BURITSUイチの新しもの好き、Mr.ノーバイトです(^O^) iPhoneやApple Watchをはじめ、デジタルガジェットの類は発売されたらすぐに買ってしまいます(^_^;

今回は、以前から気になっていたカシオのスマートアウトドアウォッチ「プロトレック スマート WSD-F20」ですが、有難い事に！ご提供いただき使用させていただく事になったので「釣りで使えるの！？」とか「iPhoneでも使えるの！？」という疑問も含め自分が実際に使ってみた感想をお届けします！！

プロトレックについて

カシオの腕時計ブランドと言えばG-SHOCKが有名ですが、PRO TREK（プロトレック）はアウトドアの使用に特化しており、気温・気圧・方位のセンサーが内臓されているため「自然の動き知る」ことが可能な腕時計として知られています。

学生時代には、ブームもありG-SHOCKを身につけていました（笑）　釣りをしているうちにプロトレックの存在を知りましたが、高価な商品の為に子供の頃は手が出ずいつかは欲しいと思っていたプロトレックの時計。待望のスマートウォッチモデルが登場…ということで釣り人が気にならない訳がない！！(^O^)

「釣りに使える腕時計」と言えば…プロトレックをイメージする方が多いですよね！？ これはアンバサダーを務めるO.S.P代表の並木敏成プロの影響も大きいのではないでしょうか！？

釣り人に魅力的な基本性能

5気圧防水

釣りで使うなら大前提になる防水性能ですが、プロトレック スマートは「5気圧(約50m)」ということで、がっつり水をかぶっても大丈夫でしょう！！

魚を釣り上げたあと、手を洗う際もスマートウォッチの事を気にしないで良いので助かります。

タフな使用環境にも耐える堅牢性

プロトレックですから堅牢性に関してはなんの不安もありません。ディスプレイは「保護ベゼル」によって保護されており、釣りの最中に不意に傷つけることもありません。

今まではApple Watchを使用していましたが、ディスプレイがむき出しで破損してしまう不安を抱えていたのでこれはとても助かります。弊害としては若干画面操作がし辛くなってしまう点でしょうかね！ どっちを優先するかの問題なので仕方ない！ ぶっ壊し屋なのでタフな仕様は嬉しいです。

まずはセットアップ

スマートウォッチですから、スマホとの連携は必須！！ まずは電源を入れてセットアップしてスマホとペアリングします。公式サイトで親切な「スタートアップガイド」を見ながら作業を進めればスムーズに完了すると思います！！

iPhoneユーザーも安心

プロトレック スマートはGoogleの「Wear OS」が採用されているのでどちらかと言えばAndroid OSのスマホとの相性がよいはず！？自分はiPhoneユーザーなので不安もありましたが想像より遥かにスムーズにペアリングが完了しました。

男心をくすぐる「TOOL」のモーションやグラフィックがカッコいい

内臓アプリケーションの中にある「TOOL」という、自然現象の変化をビジュアライズするアプリがインストールされています。コンパス、高度、気圧、日の出・日の入り、タイドグラフと釣り人が気になる情報多し！！ しかもこれを表示する際のモーションやグラフィックがイマドキな感じでカッコいい！

自分のプロトレック スマートを見た知り合いの方も「おぉ！！カッコいい！！！」と思わず反応していました(^O^)

昨今、なんでもスマホで調べる時代ですが、手元でサクッとタイドグラフや日の出・日の入りを見れるのは楽チンですし、気圧については気圧センサーがついてないと表示できないからスマホでは補えないポイントです。

アクティビティの釣り専用モードが最高すぎる！

プロトレック スマートを使用させていただく中で特筆すべきだと感じたのが「ACTIVITY(アクティビティ)」というアプリ。様々なスポーツ専用に地図と移動ルートをはじめ、速度、距離、高度、気圧変化などの情報をリアルタイムに表示してくれます。この素晴らしい機能を豊英ダムでのバス釣りで使用してみた様子を例にご紹介したいと思います！！

準備

がっつりアクティビティを使い込んでみようと訪れたのは豊英ダム。

ボートやタックルの準備が終わったところで、プロトレック スマートの準備。「アクティビティ」を起動します。

画面をスワイプし、「フィッシング」モードに。釣りを開始するタイミングで「START」を押すと移動ルートの記録が始まります。

気圧はリアルタイムに更新される

するとこんな画面↓が表示されます！ 気圧が1000hPaを下回っているのが分かります。気圧が低いと魚が浮きやすく、トップウォータープラグへの反応が良くなるという説があるので、表層を探れるダッジをチョイス！！

まずは最近調子の良かったエリアに移動して、表層から探っていきます。ダッジをゆっくり引いてくると…

狙い通り！？ トップで釣れた嬉しい1本(*ﾟ▽ﾟ*)

釣果はボタンひとつで簡単に登録可能！

釣れたら、画面をスワイプして↓の画面で「魚のボタン」をタップすると釣果が記録されます。（記録内容は現在地の緯度経度と気圧）

その後、同エリアで釣りをしていると浮いているバスが多数見受けられました！！　気圧の他にも気温や光量などいろいろな要因はあると思いますが、この日はかなりバスが表層付近に！！

チェイスしてきたバスにブルシューターJr.でエイトトラップを仕掛けたら、なんとダブルヒット！！　45cmクラスが2本釣れてしまいました（＾＿＾；

マップでも確認可能

釣れたスポットは↓こんな感じでマップでも確認可能！！魚のマークがプロットされています。

「2匹目の魚はどこで釣れたんだっけ！？」 なんて時にも確認が可能なのは嬉しいですよね。いままではスマホアプリなどで都度釣果登録をしていたのですが、プロトレック スマートなら画面をタッチしてボタンをタップするだけ！！

その後は順調に釣果を重ねて8匹で…バッテリーが切れてしまいました(´･_･`) 自分が充電を怠っていた為、最後の1匹を記録することができませんでした。

やはりスマートウォッチはバッテリー問題がネックですね！ できるだけ快適に使う方法を模索したので後ほどご紹介します。

ここまで読んでいただいて「うんうん。まぁこれくらいは出来るだろうけど、ログはどう管理されるの？」という疑問が湧いてきますよね！？

正直、自分も最初はこの管理が厄介なのでは！？と感じたのですが！！！

間違いだった！！
個人的にはここからが「アクティビティ」の真髄！！

移動ルートと釣れたスポットをGoogle Mapsで表示できる！

「アクティビティ」のデータはクラウド(Googleドライブ)を経由して転送することが可能なんです！！ 逆に出来なかったら困ってしまうのですが（笑）

「設定」から「エクスポート」を選択すると↓こんな画面に。

ボタンをタップすると…エクスポートが開始！ 自分は少し時間がかかりましたが、環境によるのかもです。

そして、Googleドライブに保存されたKMLファイルをGoogle Mapsの「マイマップ」で新規マップを作り、データをインポートすると…

じゃ、じゃーん！

PCやスマホから閲覧できる釣行データマップが完成！！ インポートだけできてしまえばここからは自由に編集して管理が可能ですよね。こんな機能がついているスマホアプリが欲しかったのですが、良いものに出会えず。雨の日は釣れる度にスマホを取り出すのが億劫なので、時計のボタンを押して釣果登録できるのは嬉しい(*´ω`*)！

海釣りはタイドグラフ+MOMENT SETTERが便利！

先日、壱岐島に遠征に行った時もプロトレック スマートを着用して海釣りに出てみました！ この時点では「アクティビティ」の使い方を理解できておらず、タイドグラフをメインに使ってみました！！

タイドグラフを使うと潮位を確認しながら、あどどれくらいで時合いが来るのか！？ 計算ができます。これはスマホのアプリでもよいですが、海釣りをしているときスマホをバッカン等にしまっている方も多いのではないでしょうか！？ そんな時TOOLのタイドグラフが活躍してくれます！

さらに！「MOMENT SETTER」という機能を使うと、あらかじめ設定した条件になるとバイブとともに通知されます。

例えば…
「満潮の2時間前」
といった具合ですね。色々な設定項目があるので、細かく設定できました！！

※ハメ込み合成です

壱岐島の周りは目標物が無く、沖に出てしまうと方向感覚が無くなる…スマホのマップでも良いですが、いざって時にコンパスが使えるのは安心ですね。

釣りの方は短い時合いで青物をキャッチできて楽しめました(*´ω`*)！！

海釣りでも「アクティビティ」を使うことでポイントマップを作れるのは魅力ですね〜！

iPhoneユーザーが使ってみた感想

セットアップが思ったよりもスムーズでしたし、「AndroidとiOSの機能比較表」を見ると分かりますが、iPhoneで出来ないことって少ないんです。釣りに関係ないアプリが非対応だったりです。

Apple Watchユーザーから見てどうか？

自分的にスマートウォッチに求めるものは

・通知機能(通話着信やメールの受信等)
・スマホを探す機能(ウォッチからiPhoneを探す)

がメインで他は使いこなしてないんですよね（笑
Apple Watchには釣り系のアプリで良いものが無いので…Apple Watchユーザーの自分から見ても「アクティビティのフィッシングモード」があるプロトレック スマートもかなり魅力的です。

改善されると嬉しい点

数ヶ月使わせていただいて気づいた部分ですが、大きなところでは「バッテリー寿命」と「充電ケーブル」の問題です。

↑マグネットで接続されている充電ケーブルですが、充電の際にテーブルに雑に置くと、接続が外れていて翌朝充電されていない！！！　なんて事になりかねません。（実際一度おこりました）

こちらは気をつけていればよいのですが、Apple Watchのような非接触系に進化していくのかもしれませんね！

※追記 ↑この問題を解決するにはこんなホルダーも良いかもしれません！

[カシオ]CASIO 腕時計 SmartOutdoorWatch WSD-F30 専用充電ホルダー WSA-H2

posted with amazlet at 19.10.16

CASIO(カシオ) (2019-05-25)
売り上げランキング: 188

Amazon.co.jpで詳細を見る

節電する方法は？

デフォルトの設定ですと少し電池の持ちが悪い印象でした。そこでちょっと設定を変更することをオススメします！！

「設定>画面>常に画面をON」という設定項目があります。こちらを「OFFにしておく！」すると、時計を見る動作をしていない状態では↓このような表示に切り替わるんです。

こちら、関心してしまったのですが「二層液晶ディスプレイ」というモノクロ液晶とカラー液晶を重ねた二層構造のディスプレイを搭載しているのだとか！！

モノクロ液晶は「省電力」な上に「太陽光が強くても見やすい」というメリットがあります！！具体的にこれでどれくらい電池寿命が伸びるのかについてはコチラのページをご覧ください。

「常に画面をON」にして、「アクティビティ」のトラッキング精度優先の場合6～8時間ですが、省エネ設定をすることで約25時間まで伸びます！！

さらに…「タイムピースモード」という単に時刻だけど表示するモードなら1ヶ月以上駆動するらしい。これ結構ビックリした！！ バッテリーが少なくなると自動的にこのモードに変更されるようで、時計としては機能するのも嬉しいです。

EL液晶搭載の新型登場！WSD-F30についての紹介記事

【PRO TREKスマート】有機ELを搭載しコンパクトになったWSD-F30が新登場！旧モデルからの改良点は？ [PR] – Mr.NoBite 釣りリアルを求めて

8月に当ブログでもご紹介させていただいたカシオのスマートアウトドアウォッチ「プロトレック スマート WSD-F20」アウトドアでの使用に特化したスマートウォッチということで、釣り人からの注目度も高いと感じています。 そんなプロトレック

Mr.NoBite 釣りリアルを求めて

【実釣レビュー】新型プロトレックスマートWSD-F30を実際に使ってみて気づいた進化とクロスバンドの有効性[PR] – Mr.NoBite 釣りリアルを求めて

前回、カシオのスマートアウトドアウォッチ「プロトレック スマート」の新モデル「WSD-F30」と旧モデル「WSD-F20」の比較記事をお届けしましたが、今回は先日発売されたばかりの「WSD-F30」を実際に釣りで使用してみての感想をお届けします！ 今回は海釣りで使ってみた

Mr.NoBite 釣りリアルを求めて

お求めはこちら！

今回ご提供いただいたブラックに加えてオレンジも！！ 限定モデルもありますがちょいと高いのでベーシックなモデルがオススメです！

[カシオ]CASIO スマートアウトドアウォッチ プロトレックスマート GPS 搭載 WSD-F20-BK メンズ

posted with amazlet at 18.08.08

CASIO(カシオ) (2017-04-21)
売り上げランキング: 215

Amazon.co.jpで詳細を見る

[カシオ]CASIO スマートアウトドアウォッチ プロトレックスマート GPS 搭載 WSD-F20-RG メンズ

posted with amazlet at 18.08.08

CASIO(カシオ) (2017-04-21)
売り上げランキング: 317

Amazon.co.jpで詳細を見る