AUTHOR
Ayano Inoue
釣り歴数年。主に神奈川、千葉、東京、静岡らへんで釣りしています。釣った魚を美味しくいただけるように料理の腕を磨くこと、あと地味に100魚種を釣るのを目指してます。
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GW連休後半は、3日間千葉で釣りをするという釣り三昧の日々を送りました。
宿泊は館山に自宅があるKさんのお宅にお世話になり、のびのび連休を満喫!
1日目
2年前、千葉の房総でジギング(ヒラマサ)に挑戦したことがありましたが、魚に出会えずボウズ。なんとなくジギングの敷居の高さを感じてしばらくスルーしていましたが、この連休でヒラマサジギングのチャンス到来。
ジギングはたぶん今後もやるだろう、となぜか思い込んでいて、ロッドを購入。ついでに、初日は乗り合い船、翌日はボートに乗ることとなっていたので、ボートでやるであろうテンヤにも使えそうなかねてより欲しかったライトタックルも!
初日は、千葉の布良港から出船する松栄丸さんの12時~17時の午後ルアー船。
満席で、乗船している人たちのタックルを観察するとイイモノばかり&探険丸使用者の多いこと。すごい。皆さんジギング用とキャスティング用の2本以上は持ち込んでいるもよう。そのため、ジグとトップで釣るためのルアーが必要のよう。なるほどなるほど。
キャスティング用のタックルを背後に設置
2年前に連れいってくださったHさんに先に席を取っていただいていたので、トモでやれることに。初心者だけにもしまわりに迷惑かかったらマズイなと思っていたのでひと安心。反対側のトモには釣り友Sちゃん。ジギング経験者だけに心強い〜(そして移動時にはおしゃべりができる特典もあり)
持って行ったジグは、80~150gのジグ数本。そのうち使えそうなのは3本くらい。
ドラグをしっかり締めること!根掛かりしやすいから底まで落としたらすぐに巻き上げること。と、Sちゃんから教わる。そして2年前に延々8時間しゃくり続けた記憶を思い出し、ジグを落としては3回ほどしゃくり〜を繰り返す。
魚がいないこと数時間。
あと2時間、というあたりでガツッとアタリがあり、ドラグがジーと鳴る。こ、これは!
が、ルアーとリーダーの結び目が甘かったため、外れてしまったもよう。
しっかりと結んだつもりだったけど、甘かったか。。
天気がよくて気持ちいい(このジグでアタリがあったけど無くなった)
この日は船中でカンパチが数匹とヒラメが釣れて、ヒラマサには出会えず。。
今回でジギングの楽しさを味合うことができなかったら、本気でジギングから遠ざかりそう。しかし、期待は翌日の地元釣りマスターの方々の船に乗せてもらってのジギングでリベンジ!
2日目
当日は曇り。凪(うねりあり)。
地元の方に乗せていただき、全部で3隻のボートでチャレンジ。
私は、A、B、Yさんと同船させていただき、船長はIさん。
前日と同じジギングタックルとジグ、キャスト用にシイラで使ったミノーやポッパーを持ち込む。あとはテンヤ用にライトタックルとテンヤ(6,8,10号)。
Iさん曰く、今日は釣れそう! とのことで、トップで誘ってみる。ヒラマサはルアーを動かした時に出る泡や音に反応して追ってくるとのこと。ロッドはキャスティング用じゃないけど、シイラで使ったペンシルを使ってみる。昨日の私のラインの弱さが心配でAさんに教えてもらう。めちゃガッチリ。なるほど。
しばらくトップで狙うものの、魚が上がってこないので、ポイントを移動してジギングに変更。昨日の要領でしゃくる。
同船したBさんがヒット! Bさんは身体も大きいし、タックルも十分そうなのにとにかく辛そう。ドラグがガンガン出るし、キープしてもラインが切れそうにピンピンと音を立てる。ヒラマサが根に回ったか、回らないかをこらえつつ、しばらくファイト。
ロッドを立てることすらきつそう。。すごいなーすごいなーと全員で見守っていたらバレてしまった。巻き上げて確認すると、針をつけている糸の部分に少し血がにじんでいた。
ヒラマサって、すごいな、。かかったらどうしよう・・。と思いつつ、釣れないままにしばらくしゃくってすごす。
そのうちYさんにヒット! 無事釣り上げて、皆おめでとう&いいなーモード。
しばらくしゃくるも、釣れず。Iさんがラストね~という合図で、底に落としていたので、しゃくる。
しゃくる。
しゃくる。。
ガツッ
わわわ~~ どうしようどうしよう!
メチャ重い(私にとっては)。どうしたら!とにかく巻けばいいのかっと無理やり巻く。
しかし竿先が海に。。
巻くことができない。とりあえずキープすることで必死。姿も見えない、ヒラマサなのかー!?
耐えきれず、「Aさんどうしたらー!」と隣のAさんに懇願の声かけ。
エンドの部分をお腹に当てて、バット部分に持ち替え、竿先をゆっくり上げて、巻きながら竿先を落としてジワジワ巻き上げるんだー! と教えてもらう。
どうしよう(もしこんな大騒ぎしてなんか全然違う魚だったら)〜と思いつつ頑張る。
巻いてる時は無言
言われた通り巻いていると、銀色に光る魚が!
おおっとりあえず青物!と少し安堵し(いつもこういう時にバラす)、教わったとおりに巻く。巻く。
釣れたー!
こんなに力を込めたことがなかったので、手が限界を超えて震えている。無駄に力を入れて握ってたのかも。。
計ったら3kg弱。
あれ。。
よく皆がヒラマサ10kgだのなんだのって言ってるけど、それってどういうことなんだろう・・・とショックを受ける。私、そんなの釣り上げられないんじゃないかな。。
ともかく、ラッキーなことに無事にヒラマサGET!2年前のリベンジを果たせました。そのあと、時間的にジギングばかりしても、という感じで釣れるエサ釣りのテンヤに移行。
そのあとは平和に。
テンヤで根魚を釣っていると、風が強くなってきた。そこでティップランに変更。
Iさんが風の影響を受けないエリアに移動してくれてスタート。
エギは3号付近を持ってきたけど、潮が速くて底を取れない。ので、シンカーをつけてみる。が、やはりとれない。どんどん流されて行ってしまう。んーだめだな〜〜。。
そこでBさんが良型のアオリイカGET! 続いてYさんがマルイカかな? を釣り上げて終了。
アオリイカはすぐに刃を入れて締めてました
他のボートもアカハタ、ウマズラハギを大漁に釣ったようです。
夕飯は館山では地魚が食べられる若鈴さんにて調理してもらい、その間にKさん宅でシャワー浴びたり道具きれいにしたり。
お店に到着すると、すでに刺身盛り合わせ(ヒラマサ、カワハギ、アカハタetc ※カワハギの肝和えがめちゃ美味しい)、アカハタのあんかけ、ヒラマサの兜焼き、水ダコの刺身(胡麻油で)、エソ(?)のなめろう、などなど・・が勢ぞろい。
自分でやるよりはるかに美しい(当たり前だけど)
3日目は雷魚釣りに行く予定でしたが、私はもはや起きれない。。と思って大人しくやめておきました。。
おまけ
2日目のボートのあと、Kさんのご自宅にイノシシが到着。
若鈴さんに行く前にシャワー浴びたあとに、皆で指導のもと解体作業(のお手伝い)。
イノシシが増えすぎ、狩猟で減らしているとのこと
宿泊させていただいたKさんの自宅ではいつも面白いことが起きるなぁ・・。
美味しいお肉に
イノシシの肉はすぐさま冷蔵庫行きになり、翌日お土産でお持ち替えりさせていただきました。クーラーがあったのでキンキンに冷やせた。
友達の家でボタン鍋と、焼肉にしました。
鍋はあっという間に食べてしまい撮影し忘れました。
釣りを始めてある程度大きな(サバとか)魚を釣った時に驚いたのが、
「あたたかい」ということでした。
それまで、私の知っている「魚」はキンキン冷やされた魚だったので、当たり前ですが生きているんだからあたたかいということに軽くビックリ。
魚もなんでも、スーパーで切り身になっていると実感が湧かないけど、こういう経験を通して生き物を食べてるんだよな〜とよくわかりました。あとそのあとの処理の難しさとかね。いろいろ、セルフ食育も兼ねてるなぁと思います。食べ物は、感謝の気持ちを意識して食べようと思います。
今回もKさんや、釣り仲間の皆さん、館山の皆さんにお世話になって普段できない釣りをチャレンジすることができました。ありがとうございました。
ジギングの楽しさがやっとわかりましたが、大きいものがかかった時に私の腕は耐えうるのだろうか。
と、普段マウスをそっと握ってるだけのひ弱な右腕を見て不安ですが、鍛えてまたチャレンジしようかなっと思います。
100魚種リストは、1魚種UP。
TACKLE DATA
ロッド:ブラスト ジギングヒラマサ60S(DAIWA)
リール:ツインパワー6000SW(SHIMANO)
PE:3号
リーダー:40〜60lb(たしか・・)
ジグ:80~150g
FIELD DATA
千葉県 館山