AUTHOR
Takahiro Onaka
関西在住のウィークエンドバサー。
2013年バス釣りを初めました。和歌山県合川ダムをホームフィールドとしつつ、関西の様々なフィールドに出かけバス釣りを楽しんでいます。
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昨日8/13(土)は東京から琵琶湖に釣り合宿に来てたランチアさんと合川ダムに遊びに行ってきました。
この男、なんとこの日で5日連続の釣りとのこと。完全に異常釣欲者ですねぇ。笑
まずは将軍川中下流のアウトサイドベンドからフィールドの状況把握のためスピナーベイトで流していきます。(一昨年まではスピナーベイトはサーチベイトにはならない、とか言ってたくせに。笑)
比較的中下流域は水質がクリア、かつその時は無風だったので、使用したのは振動が弱めのDSTYLE「Dスパイカー」。するとさっそく…
ぼよ~ん♪と
(07:29)レギュラーフィッシュ君をキャッチ!
そこそこ深いレンジまで沈めて巻いてアタリがありました。ランチアさんがキャストしていた羽根モノトップウォータープラグにはバイトもチェイスもなし。
先日の日吉ダム釣行から何となく予想していた通り、合川ダムも魚のレンジはけっこう深いのかもしれません。ということで流れがあたり水深のある垂直岩盤エリアへ移動。
流れがあたる垂直岩盤エリアでは魚探でベイトフィッシュが映る水深をチェック。真夏、中層にできるサーモクライン(水温の境目)。それがどのレンジでできるのか自分には全く見当もつかないので、魚探に映るベイトフィッシュのいるレンジを頼りにします。水温、溶存酸素量が適度なレンジにベイトフィッシュもバスも溜まるであろう、というヨミです。
(08:35)ランチアさんがさっそくグリマーのミドストで中層を狙いレギュラーフィッシュ君をキャッチ!ミドストでの魚のキャッチは初めてとのことですがお見事です。
自分はノリーズのビッグスプーン「ダイラッカ」のフォール(大落下)で中層を狙うことにします。
すると、ファーストフォール後、ぬしっと枝でも引っ掛けたような重みを感じて巻き上げてみると「グググン!」強烈な引き!下へ下への突っ込みにひたすら耐え…
(08:43)真夏のビッグバスを捕獲!ぶりんぶりんのナイスコンディションだ!
測ってみるとジャスト50cm。実はこれだけ何度も合川に通っていながら50UPの魚が釣れたのは初めてなのです。何よりも狙い通りに獲れたビッグフィッシュである事が嬉しい。
何となくその日の正解を導き出せた気がしつつもマグレのラッキーフィッシュかもしれないので、中上流域の垂直岩盤エリアに移動して答え合わせ。
引き続きダイラッカのフォールで狙っているとまぁまぁサイズのバスがヒット!が、水面でバシャンと跳ねてバレ~。ダイラッカには決してバイトは多くはありませんがこの釣りは間違いではなさそうでした。
ただ、別の答えもあるかもしれない、と将軍川上流域をチェックしに行きましたがバックウォーターは今まで見たことないくらいアオコだらけ。全然釣れる気がしませんでしたが、別のボートの方が連発させてました。僕達には無理でした…。
この日自分が釣ることができるのは流れがあたりベイトフィッシュが絡む垂直岩盤の中層からディープにいる魚だと考え、垂直岩盤エリアが多い日置川筋へ大移動。
バスボートの機動力を活かし、当初の目的は置いといて、思いつきで普段の2馬力ボートでは見に行くことができない日置川のバックウォーターまでのぼります。初めての景色にドキドキしましたが、見えバスは一匹だけ…。それからアウトサイドの垂直岩盤と大滝付近のストレッチを狙いましたがノーバイト…。そんな簡単にはいかんわな…。
それから熊野川、前の川合流地点の垂直岩盤を狙いに大移動。岩盤エリアには人が入っていたので、熊野川バックウォーターへ。
(12:34)ランチアさんが関東仕込みのサイトフィッシングで40UPをキャッチ!
3本の見えバスがいて1本のバスが通った道にルアーを置いて後続のバスに食わせたとのこと。なにそれ、プロっすか?!
「これなら前の川バックウォーターの天才バスも食わせられるんちゃうか」と期待し前の川バックウォーターに入りますが、人が多く思うように釣りが出来ないようで早々に切り上げます。
そして本命の熊野川合流地点の垂直岩盤エリアを狙いに行きましたがベイトフィッシュもほとんど魚探に映っていないからか?バイトなし…。
やっぱり将軍川筋の岩盤エリアが釣りやすいのかも?ということでまたまた大移動。バスボートの機動力は1日のゲームを楽しくさせること間違いなし。僕も船舶免許が欲しくなりました。
しかし、期待していた将軍川岩盤エリアでは残念ながらダイラッカは不発…。
途方に暮れたランチアさんがライトリグをキャストし始めシャローでヒット!
並木さん風にラインを手繰り寄せ…
(13:56)キャッチ!
その後も岸近くで同サイズを連発。ランチアさんのこの釣りで午前とは将軍川の状況が変化していることを感じます。午後から吹き始めた風で表層付近の溶存酸素量が上がりシャローに魚っ気が出てきたのか?
バス釣りは仮説と検証を繰り返して魚を探すゲームですね。
というわけで、将軍川中流域のシャローを攻めるのははキミだ!とO.S.P「ハイピッチャー」の1/2ozを巻くことにします。
この日やってなかった垂直岩盤ではない中上流域のアウトサイドベンドをハイピッチャーでスタンプや岩に絡めて流していくと「ドン!」と待望のバイト!
(14:53)またまたビッグフィッシュをキャッチ!
測ってる時は49cmだったように思うけど、後から写真を見るとほぼ50cm。そんな細かなことは置いといて単純に嬉しい。
その後も同条件のストレッチをスピナーベイトで流し2バイト得るも、いずれもバラし…。ただ、この状況にアジャストできている気がします。マイゲームですよ。と田辺ノリオ師匠の声が聞こえた気がしました。笑
ランチアさんにドラマフィッシュを釣ってもらうべく最後にとっておきのストレッチをスピナーベイトで流してみましたが、これ以上バイトはなく納竿。うう~ん、難しい…。
全体的にタフ?というよりシャローに魚が少ないからか?釣るのが難しい状況でしたが、少ないチャンスをものにし良いゲームが出来たと思います。合川での釣りはやっぱりオモロいです。
家に帰って大吉さんに癒されるランチアさん。
ランチアさんはハイシーズンの合川ダムはもっとイージーだと想像していたようで非常に悔しい釣行になったようです。途中でビッグスプーンやスピナーベイトの釣りが信用できずライトリグにちょこちょこ切り替えていたことを悔やんでいました。
そしてなぜか合川の水をペットボトルに入れて持ち帰り次の日の朝に飲んでました。次回はリベンジするぞ!という意気込みがスゴいっすね…。笑
そーゆーことですよ。
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TACKLE DATA
【タックル1】
ロッド:フェンウィック FVR-BM62CMJ
リール:メタニウムMGL
ライン:シーガー R18 フロロリミテッド(12LB)
ルアー:Dスパイカー 3/8oz(カラー:ブラウンシャッド)
【タックル2】
ロッド:エクスプライド 171H-2
リール:メタニウムHG
ライン:シーガー R18 フロロリミテッド(16LB)
ルアー:ダイラッカ(カラー:オイカワ)
【タックル3】
ロッド:ワイルドサイド WSC610M
リール:メタニウムMGL
ライン:シーガー R18 フロロリミテッド(12LB)
ルアー:ハイピッチャー 1/2oz(カラー:スパークホワイトチャート)