先日行われた相模湾のシイラ大会「珍満カップ2015」に初参戦してきました。
珍満カップは今回で10回となる大会で、南林間にある焼肉屋さん「珍満」に釣り人が集まるうちに企画された大会。
何回も参加されている方が多く、終始和やかな雰囲気で進行するアットホームな大会です。
湘南平塚の庄三郎丸さんに集合で6:00出船。レギュレーションは80cm以上のシイラ1匹の全長で競う一発勝負なのですが、大会数日前からシイラは絶不調。キーパーサイズ指定は無しで、とにかくシイラ上がったらウェイインできるルールに変更になりました。そんな危機的な?状況のなか出船です。
同船メンバーは櫻井釣漁具の西村さん、ジョーズガイドサービスの伊藤さん、五代目アングラーズアイドルの石川さん、BURITSUの北畠 編集長。参加者にはお揃いのTシャツが配られますので船中みな真っ赤なTシャツ(毎年かわるそうです)。平塚港を出てしばらくはまったりとした時間が流れます。
持ち込みタックルは2本まで。渋いと聞いていたのでルアーセレクトは沈むものでスギペン/サプライズとマヒジャーク/マングローブスタジオというセットでスタートです。
しかし、、、、渋い。本当に渋い。潮目を流しても、漂流物を見つけてもシイラが見えない。本当にいない。延々とウォッチする時間が続きます。そしてしばらく流すとなんと僚船から「一本あがったよー」という情報が。盛り上がる船内。そして良い感じに浮きゴミのある潮目に到着すると。同船者が次々と数本のヒット。頑張って投げるも、、、、すぐに沈黙。これはやばい。。。ボウズの予感をひしひしと感じます。
またまた流す時間が延々と流れてます。この時点で片方のタックルのルアーはジグに変更。ブルージャック50g/サプライズ。レンジも20m下まで探るも全く反応なし。うーん、、、マグロタックルでも組むか!と8000番のリールに付け替えたりしてシイラ船らしからぬゆったりとした雰囲気でクルージングは続きます。いい感じのブイにベタ付けしてもらってミヨシのアングラーが打ってみるも魚からのリアクションはなし。ここでローテーション。胴の間のポジションから移ってミヨシから3番手くらいに入れたので、、、超真剣にウォッチしました。船は潮目を蛇行しながら巡行していきます。しばらくするとやる気のなさそうな鳥が10羽ほど海面にいるのが見える。鳥がやる気のない時は魚もやる気が無いのが普通ですが、鳥もなんにもないところでは休まないもの。一層目をこらして集中して見ると鳥の下に見える青い影。
「いたっっっっ」
口に出したかどうかは覚えてませんが、多分手の方が早かった。シイラの顔の前にキャストして1ジャーク、2ジャークで「ドンッ」気持ちの良い出方で獲れたとても貴重な一匹。
88センチ。通常ならアベレージでしょうけどこの日は本当に貴重なサイズでした。(撮影はJAWS伊藤キャプテン、ありがとうございます)
スギペン/サプライズをばっくり。バーブレスでも絶対に外れない喰い方。見えてるシイラを狙って取るにはこのルアーはとても使いやすいです。この時点では最大サイズでしたが最終的には僚船の方で上がったシイラの方が大きくて2位のサイズ。船中でも4−5本しか上がらない状況で、丁度いいタイミングでミヨシにローテーションで上がれたのは本当に運のみ。初参戦で申し訳ない気分もありながらこの日の釣りは終了となりました。
後半はマグロのボイル祭りでガンガン追ったのですが、ローテーションの都合上投げることができずに終了も、船中ではマグロ2ヒット1キャッチ。推定40kgのキハダを掛けたアングラーがシイラタックルで頑張って2hの根性のファイトも最後はリールが壊れてしまい、スプールを抑えて勝負に出るもラインブレイク。魚が船べりで見えていたのでこれは残念でしたが、記憶に残る大会となりました。
大会に出るとレベルの高いアングラーのテクニック・タックルなどを見ることができて勉強になります。この日も「使ってみたいなー」と思っていたルアーを投げていたアングラーの誘い方をじっくり研究したりといろんな気づきがありました。
そして、、、2位の商品は超豪華。防水のバッグごと渡された中身は。。。
協賛企業さんからのグッズがたくさん。どれも実用的なものばかりで助かります。そして、もう一つ!
チャーターボートフィッシング専用の米国製オフショアロッドを焼き鈍したような従来のシイラロッドは、乗合船主体の日本のシイラゲームには不便さが目立ちます。そんな事情から、開発にかかり、度重なる試作と実釣を繰り返し、日本の新標準となるシーガルブリッツシリーズが、ここに誕生しました。
6’6″ L は、全長、グリップ長共に短かいいわば、胴の間スペシャルで、取り回し性抜群、少し硬目のティップは、アンダーキャストでもルアーを矢のように飛ばし、そして、キビキビと泳がせ、大型を掛けても、立位置を変えず速やかに易々と取り込めます。
7’6″ ML は標準型、シイラであれば日本中どこへ行ってもこの一本で間に合います。
7’6″ M はワールドレコードクラスの巨大シイラ狙いの強力型、一段とシャキッとしてパワー充分で、青物狙いにも転用可能、遠征でも信頼の一竿になります。
日本の、日本人による、日本人のためのシイラロッド、シーガルブリッツの真価を是非ともお試し下さい。<メーカーウェブサイトより>
チタンガイドが美しい3-4パワーで80gまでが背負えるロッド。これは、、マグロ・青物で小型のプラグ投げるにはピッタリではなかろうか!グリップはショートグリップでアンダーハンドキャストがしやすいとのこと。でも、自分くらいの体格だとこのくらいのグリップ長の方がオーバーキャストしやすいロケーションもありそうです。リールの番手もSHIMANO5000-6000位が推奨だとは思うけれども8000でも試してみたい。いろいろセッティングを出すのが楽しみで次の釣行が待ち遠しいです。夏が終わっちゃう前に、、、是非入魂したいと思います。
TACKLE DATA
ロッド:ダズラー742LF/MCWORKS
リール:ツインパワー6000HG
ライン:フルドラグPE2.0
リーダー:ナイロン50lb
ルアー:スギペン/サプライズ
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