AUTHOR

    Mr.Nobite

    BURITSUのMr.ノーバイトがお届けする、素人目線の釣りブログ。購入した釣り具のご紹介、弁慶堀をはじめ房総のリザーバーや富士五湖、相模湖、芦ノ湖などでのバスフィッシングをメインに、海釣り等いろいろな釣りの釣行記を投稿しています!

    自分について

RELATED SITE

【日本三大怪魚】巨大なアカメを泳がせで捕獲!震えが止まらない興奮と恐怖の高知遠征

DATE : 2022.08.31

CATEGORY : 釣行記


実に1ヶ月半ぶりの更新となってしまいました。8月はほとんど自宅にいる時間が無いほど釣りに忙しく、一瞬で過ぎ去っていきました。

釣りは沢山しているのに最近はめっきり釣り運が無くて7〜8月は楽しい思い出は沢山あるけれど釣果の方は…という感じ。そんな中で迎えた高知遠征。まさかこんな結末が待っていようとは思いもしませんでした!

2年ぶりの高知家!

いつかは釣ってみたい、釣り人の憧れの魚「アカメ」を狙っての高知遠征は2回目。前回は2020年の夏、その時は台風の影響による大雨で1日目は流れが強すぎ&どちゃ濁りになってしまってキャンセル。2日目はなんとか釣りができたものの…アカメからの反応は得られず、ヒラスズキを釣って終了となりました。

その時、遠征に誘ってくださった潤造さんが「今年もどうですか?」とリベンジの機会を与えてくださったので乗っからせていただき2022年2年ぶり2度目の挑戦となりました!

そう簡単に釣れる魚ではないですし、天候に左右される場合もあるので今回も2日間の日程を組んでいただきました。この遠征の直前まで宮古島に居たのでバタバタで高知入り!

色々上手くいかない初日

潤造さんがクルマで高知まで移動してくださり、高知空港でピックアップしていただきました。毎回本当に申し訳ないです(ToT) 次回は四万十にも足を伸ばしたいしクルマで来ようかな!?( ・∇・)

潤造さんと合流してまずは腹ごしらえ!「鶏と魚」というラーメン屋さんに向かいましたがコロナの影響で閉まっており…「ひろめ市場」へ。土曜日ということもあってお目当ての藁焼きカツオのタタキ屋さん「明神丸」が激混みなので諦めて近くのカフェでランチを頂きました。

その後、早明浦ガイドのペリー大西さんに聞いた情報ですと「やいろ亭」というお店のカツオが美味しいらしい!屋台餃子の「安兵衛」も食べたいし…次回は必ずひろめ市場で食べるぞ〜!!

ご飯を食べたあと、一度ホテルに向かいチェックインをして部屋でタックルの準備をしました。足りない釣具はホテルから集合場所の途中にある「フィッシングハヤシ」で調達できます!

この魚拓を見ると、こんなにデカいカンパチもいつか釣ってみたい…いつか…

泳がせで使う魚(キビレやなんとかダイ)を釣るための青イソメを調達しました。

アカメ釣りガチ勢の方からすると陸っぱりでルアーで狙ってなんぼな所もあるのかもしれません。でも自分は手段には拘らずアカメという魚に触れてみたいという気持ちが強かったので可能性の高い方法ならなんでも受け入れる所存!

とにかくキャッチしたい!

今回もお世話になったのは高知県浦戸湾の「GOLD RUSH」という遊漁船。まるで渋谷のハンバーグ屋さんみたいな名前で非常に覚えやすいです(笑) そんな事を書いてたらゴールドラッシュのハンバーグ食べたくなってきた…

釣りを開始してしばらくすると花火大会が行われていたのかボートの上から花火が見えました。そうです、それくらいしかこの日は語ることがありません。

初日は泳がせタックルをセットして合間でルアーを投げる作戦とりましたが、泳がせで2回ほど怪しい反応があったくらい。それも本当に魚だったか…?今となっては疑問です。

潤造さんの泳がせタックルには餌にアカメらしい歯形が残っていたのでバイトはありましたがフックアップせず(T_T) なおルアーにも怪しいバイトはあったそう!

餌釣りとルアーを並行してやるとどっちつかずになって良く無いかも?と感じたので

2日目は餌をやり切る!!

と心に決めました。潤造さんは過去にアカメを釣っており、ルアーに拘りたいということでルアーメイン。自分は泳がせメインで2日目に挑みます!

おじさん達の夏休み“仁淀ブルー”

と、その前に2日目の昼間のことを。アカメの遊漁船は夕方〜夜にかけて釣りをするので昼間はフリー。

2日目の昼間にやることを決めていなかったのですが、バスのおかっぱりをするか観光をするか…?3日目の飛行機の時間まで早明浦ダムでバス釣りをする予定があるのでこの日は観光することに!!

四万十まで行くのは距離がありすぎるので、潤造さんからの提案で「竜とそばかすの姫」の聖地巡礼をすることになりました!

訪れたのは仁淀川の浅尾沈下橋。主人公が通学で通る沈下橋のモデルになっているそうです。仁淀川の水質は極めてクリア!その美しい水色を「仁淀ブルー」と呼んでいるんだそう。

仁淀川は川遊びをしている方も多くてとても気持ちよさそうでした!水着があったら飛び込んでいたことでしょう(笑)クルマで来たら川遊びをする日を1日設けてもいいかもと思うくらい素敵な場所でした。

鮎釣りも盛んなようでそこら中に釣り人の姿がありました。鮎の友釣りもいつかやってみたいなぁ!

鮎が泳いでいる姿を見ていたら、お腹が減ってきたので道の駅で塩焼きを頂きました。

完璧すぎる1日

仁淀川に癒されて満足したので高知市内に戻ってきてカツオを頂きました。

カツオを食べた後、食後のコーヒーは近くで見つけた「TAY COFFEE STAND」で。

自分、コーヒーのことはあまりよく分からないですが…飲んだキャラメルマキアートがめちゃくちゃ美味しかった!!!ここは次回も訪れたいと思います。

ここまで観光〜食事〜コーヒーと完璧すぎる時間配分と内容。一度ホテルに戻って仮眠をして夜に備えます。

アカメ釣り2日目

この日はガッツリ餌の泳がせに絞る事にした自分。なんでルアーを諦めたかって…船長によると「8月にはいってルアーでは釣れていない」という衝撃の事実を知ったからです(´・_・`) マジカヨ…

今年は雨が少なかったので高水温すぎて魚のやる気も低い↓らしいです。どの魚種もこの問題深刻ですね。ルアーで狙うなら5〜7月くらいもしくは秋の方が良さげでした!

1日目だって泳がせをしっかりやったのに反応が無かったのですから、餌を使ったところで時間内に訪れるチャンスは1〜2回。しかも、それがちゃんとフックアップするのか?バラさずにちゃんとキャッチできるのか?と考えるとかなり可能性が低い。

釣りをスタートしてしばらくすると、ドラグを緩めていたスピニングリールのドラグがジーーーーっとでます!「うわぁ!どうしよう…いつあわせよう…」と思った瞬間、魚が違和感を感じて餌を離しました。

がーん…( °o° )

終わった…

アカメが餌を食ってどれくらいのタイミングでアワセを入れたらちゃんと掛かるのか?違和感を与えないようにするにはどうしたらいいんだろう?反省をしながら次のチャンスを待ちます。

フッキングする間もなく訪れたその瞬間

その後は待てど暮らせどアカメからの反応はなく、気づいたら残り1時間。心が折れかけていましたが川の流れが強くなってきたところでアカメっぽい捕食音が聞こえてきたり水面が賑やかになってきました。

ここが集中する所だ!!と可能性を高める為に泳がせのタックルを2本体制に変更してアカメからの反応を待ちます。

橋脚の流れのヨレに餌を流し込んで泳がせていると…

ドラグを強めに設定して手で持っていたベイトタックルのドラグが滑ってズルズルとラインが出されました。「うっ…いつアワセ…」と考える間も無く、瞬時にギュルギュルギュルーっと糸が放出され続けました。

ヤバい!針がかりしてる!!

今まで経験したことのない尋常じゃ無いパワーで心臓バクバクです。もの凄いパワーでラインを出され続けながらも耐えているとエラ洗いで抵抗するモンスター。

ヤバい…切られるかもしれない…橋脚の近くで釣りをしているので擦られたら一瞬でゲームオーバーです。うまいこと橋脚を避けることができて2-3分かけて船の近くに寄ってきました。

ヤヴァッ!!デカイ!!

デカすぎて恐怖を感じながら、船べりで最後に走られてバラすことだけは無いよう早くネットインしてくれぇぇ!!と思っている自分の心を察していない船長は「まぁ、よかったよかった」と落ち着いているwww 動画で見返したら笑えます。笑

人生初のアカメ捕獲に成功!

釣れたのは127cmのモンスター!潤造さんが用意してくれていたメジャーは120cmまでだったので計測できず(汗)船長に借りてしっかり計測!!まさか120cmを超える魚が釣れるとはおもわなんだ…

重さも測ろうとしたら持ち上がらないというハプニングもあり計測不能(笑)30キロくらいはあったんではないかという感じでした。

本当にデカすぎて怖い…暗闇の中で釣ったから余計なんでしょうけど魚を釣って怖いと思ったのは初めてな気がします。こんな魚が泳いでいる水中を見てみたい!

横に並んで撮影しようとしたら、暴れ出して「殺される!殺される!」と叫ぶ潤造さん。パワーが凄すぎてまじでヤバかった(汗)竿とか身体に衝撃すごかったし最悪ヒレのトゲが刺さったら病院送りです( °o° )

アカメを釣ったら撮影したかった写真↑。目が光っててカッチョいい…

釣り上げてから震えがとまらなくて、頭が真っ白でしたがお別れが本当に名残惜しくて帰っていく姿は脳裏に焼き付いています。

夢中になりすぎて着てた服がアカメ汁まみれになってました↓

この感動、興奮、恐怖。何物にも代え難い貴重な体験をすることができました。

誘ってくださった潤造さんに心から感謝しておりますm(_ _)m

いつかは釣ってみたいと思っていた日本三大怪魚。まずはアカメと出会えて幸せです!!イトウは齊藤部員が釣っているので質問しながらチャレンジできそうですが…琵琶湖オオナマズはどうするんだ….??汗 死ぬまでには制覇したいです!!

他にも、出会いたい魚が増えてきてしまって…ブラックバス釣りももっと上手くなりたいし…時間もお金も足りないぞーーー!!

ということで、Mr.ノーバイトの釣り旅は続くのでした…

今回使ったタックル

泳がせはジギング用のスピニングタックルをメインにしていましたが、2本出しにしたタイミングでシーバスのビッグベイト用タックルも餌用にしたんですけど今回はこちらにヒット。

ジギングのゴツいタックルよりこれくらいのほうが持っていて疲れないし、良さそうでした。

ロッド

シーバスのコノシロパターンでも活躍してくれているビッグベイト竿。ルアーを投げるのに持っていっていましたが、泳がせで釣りました。どちらでも使えるのでこれが1本あればいい説。

リール

アブのビーストはシーバスでメガドッグを投げるのに使っているセッティングのまま使用しました。自分はハイギア、パワーギア両方持っていますが今回はパワーギアを持ち込みました。

ラインシステム

メインラインはPEの3号にリーダーはナイロンの60lb。泳がせの場合は餌を丸呑みにされてたのちにフッキングで口の中を滑ってから針がかかるようなので80か100lbくらいのリーダーの方が良さそうです。

高知のアカメ遠征にかかる費用

アカメを釣ってみたい!という方も多いと思うので今回かかった費用をざっくり記録しておきます。

今回も「Yahoo!トラベル ヤフーパック」を利用して2泊3日の旅程で宿泊は「コンフォートホテル高知」を選びました。新しいホテルでとても綺麗で過ごしやすかったです!

成田へのアクセスがよい方はLCCを使って成田から向かうのが最安値かと思いますが、自分は羽田が近いのでANAを利用してホテル込みで「39,600円

遊漁船が4時間2名利用ですと1人あたり「10,000円」×2日間で「20,000円

今回も潤造さんがクルマで高知まで来てくださり、ピックアップして頂いたのでクルマの費用がかかっていませんがこれにレンタカー代や食費など細かい費用がかかってくるかなという感じ。トータル8〜10万円ほど見ておけば釣りも高知の美味しい食事も楽しめて幸せな気がします ( ´ ▽ ` )ノ

興奮のままに書き殴っておりますので、不備がありましたらコッソリ教えていただければ幸いですm(_ _)m また少しづつマイペースでブログ続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

COMMENT