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【音声配信】簡単で高音質なリモート収録の手段とStand.fmにオリジナルBGMを使用し配信する方法

DATE : 2020.05.20

CATEGORY : その他


前回、USBコンデンサーマイクのオススメをご紹介しました。単独での音声収録についてはUSBコンデンサーマイクだけあれば十分です。

しかし…StayHomeBURITSUの企画のひとつバスプロとのコラボ収録によって自分の録音環境が大きく変化することになりました。その辺りは色々試してみました!参考になる部分も多少あるかと思いますので現時点の構成や方法をご紹介したいと思います!

※2020/05/22 知り合いの方から凄く良い方法(Audio Hijackを使う)を教えていただきました(汗 コチラの記事もあわせてご覧ください

はじめはStand.fmのコラボ収録機能で

自分が「釣りリアルRadio」を配信しているStand.fmにコラボ収録という機能が実装されました。その機能を使ってバスプロ の皆さんと対談形式で番組を作れないかと思ったのがはじまりです。

青木大介プロとのコラボ収録についてはまさにその機能を使って収録しました。その後、北大祐プロとも同じ方法で収録。ここでいくつか気づいたことがあります。

コラボ収録機能の問題点

1)出演者にアプリをインストール、アカウント作成していただかないといけない

2)コラボ収録はiOSのみ対応(2020年5月現在)

3)取り直しや細かい編集が困難

4)外部マイクの利用が出来ない

5)音質は悪め

1については大分心苦しい、しかもスマホを使いこなしていない方だとなかなか困難になりそう。2はAndroidの方の場合そもそも無理になっちゃう。3はがんばれば解決するけど、ちょい微妙。4についてはせっかくマイクを買ったのにそもそも無意味になっている(汗

オリキンさんとの収録にあたり、2の問題を解決する必要がでてきたので色々考えてみました。

音の良い音声通話サービスは?

まずはじめに、一番大事なところから。リモート収録で最も大事な音声通話でどんなサービスを使ったら音がよいのか?というお話です。結論はこの通り↓

音が圧倒的に良いのはWiFi接続環境下でのFacetime

色々調べてもやっぱり一番音がよいという声が多かったです。ネックはiOSじゃないと使えないって事と、iPhone、iPadだと外部マイクを認識しなそうなところです。ただし…

iPhoneの純正マイク+Facetimeでも相当な音質でした。

LINEやZoomならOS依存無しで外部マイクも使用できるのですが音質的にはFacetimeには劣るなと…試してみたので以下の動画をご確認ください。

Facetimeの方がクリアな印象ではないですか?とはいえ収録相手の環境に依存するという意味では必ずしも万能ではありません。

※追記 Skypeでの音声通話はZoomやLINEに比べると高音質だと感じましたオススメです!

LINEとZoomはどっこいどっこいかなと…思います。できるだけ回線の安定している環境でWiFiを利用するのが大前提。一般の電話での音声通話が最も音質が悪くなるのでご注意ください。

つまり、簡単に高音質な収録をするならiPhone・iPad、もしくはMacを買ってくださいという話になっちゃうんですが…(汗

冒頭の(2)問題に逆戻りじゃん!っていう(^_^; まぁ、その場合はLINEなんかが気楽で良さそうです。

オーディオインターフェイス付きミキサーを導入

ということで、上記のサービスを使って収録を行うとなると自分のマイクの音声と、相手の方の音声データの2つの音声をミックスして収録する必要があります。

もちろんお互いにPCに慣れていれば同時に録音して後で音声データを受け渡しなんて方法もありかもですが…今回の場合はゲストさんにできるだけ負担をかけない方法という前提です。

機材を色々と購入すれば実現できそうでしたが、出来るだけコストをかけずに手元にある物を利用して試行錯誤。特に今は、コロナの影響だと思うのですがこの手の機材が本当に手に入りづらい状況になっています。

10年以上前に購入した、ミキサーをiPadに接続してみるところからスタート。

通話の音声をミキサーに入れて、自分のマイクとミックスして?iPadに入力しStand.fmのアプリで収録するとやりたかったことは実現できました。

ただ…

ちょっとノイズが大きいかな?アナログレコードの無音時に微かに聞こえるサーみたいな音がやや強く感じました。無知なのでまぁまぁ遠回りしてなんとなくこんな感じでスタート…

オリキンさん、鬼形さんとの収録はこの構成で録ってみました。

UA-4FXが神すぎた

何度か収録してみると、やっぱりノイズが気になってしまいました。そもそもこんなにチャンネル必要ないし…色々調べていたらiPadならバスパワーのオーディオインターフェイスが直接接続できることを知りました…盲点だった。

こちらも10年以上前に購入したローランドのオーディオインターフェイス「UA-4FX」どうやら名機のようだ。(※いまは廃盤)それでこんな構成にしてみた。

めちゃアホっぽいww Yetiを買ってしまったからオーディオインターフェイスにはYetiのモニターのミニプラグから入れるしかない…普通のXLR端子のコンデンサーマイクが欲しくなりました。が…一旦予算の都合でこの構成で。

試してみたところ、UA-4FXにはノイズを除去したり音質を調整する機能がついていました。これにより気になっていたところが全て解決した!!このオーディオインターフェイスめっちゃ古いけど優秀すぎる!!

が…ここで1つ疑問が湧いてきました。

そもそも、ここまでしてStand.fmのアプリで録音する意味とは…?

PCで収録すればいいのでは?

PCで録音すればStand.fmだけでなく、ポッドキャストやYoutubeにアーカイブを残すことだってできる様になります。以下の構成でPCのAdobe Auditionというアプリに録音してみることにしました。

これで完璧な構成!!!

が、ここで問題が1つ。過去のアーカイブを他の配信先にもアップしたいので既にStand.fmのアプリで収録したものをデータ化する必要がありました。

そこで…Stand.fmのアプリの録音データを開いてBGMを消した上で再生し、それをオーディオインターフェイス経由で録音してデータ化する事にしました。

Stand.fmにインポート、エクスポート機能が実装されてくれたらそれですべて解決するんですが…現状はそのような機能はありません。やや無理やり感…

PC収録によるメリットとデメリット

ということで、PCで収録するスタイルに変更してみたのですが…良い事とやや面倒な事がでてきました。

メリット

音を自由に編集できるし、いくらでも録り直し可能。これがなかなか快適。かつBGMも好きに選んでゲインの調整も可能になります。配信先もポットキャストやYoutubeと増やす事ができました。

BGMはArtlistから選んで、Audition上でミックスしてゲインの調整、BGMの「デュレーションのリミックス」機能を使うことで無理やり伸ばしてます。

デメリット

編集できるが故に手間がめっちゃかかるようになった。BGMの選定や長さ調整などなかなか面倒である。しかもStand.fmには音声のインポート機能がない

このインポート機能が無い問題により以下の写真の事態に陥ります。見ての通りオーディオインターフェイスが2台必要になるのです。厳密に言えば別にそこまでする必要はないんですけどね…

PCとiPad Pro(Stand.fmアプリで録音)の間にオーディオインターフェイスが2台で光デジタルケーブルで接続。もっといい方法があるなら知りたいっす!

とはいえ、インポート機能が実装されたらこれは考えなくてよくなるのですけどね。

ということで、現在の構成はこんな感じ↓です。

収録時

現在Yetiの電源はiPadからとるようにしています。iPadではトークの全体像をメモしたもの表示しておいて見ながらお話しております。

Stand.fmに録音する時

わかりづらいのですがiPadに刺さっているケーブルが変更になります。iPad ProでStand.fmのアプリを立ち上げて録音ボタンを押してからPCで編集した音声を再生し、時間がきたらアプリで録音停止する必要があります。とても面倒です(汗

と…ここまでが機材の構成。こんな感じでオーディオインターフェイスを使えばPCで編集した音声データををStand.fmに公開できます。この時Stand.fm側ではBGMはOFFにしておきます。

個人的にはYetiを使う意味が無くなってしまったので、より高音質なコンデンサーマイクが欲しくなってしまいました…お前はどこに行きたいのだ…?と聞かれたら困りますが、「エクスプライドでは満足できなくなってしまった…」という感じでしょうかね?

必要な機材

最後に、自分が使っている機材などを簡単にご紹介しておきたいと思います。

オーディオインターフェイス

UA-4FXは既に廃盤で、後継モデルのUA-4FX2も手に入りづらい状況かもです…こちらはデジタルのIN/OUTがなくなっていたり、ノイズ除去フィルターがなくなってたりなのでご注意ください!UA-4FXをヤフオクなんかで格安で手に入れるのも手かも…?

こんな商品も良さげだったんですが、こちらもプレ値がつく程の人気です(涙

他にもGO:MIXERなんかでも似た様なことができると思うんですけど、こちらも入手困難です。

コンデンサーマイク

ヘッドフォン

ちなみにヘッドフォンはこちらの旧モデルを使用しています。

ケーブル類

ケーブルは拘ってませんが…できるだけ長さの短いものを使用しております。

その他オススメ情報

マシモPさんがツイートしていたNetFlixの「自宅環境で吹替のセリフを収録する」という推奨機材や推奨環境が記載されているページもとても参考になりましたので是非チェックしてみてください。

宅録のノウハウがわかりやすく紹介されています!紹介されているマイク高すぎますけども…(涙

ということで。前回に続き音声コンテンツを制作する際に役立ちそうな、釣り人にはまったく刺さらない感じの記事でした!!そろそろ釣りネタも書いていきたいと思います( ;∀;)

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