピンとこないかもしれませんが、ブランド化といっても差し支えないくらい美味しい事で有名。
体高もあって丸々としたアジが上がります。サイズは大小混じるも折角の釣果を美味しく頂きます。もっぱらルアー釣り+リリースが殆どの私ですが、餌釣もモチロン好きだし、なにより食べるってことは愉しみも増える。
余す所(あまり)なく、頂くための調理過程をアップ。(協力は母。ありがとう!)
完成品の写真がないのは調理しながら食べたせいです。ごめんなさい。
釣ったアジは直ぐに氷キンキンのクーラーへ入れる。そして、帰宅したら先ず塩水で表面を洗います。
大きい物は3枚におろして、皮を向いてお刺身・タタキ・なめろうなど生で頂く。中骨は毛抜きかピンセットで取りましょう。
3枚おろしの過程でできる中骨の部分は、一度焼いて(これポイント)昆布と共に水から炊いてお吸い物に。良い出汁が出ます。
次に大きなサイズは干物に。というか余ったら干物に。
腸を抜いて背開きにしたアジを、日本酒、塩、水で作った漬け汁に数時間。で、一日干します。それだけ。あんまりナーバスに考えなくても出来ると思います。
そしてみんな大好きアジフライ。
これは下ごしらえが少し大変。頭と腸を出したアジは中骨を外して開く。皮はあってもいいのだけど、ゼイゴは包丁で削ること。
そして、ほんの一時間くらい干す(これポイント)と、揚げた時に油はねしないし味がしっかりする。干しすぎるとスカスカになるので注意。
で、あとは通常のフライと同様に。大切なのは揚げたて(揚げながら)を頂く事。キッチンドリンカー推奨作品。
小さいのは唐揚げに。手でエラと腸を抜いて、皮を剥ぐ。ゼイゴも皮と一緒に外れます。こちらも少し干すと油はねしないので小一時間干しましょう。
これを小麦粉付けて(片栗より小麦が好き)ショウガ醤油で頂きます。ビア必須。
番外編サバ
味噌煮がやはり鉄板。一度お湯で湯引きした後に、お酒、水、砂糖、醤油で炊いて行きます。味噌を入れるタイミングでショウガもイン。
キッチンペーパーで落としぶたをして中火でざっと煮詰めます。煮詰め過ぎ注意。燗酒が美味い。
番外編カサゴ
見てくれはグロテスクですが、本当に美味しいお魚。
頭と腸、鱗をおとした後、湯引き。これはお吸い物で頂きたいので、このまま冷蔵庫で保管しておきます。
アジの中骨の潮汁もあったので。
色々作りましたが、殆ど一日で食べてしまいました。
アジは美味しいし、あたればどんどん釣れる魚。初めての釣行にはおすすめし易い釣りです。
是非お試しあれ。
COMMENT
RELATED ENTRY
RANKING
POPULAR TAGS
- フライ (1)