AUTHOR

    Takahiro Onaka

    関西在住のウィークエンドバサー。
    2013年バス釣りを初めました。和歌山県合川ダムをホームフィールドとしつつ、関西の様々なフィールドに出かけバス釣りを楽しんでいます。

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    魚探を使ったバス釣りの面白さを知る!2015年釣り納め合川ダム釣行

    DATE : 2015.12.27

    CATEGORY : 冬のバス釣り, 合川ダム


    今週末12/26(土)は合川ダムに釣り納めに行ってきました。

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    2週前の濁りは落ち着き、下流域は笹濁り、中上流域はクリア。ずっと15℃前後もあった水温は11℃まで下がりやっと冬らしくなってきました。

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    先日購入したマイ魚探を持ち込んでの釣りということでめちゃ期待して臨んだのですが、結果から言うとノーバイトノーフィッシュでした。

    合川ダムでのボウズは2015年の初釣り以来2回目です。最初だけでなく最後にもやらかしてしもた…。汗

    ただ、今回魚探をしっかり見ながら釣りをしてバス釣りが更に面白くなりました。「パズルはピースが多いほど面白い」っていうのと一緒ですねぇ。

     


    魚探の映像から導いた仮説と狙い

    魚探では水温、地形変化、水中に沈んだ立ち木など様々な情報が得れるのですが、バスの居場所が全然分からなかった前回釣行をキッカケに魚探を購入した一番の理由はベイトフィッシュの居場所を知るため。

    冬は水温低下でバスの活動は鈍くなり、動くためのカロリーをあまり必要としなくなりますが、それでも完全に捕食活動を止めちゃうわけじゃないですよね??であれば、じっと大人しくしてるにしてもベイトフィッシュの近くに居た方が方がいいはず。

    冬のバス釣りは水温が安定する場所を狙うのがセオリーですが、さらにベイトフィッシュが絡む場所が知りたいとなると目視だけでは厳しくやっぱり魚探が必要。コタツの上のミカンを探すわけです。

    そして、あわよくばバスの居場所も魚探で確認して狙い打ちしてやろうくらいに思っていたのですが、残念ながら魚探にそれらしい映像は映りませんでした。映るのは中途半端なレンジ(水深12mであれば6〜7mとか)にいるベイトフィッシュのみ。これが全然ストラクチャーに依存しておらず、沖の中層なんかでも泳いでいました。

    考えられることは、

    1. バスはボトムにべったりくっついて映らない
    2. バスはボートが通れない冠水したカバーの中に入っている
    3. 魚探を見てベイトフィッシュと思っているのは実はバス(いわゆる「サーモクライン」と言われる層にバスがいる?)

    とかとか。

    バスの居場所は上記の通り仮定して、ベイトフィッシュらしきものが魚探に映り、かつベイトフィッシュのいるレンジまで最短距離で上がり下がりがしやすい垂直岩盤周りを中心に狙っていきました。ちなみに「最短距離」と言ってるのは「バスはストラクチャーにつく」という習性を前提にしてます。

    と、エラそうにゴチャゴチャ書いてますが、念のためもう一度言いますとノーバイトノーフィッシュですよ。ノーバイトノーフィッシュのオッサンが書いている記事です。いわゆる「妄想」ってやつです。笑

     


    使用したルアーと狙い

    以下、使用したルアーをメモっておきます。

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    O.S.Pのジャークベイト「ヴァルナ」。合川ダムは相変わらず水位が高く色んなものが沈んでカバーをつくっています。それらをかすめるラインを通し、ジャークで引き出す狙いでした。

     

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    合川ダム釣行では年中かかせなくなっているO.S.P「ドライブクローラー」のネコリグ。カバーを打つのと、ボトムを舐めるように引くのに使いました。

     

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    前年の冬の釣りでも活躍してくれたノリーズのジギングスプーン「メタルワサビー」。舐めネコでは口を使ってくれない強情なボトムべったりバスをリフト&フォールのリアクションで狙いました。

     

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    秋に偶然?ビッグバスが釣れたことでお気に入りになったフットボールジグ「O.S.Pジグ03ハンツ」。使い方も場所も狙いもメタルワサビーと同じ。「バスがリアクションで口を使う」ということがまだまだ自分にとっては偶然性の高いコトで、であればその確率が少しでも上がるようアクションが違うものも一応入れておきたいと考えました。

     

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    ゲーリー「6インチグラブ」の7gテキサス。魚探にこんもり映るティンバーブッシュをネコリグで狙っていたのですが根掛かりしてしまったので思いつきで使用。魚探をかけることができないゴミだまりを打つのにも使いました。

     

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    イマカツ「ジレンマポッパー」。前回釣行で水面で小魚を追うバスを見て念のため用意していた小型トップウォータープラグ。今回の釣行でも朝まずめと夕方に2、3度見ちゃいました。冬でもトップウォーターで釣れると思う、と同時に釣りをしていたエリアは間違いではなかったと実感。ただ、この水温でもこんな活発に捕食活動していることは完全に予想外でした。

    今回はタイミングが合わず残念ながら仕留めることは出来ませんでしたが、この「ジレンマポッパー」実は僕が今年一番バスを釣ったルアーです。バスの目線が上を向いたら使い時。たぶんこのルアーだけで今年50本くらいは釣っています。釣具店ではなかなかお目にかかれずオークションでの購入になるので、不必要に競合を増やしたくないためブログ記事にはせず、出しても「小型トップ」とボカしてきました。ノーバイトノーフィッシュのオッサンの「妄想」をここまで読んでくれた方へのお礼として、このタイミングで発表。タックルセッティングも重要なのですが、長くなったのでまたいつかポロっと書きます。笑

    以上、釣り納め釣行記でした。

    マイ魚探を購入したことで、2016年はバス釣りが更に楽しくなるといいなぁ。

    修行は続く!

     


    魚探ビギナーにオススメの魚探セット

    「魚探をボートに取り付ける方法とかよく分からん。」「魚探とか高すぎて買えない。」と魚探の購入にハードルを感じている方や「魚探は興味あるけど見方もよく分からないから初めは安いのでいいよ。」という方にオススメのセットがこちら。

    今回僕が購入したLOWRANCE「エリート3X」のセット。ほぼセッティングされた状態で届くので、自分でするのはボートにクランプを固定し、赤と黒の線を繋ぎ、乾電池を入れるだけ。めちゃ簡単に使えるうえ、3万円で買えちゃうお手軽さ。魚探としての機能も初めの一台としては十分。画面の小ささだけは我慢が必要です。

    1点、クランプ幅が自分が乗るボートの縁の幅に合うかどうかは要注意。僕はギリギリOKでした。

    こちらはクランプではなく、吸盤でボートに振動子を設置するタイプ。なんと3万円をきっちゃいます。ボートによってはクランプの取り付けが出来ないかもしれないので、これでもよかったかも…。

    FIELD DATA

    場所:合川ダム
    天気:晴れ
    水温:11℃
    水質:下流笹濁り、中~上流クリア。
    その他:水位高め、ベイトフィッシュは目視できず。ボイルあり。

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