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Mr.Nobite
BURITSUのMr.ノーバイトがお届けする、素人目線の釣りブログ。購入した釣り具のご紹介、弁慶堀をはじめ房総のリザーバーや富士五湖、相模湖、芦ノ湖などでのバスフィッシングをメインに、海釣り等いろいろな釣りの釣行記を投稿しています!
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今回は皆さんが大注目している“新型ライブスコープ”について!ガーミン マリン製品の日本正規輸入代理店G-FISHINGよりお招きいただき、日本最速で体験してきました!!
旧型ライブスコープ振動子「LVS32」と新型ライブスコーププラス振動子の「LVS34」の変更点を見比べながら、既にライブスコープを導入しているユーザーが「買い換える価値はあるのか?」という部分に焦点をあててご紹介していきたいと思います。
主な変更点
まずはざっくりと旧型と新型の変更点についてまとめてみたいと思います。
振動子の形状・スペック
ぱっと見でわかる通り振動子の形状が従来の三角からハミンバードやローランスのライブ系振動子の形状に近い四角に変更されています。
スペックとしては発射面のサイズ(長さ)が90mm→146mmと約1.6倍に拡大され、高周波を高出力で発射できる様になりました。
また発信エレメント数も96個→156個と約1.6倍に増え、これによって従来のモデルよりも高解像な映像を描画できるようになったそうです。
この変更により以下↓の恩恵を受けることが可能になります。
1.より小さいもの、小さい動きが捉えやすくなる
解像度が約1.6倍になるので、今までの1.6倍小さいものを捉えやすくなるそう。さらには遠方での小さな動き、例えばフォワードモードで比較した場合、LVS32では30m先で最小55cmの移動を探知可能だったところ、LVS34では最小35cmの移動を捉えられます。
自分の使い方では小さいものを遠くで映す必要性はそこまで感じていませんが、昨今のライブサイト系の釣りをされる方にはとても重要なポイントではないかと思います!
2.ターゲットの分離能力が向上
いままではボトムに溶け込んでしまって見つけづらかった魚が認識しやすくなります。従来品では水深の浅いところでは見づらいと感じることもありましたが、この辺りも改善されておりシャローに強くなっていました。
分離能力の向上によって、今までライブスコープ初心者には見つけづらかった魚が発見しやすくなります!これはめちゃありがたい。
3.ノイズが軽減される
旧型と比較するとハードボトムからの乱反射ノイズ(ゴーストエコー)が減っていたり、中層のノイズもかなり抑えられている印象をうけました。ノイズが減ることで小さいものも見つけやすくなりそうですよね。
自分も中層のノイズが結構気になっていたので、これはかなりのメリットを感じました!こうやって見比べるとボトムのエッジがかなりクッキリしています。
ノイズが減る為、今までより感度を上げることも可能になります。
4.パースペクティブモードの性能も向上
高周波を発射しているからか?輪郭か今までよりもクッキリ出るようになっているとのこと。自分はあまり使わないので重視しませんが、パースペクティブモードを多用する方には嬉しい性能アップ。
まとめ
という4つのポイントがライブスコーププラスに乗り換えるメリットになります。
一見、毎日のようにライブスコープの画面を見ている人でない限りは並べて見比べないと分からない程度の違いではないでしょうか。
“でも、確実に違う。”
確実に進化しているのがライブスコーププラス。この差をどう捉えるかは人それぞれでしょう。トーナメンターの方ならこの微妙な差は見逃せないはず…
ブラックボックスは変更なし!
ライブスコープを取り付ける際に必要なソナーモジュールのGLS10(通称ブラックボックス)は従来モデルと共通。
つまり、既にライブスコープを導入している方であれば新型の振動子(LVS34)のみ購入すればライブスコーププラスにアップデートが可能になります。
セット価格が299,000円(税別)、振動子単体が199,900円(税別)ということで…買い換えるよりはお得!旧型の振動子単体価格が160,000円(税別)なので、この価格差なら新型にしたほうが絶対いいですよね。
パースペクティブマウントも新しくなっているよ
パースペクティブマウントを使用する場合、LVS32のマウントとは互換性がなく、従来品の使用ができません。新型用のパースペクティブマウントが付属するそうなので付け替える必要があります!
日本での発売は4月15日から
発売は4月15日からだそうで、既に各ディーラーで予約の受付が行われているそうです。価格は以下の通りです。
ライブスコーププラス LVS34 振動子+GSL10:299,000円+税
ライブスコーププラス LVS34 振動子のみ:199,900円+税
旧型も引き続き並行して販売されるとのこと。エコーマップUHDとウルトラみたいな関係性?
公式のレビュー動画
佐々プロによる解説動画を見ればより理解が深まると思いますので是非チェックしてみてください。動画で見比べたほうが分かりやいすいです!
佐々プロは違いに結構驚いていて「あれっ…同じ方向を向いてるよなぁ…?」って戸惑ってるぅ!( ´∀`)
結論
ということで、これまでの情報をもとに精査をする時がやってきました。自分の周りではここ1〜2年でかなりの方がライブスコープを導入された印象があります。そんな皆さんが気になるのは…
買い換えるべきか否か?
実は…自分の結論は既に出ています。なぜならこの体験イベントの直前にLVS32のジャイロセンサーが故障!!(ズコー)なんてタイミングなんだ!!
そんなん、新型を買うっきゃないでしょ!!
というように、2018年のデビュー当初に購入された方々は既に振動子の調子が怪しくなってきているケースもあると思います。いつ壊れるか分からないですし、トーナメンターの方なら予備(汗)も必要でしょう。こういった方なら迷わず新型の購入をオススメします。
特にトーナメントにおいてはこのちょっとした差が結果に影響することも少なくないですよね。
「いや〜、つい先月従来品を買ったんだけど…涙で前が見えねぇ…ToT」
そんな方もいらっしゃるかもしれません。でもこういったデバイスではありがちな事です。欲しいと思ったその時があなたにとっての買い時なので仕方ありません…旧型でもメリットはたくさんあります。
でも、気になっちゃいますよね…? それでも大丈夫。最悪は従来品の振動子を売って振動子だけ買い替えましょう(白目)
まずは自分で比較してみてから…
この記事を見てモヤモヤしてしまった方へ。「じゃあ実際どれくらい違うのよ?」ってなるわけですが…
百聞は一見にしかず
いずれディーラーさんなどで体験会なども開かれるかもしれませんし自分を含めまわりで新型を導入した人と見比べる会を開くのが1番納得感を得られるハズです。それから考えましょう。
という事で。短くまとめようと思ったのにテンションがあがって長くなってしまいました…間違いなどあれば修正、加筆などしていきます!
最後にUSガーミンの公式動画で締めたいと思います。