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Mr.Nobite
BURITSUのMr.ノーバイトがお届けする、素人目線の釣りブログ。購入した釣り具のご紹介、弁慶堀をはじめ房総のリザーバーや富士五湖、相模湖、芦ノ湖などでのバスフィッシングをメインに、海釣り等いろいろな釣りの釣行記を投稿しています!
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5月12日に行われた第46回 霞ヶ浦クリーン大作戦「53 Pick Up!・春の陣」に参加してまいりました。
「ゴミ拾い」に違和感を感じている方がいらっしゃったら最後まで読んでみていただきたいです。1度参加してみることで価値観が大きく変わるかもしれません。不快な表現があるかもしれませんが…正直な気持ちを述べる事で、自分と同じように感じている方々に響くと考えて正直に書いていきたいと思います。
ゴミ拾いがピンときてなかった理由
魚釣りを取り巻く環境が年々厳しくなる今日。釣り人のモラルやマナーが原因で釣り禁止になる場所が多くなっていると感じます。ネット上でもそんな話題を頻繁に目にしますよね。
普段レンタルボートでの釣りがメインな自分にとって釣り場のゴミ問題と聞くとオーバーハングに引っかかったルアーを手元で切って残されてしまった釣り糸だったり、風で飛ばされてしまったであろうコンビニ袋だったり。
残された釣り糸は近づいて回収したりもしますが…
「なんで自分が回収しなきゃいけないんだよ。自身でちゃんと回収してくれよ。」
と全く思わないと言ったら嘘になります。みんながちゃんとしたら良いだけのシンプルな話だけど現実問題そうはならないのです。最近釣りを始めた方にとって根掛かりした際にどうしたらよいのか?が分からないというケースもあると思いますので、啓蒙活動は必須として…
“バックラッシュした糸をフィールドに捨てていく”
というような信じられない話も目にすることがあります。
そんなのもはや狂気しか思えない(´・_・`) 自分の親くらいの世代まではポイ捨てなんてのも当たり前にあったと思いますし、時代によってモラルやマナーも変化していると思いますので価値観を共有できない部分はあるかもしれません。
なぜその尻拭いを自分がしなきゃいかんのだ!!と正直少なからず思っていましたからゴミ拾いイベントについては参加してみようと思いつつも中々あと一歩踏み出せずにいました。
とはいえ自分自身がワームやらが飛んでしまってフィールドに残してしまっているゴミがある事実もあり、結局自分もフィールドを汚している側の人間じゃん…という矛盾。
突き詰めていくと、釣りを辞めるのがベストという結論に至り。現実から目を背けていたことを反省しています。
参加することになったきっかけ
そんな自分が今回53pickupに参加したのは「のび太のバスマスター挑戦サポーター募集」がきっかけでした。
釣りを楽しませて頂いているフィールドに何も恩返しできていない事は以前からモヤモヤしていました。そこで、皆さまから支援いただいた資金の一部をフィールド保護に使用させていただくことにしました。
以前から53pickupの事は存じ上げていたので、Twitter上で寄付方法を質問してみるとゴミ拾いイベントで直接寄付が可能と教えていただきました。
53pickupに1人で参加するのが不安な方へ
という経緯があり、はじめて53pickupに参加することにしました!!が…ひとりで行くのは心細い。誰か知り合いが居るとよいのだけどなぁ〜と思っているとTwitterで何名か参加するとお返事があり少し安心しました! アドバイスくださった皆さんありがとうございます!
何を準備したら良いのかもわかりませんでしたが、とりあえず参加費だけあれば手ぶらでOKということで体ひとつで会場へ向かいました!
少し道に迷いましたが、近くで案内もあり無事に駐車場に到着。すると受付がありますのでこちらで受付を行います。
なんやかんや1人で参加している方も思ったより多い!
事前に参加申し込みをしているとスムーズなようですのでそちらがオススメ(保険に入る為に締め切り日が設定されています)自分は当日参加の受付へ。
参加費の1000円を支払うと、ゴミ袋や軍手、手拭きや当日のスケジュールが書かれた資料などを頂けます。
が…ここでとても大きな問題に直面する。
どこにゴミが落ちているのか全く分からない
普段、霞水系にはほとんど釣りに行かない自分にとってはどこにゴミが落ちてそうとかという事が全くイメージできていませんでした。ですが安心してください!!
親切にこんなマップがありました(^_^) こちらを参考に3のエリアを中心に回って見ることにしました。
想像以上に参加者が多く、それこそ入る場所がない!!(笑 やや遠くまで移動してなんとか駐車に成功。
ここでひとつ気になったのは、せっかくの良いイベントなのに農道を走行する際は農家の方の車が優先ですが参加者の車が多すぎて少し迷惑がかかっている印象をうけました。農道は出来るだけ避けようと思いましたが…土地勘がない故に気づいたら農道に入らざるおえなくなったりで困りました; 今後の自分の課題です。
途中、飲み物を買いに立ち寄ったセブンイレブンも大分酷かった…カップラーメンの食べ残しは捨てられているし、タバコの吸い殻も半端なかったのでざざっと拾ってもこれだけ写り込んでる…
愛煙家の方には申し訳ないのですが、タバコ関係のゴミが多いと感じました; これは一部のマナーの悪い釣り人がキッカケで「釣り人=悪」となってしまうのと同じ現象で…タバコを吸わない自分からするとつまりそういう印象をもってしまいます;
自分の知っている愛煙家の皆さんはちゃんと携帯灰皿を携帯してちゃんと処理しているだけに…それを知らない人からしたら印象悪いよなぁと思い残念な気持ちに。
それとやはり釣り人のゴミっぽいものも多かったです。それ以外のゴミももちろん多かったんですが;
なぜかストッキングっぽいものが落ちていたり
水槽の蓋?
不法投棄反〜対!(/ _ ; )
コンビニで買ったお弁当?をそのまま捨ててあったり。自分が想像していた以上に水辺のゴミは多かった。
結果…短時間で
大漁!!
受付でゴミ袋を5枚ほど渡されたのですが
「えっ…こんなにいらないのだけど(^_^;」
と思ってしまいましたが、自分が間違っていました。むしろゴミ袋が不足するレベルでした;
持ち物は不要で手ぶらでと書きましたが、1つだけもっていった方が良さそうなものがありました!それは長靴です!
ぬかるみやらにもガシガシ入っていけますし靴が汚れる心配もありません。
釣りにも応用できそうなこと
風向きやらでゴミが溜まりやすい場所って決まっているのか…こんな感じで細かいゴミが溜まっている場所も発見。
さながら、バスが溜まっている場所を見つけた時のような感動を覚えました(^o^;
なによりゴミ拾いをしながら、ゴミを脳内でバスに置き換えてサイトフィッシングをしているような集中力でゴミを探していたわけですが…驚くべきことに
1つのストレッチを往復すると、往路では見つけられなかったゴミを復路で見つけることがある!!という事が多々ありました。
角度によって死角が出来ているのかもですが…これは魚を見つける時にも活かせる経験でした( ´∀`)
最初はひとりで不安でしたが、ゴミ拾いを始めるとどんどん楽しくなってきてむしろ1人で来てよかったかもと!!気兼ねなくランガンしてゴミを見つけることが出来ました!!!
仲間とワイワイ探すほうが楽しいとは思いますが…(^_^;)1人で参加も全然怖くないです!!むしろ…楽しみすぎていつの間にか大分遠くに来ており、
まさかの帰着遅れ( ;∀;)
会場に着くと、多くの参加者が!!皆さんで記念撮影をしたり…
出し物やチャリティーオークションなどもありゴミ拾い後も楽しめるイベントでした(^_^) 参加者にはおにぎりや飲み物も提供されていました!!
今回の参加者は282名にものぼり、1310kgのゴミを回収したのだとか…1トンオーバー!!(*゚∀゚*)
いやはや、これほどまでに素晴らしい活動に何故今まで参加しなかったのか。今となっては自身が行動出来なかったことがお恥ずかしいです(´・_・`)
ご報告
そして、最後に。当初の目的でございました寄付金を水辺基盤協会さんのテントで水生植物基金に20口寄付させていただきました。
24年も前から清掃活動を行われているそうです。それだけの長い期間続けてこられたのは水辺基盤協会の代表吉田幸二さんのバスフィッシング愛に他ならないのではないか…と自分は感じました。
ネット上だけで活動しているBURITSUですが、これからもバスフィッシングを末長く楽しめるように少しづつ恩返ししていかなくてはいけないなと感じた1日でした。
もしも、自分と同じように感じている方がいらっしゃったら一度53pickupに参加してみてください(^o^)! 現場に出向く事で考え方が変わるかもしれません!
それと通っているフィールドでは出来るだけラインの回収もしないと( ´∀`) でも、これは人に強制することではなく、自身でそうしたい!と思たらやればいいこと。無理することはないと思っています。
この記事はあくまで自分の価値観が少し変わりましたという事をお伝えするものですので誤解のないようにお願い致しますm(_ _)m
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