夏。やっぱりこれをやらないと夏が来た気がしないシイラフィッシング。お手軽でファイトも楽しいし、みんなでワイワイとやるオフショアならではの楽しさがある。東京からだと相模湾のフィールドが有名です。BURITSUを見て声をかけてくれたNさんと友人のTさん。N村さんとNoBite君、そして私の5名のパーティーで行ってきました。
平塚の釣舟店から出船、、、しかし、、、25名と超混んでいる。お盆真っ最中だし、人気のターゲット。これは仕方ない。NさんTさんのおかげでミヨシのポジションに入れました。そんなに魚影が濃い印象はなかっったけれどそれなりにシイラは見える。ブイや鳥山を探すスタイルも何時も通り。他の船も沢山居るのも何時も通り(笑)ただ、ちょっと25名/1船は混み過ぎな印象もある中スタートフィッシング。
この日は全体的に海の活性が高くて、鳥も沢山、そしてサバも沢山(笑)。そして全員がシイラをキャッチすることができました。私もMオーバーを含む5キャッチ!(たぶん)竿頭だったと思います。
口からイワシが。ベイトは10センチくらいのイワシ。同サイズのジャークベイトが主なヒットルアーでした。
タックルのちょっとした工夫について
そうはいっても激戦区の相模湾、そして船中25人と混んだなかで釣果を上げるにはどうしたら、、、こんな工夫をしています。
この日のタックルはミヨシ用に8フィートのロッド+SHIMANO biomaster SW 5000HG。胴の間用に6.7フィートのロッド+Daiwa Luvias 3012Hとライトなもの。お値段的にもエントリー向けです。PEは2.0にリーダが40lb。
工夫とは四角い赤の線の部分。ハンドルノブの交換をしてあるところ。そんなことで、、、という感覚をお持ちの方もいると思うのですが、これは実際にフィールドではかなり効果があります。自分が使っているのはスタジオオーシャンマークのもの。だいたい4000円前後だと思います。
1.フル遠投
シイラフィッシングの第一の、そして最も有効なテクニックは「遠投」これに尽きると思います。その為のロッドであり、細いラインであり、シルエットの小さい重たいルアーの選択となる訳です。勿論遠投性能にはハンドルノブは全く関係がありませんが、問題はその後。ラインスラッグの回収・着水後の即リーリング。リールの巻き速度は早ければ早い程遠投の意味が出てくる。ノブを大き目のラウンドタイプに交換しておくと手首ではなく腕全体で巻く事ができるようになるためストレス無く早巻きができます。これはXHG(エクストラハイギア)のリールや、サイズの大きいリールを購入するよりお手軽に手持ちのシーバス用のリールに施せるものだし、なにより汎用性が高い。僕のように夏にせいぜい数回シイラフィッシングに出かける人にとってはリーズナブルな改良です。
2.ルアーアクション
こちらも早巻きは有利。スレて沈みがちなシイラを誘い出すため殆どの人がジャークベイトやジグミノー・シンキングミノーを投げている様でしたが、特にみよしの高いポジションから見ていると解るのはかなり思い切ってジャークしないとジャークベイトが動く速度が足りなくて見切られている。相当大きなジャークを高速ですると遠くからシイラが突っ込んでくる。勿論ちょこちょことしたトゥイッチが重要なケースもあるけれどこの大きく早く動くアクションはやってみても良いと思います。その際にもラインスラッグの回収が遅いと2回目のジャークが決まらない。この時にハンドルがしっかしりていると本当に楽です。
3.ファイト
何本かかけているとやっぱり疲労もある。そんな時にも大きく握れるハンドルは助かります。急なポンピングをするとドラグが滑るので、ゆっくりとした竿の曲がりを保ったポンピングとリールによる巻き取りのファイトになります。大きいノブにしてあると、リールを扱っている手の力も利用してロッドをリフトできるので良型のサイズの魚とのファイトには有効です。
相模湾では例年9月の終わり頃までシイラフィッシングが楽しめる様です。
是非この夏の風物詩を味わいに出かけてみてはいかがでしょうか。
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