AUTHOR

    Yoshihiro Saitoh

    シーバスからオフショアまで主にソルトのルアーフィッシングを楽しんでいます。東京在住。東京湾-相模湾-玄界灘。たまに遠征も!

    RELATED SITE

    連戦連敗のルアーマグロも事件は起きる!ヒットしたシイラを追うデカイ背びれが見えるぞ、、、

    DATE : 2015.08.11

    CATEGORY : シイラ, マグロ, 釣行記


    今年からチャレンジしているルアーのマグロフィッシング。シーバスからは考えられないほどのヘビーさですが、エキスパートの方やショップに教わりながら挑戦を続けています=釣れていません。

    そんな釣行のある1日。ある意味「持っている」日でした。


    1.暇つぶしのアクションチェックに大型シイラのバイト

    いろいろと移動してもいまひとつナブラも立たない時間が続き、実績あるポイントでしばらく待つことに。寝てても良かったのですが、まだまだマグロド素人の自分はルアーのアクションチェックをと思い、10m程投げたダイビングペンシルを水面で一回ダイブさせると、、、

    「ポコん!」

    ん!!!!!なんか出た!!!!!

    周囲に目をやるとスーと離れていく青い影。こういうときに良い偏光サングラスは助かる。

    「シイラじゃん!」反射的に進行方向の先に入れ直すと、、ヒット!

    ツナ用のタックルセッティングでしたが、それなりにドラグを出しながら上がってきたのは今年一番のサイズのシイラ125cm。ちなみにまだ今年はこの記録は超えられていません。

    lunker_mahi

    訳あって下船後の写真ですが、良いサイズでした。


    2.なんとマグロがヒットする!も。。。。

    色々移動して見つけたマグロのナブラ。サメ付きのイワシ団子にマグロが狂喜乱舞するスーパーボイル。絶好のチャンスタイムも、、、、

    「と、届かない!」

    キャストが下手すぎる。急いでルアーウェイトを上げて再度投入。同じ型の重いバージョンに付け替えてキャスト。ルアーはCB-ONE OZMA SHW。
    今度は届いた!ナブラの向こうがにキャストしてテンションフォールでたまに誘いを入れながら下をゆっくり通していくと、、コツコツ、グン!とアタリが。
    やってはいけない即合わせをするもすっぽ抜ける。「ああああ!」と思っていたら、急にラインが横に走っていく。お祭りの可能性が一瞬頭をよぎったけど急に下にかかるテンションに魚を確信する。

    ヒットー!!

    船長がすぐにドラグを確認してくれる。

    「止まるまでそのままー」

    「フォロー入ってー」と同船者の経験者の方に指示してくれる。ありがたい。凄まじい勢いでラインが出ていく。

    同船者の方がギンバルを手に戻ってきてくれて、ちょうど魚が止まったかな!というときにリフトしたら。。

    「スっっ」

    血の気も引きましたが、それ以上にラインテンションがまったくかかっていない。やらかしました。。。
    ラインを回収するとリーダーからすっぱり切れている。スイベルとのノット不良かルアーが飲まれていたのかは定かではありませんが、こうして推定30kg(バラしたから勿論大きめサイズを周りも言ってくれますw)のファイトはあっけなく終了しました。その後は気をとり直して(取り直せませんでしたが)打つもダメでナブラが沈んでしまいました。結局この日は船中マグロはこの1ヒットだけだっただけに余計に悔やまれます。
    この事件後ノットには過剰に気を付けるようになりました。


    3.クライマックス。ヒットしたシイラを追う突き出した背びれ。。。

    帰り際、練習がてらパヤオ撃ち。シイラ釣って楽しんで帰りましょうということになり、ここでも練習をと思って仕入れたばかりのルアーをチョイス。

    lures

    この日の準備の中の、、、

    manyo

    これ。萬葉ペンシルです。大人気で本当に手に入りにくいルアー。しかもアワビ貼り。お値段はとても1諭吉するなんて言えません。これのアクションチェックをしたくてシェイクダウン。正真正銘のこのルアーの一投目。ツナロッドで投げたプラグは気持ちの良い弧を描いて飛んでいく。

    「おお、飛ぶ飛ぶ」と思いながら、一回、二回ダイブさせたら、見事にシイラがヒット。もう帰る時間だったのでドラグは緩めでファイトを楽しむ。
    ツインパワーSW 8000HGのドラグが気持ちの良い音を奏でる。そしてラインの先にはシイラがジャーンプ、、、せずに、なにかが見える。三角の背びれ?

    「ああああ、、サメ!サメ!!!!」

    叫びながら急いでシイラをこちらに向けようと強引にファイトしましたが、、、時すでに遅し。今までとは比較にならない凄まじい勢いでラインが出ていく。
    萬葉ペンシルを食べたシイラをサメが食べる?シイラも結構大きかったんですけど!

    ここからは地獄のファイトでした。

    fight

    もう支えるだけで精一杯。船でも追ってくれているし、周囲の人も手伝ってくれるも、、、全然上がらない。リフトもできない。交代もしながらファイトタイムは1hを超えるもまったく上がらない。

    spool_lock

    もう体を支えきれてない。フルロックしたドラグが全然止まらないので船長がスプールをロックさせています。その分ロッドにかかる負荷は半端なくなりますので突っ張って一応耐えてます。

    そうこうしてやっとの思いで船べりまで上げたサメは、、、推定4mクラス。水中を見ると大きく見えるっていうのを差し引いでも3.5mは余裕。どうしょうもなく、ルアーを回収できずにファイトの練習終了となりました。翌日体中痛かったです。でも、ファイトのやり方とか、タックルの限界が知れて良い体験ができたと、、思いこみます。

    教訓

    ・リールは良いものを

    ・ギンバルは必要です

    ・不用意に高いルアーで遊ばない(最重要)


    簡単に釣れないところがまた燃えます。ここまできたら釣れるまでやります!
    今年は無理でも、、来年は、、再来年くらいには獲れるようにチャレンジあるのみ。諸先輩がたに教えを請うて精進したいと思います。とりあえず多摩川でキャストの練習からやり直しです。

    TACKLE DATA

    ロッド:816/804 MCWORKS
    リール;ステラ14000XG/ツインパワー8000HG SHIMANO
    ライン:PE5/PE4
    ルアー;OZMA SHW CB-ONE/ 萬葉ペンシル
    リーダー;13Olb/100lb

    FIELD DATA

    相模湾

    COMMENT

    POPULAR TAGS