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    BURITSUのMr.ノーバイトがお届けする、素人目線の釣りブログ。購入した釣り具のご紹介、弁慶堀をはじめ房総のリザーバーや富士五湖、相模湖、芦ノ湖などでのバスフィッシングをメインに、海釣り等いろいろな釣りの釣行記を投稿しています!

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【3日で0匹】H-1 GPXマスターズカップに初参加!デコったけど北大祐プロから言われたひとことが猛烈に為になった件

DATE : 2018.12.09

CATEGORY : 釣行記, ブラックバス


念願叶ってH-1グランプリ2018年はマスターズカップに参加する事ができました。結果から言ってしまうとデコって終了。一言で言えばそういう事ですが、色々な学びがありとても有意義な時間を過ごす事ができました。

今後の為にメモしておきたいと思います!デコ記事に興味にあるという変態的な方のみ読み進めてください(^_^;

プラクティス1日目


大会の4日前。ジャッカルの川島プロも下見に行かれるということで、自分も同じ日に出ることにしました!! 平日ということもありH-1のプラ組はあまりいらっしゃらなかったと思います。


今やBABA Tubeで動画を発信しているYoutuberとしても有名なサイト51の馬場さんも登場( ・∇・)! 有益な情報が得られるので是非チャンネル登録を!!馬場さんのクレイジーな一面が垣間見れるヤバイ動画(^_^;

寝坊して遅刻したらしい…先輩と同船するのに遅刻するとはけしからん!!!(笑


とにかく手当たり次第に沈みものをマーキング!

この日もめちゃくちゃ寒かったんですが、大会当日までにさらに冷え込むことが予想されていた為、シャローではなく、やや深いレンジにある“何か”をとにかくマーキングすることにしました。


ガーミンのエコーマッププラスとiPadを接続し、iPadにチャートを表示させて水深を確認しながら、水深のあるエリアでサイドビューの映像を見ながら移動し、“何か”が映し出されたらクランクベイトをキャストして“ソレ”に当てて物体を確認。クイなのかオダなのか、沈船はなんとなく映像でわかるんですが念の為確認作業。

障害物に当てまくりので根掛かりも必至www


オリキンさんに教えていただいたルーバが大活躍でクロールアップが殉職せずにすみました。

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この作業の中でバスをキャッチできれば最高だったんですが、なかなか簡単にはいきませんでした( ;∀;)

↓こちらは発見した沈船ぽいもの。新利根川には恐ろしい数の沈船が存在する気がします…(自分が間違えてなければ)


だって、沈船って船ですよね?wこんなに多くの船が沈んでるってヤバくないか?wwって思ってしまった…

そんなことはさて置き、この日は洲の野原から川筋のボート屋さんよりも下流側をチェック。何事もなく途中川島プロに遭遇!! 霞のスーパーロコ馬場さんをもってしてもなかなか厳しい感じみたいです。


お昼に一度松屋さんでモツ煮定食を食べて休憩!! マグナム長尾さんと「Line Slack」の小倉さんも休憩なさっていましたが、トップでも出たとのこと…

マジか。


そういえば、寒くなってターンオーバーした亀山のどシャローで野良ネズミで釣れたな!!と思い出して自分の中でどシャローとミドルレンジどちらをメインにするべきか悩みが生じました(´・_・`)

マーキングを終えて最後に積んでいた野良ネズミで流してみると…


数投でヒット!!!

マジか…なんなんだこの悪魔的ルアーは!!!!

プラクティス2日目

2日目は大会前日に装備をセットする目的もありつつ、引き続きマーキングすることを中心に釣りは少々。今日釣ってしまったら当日釣れないのではという怖さがありました(^o^; とはいえ1匹も釣れてないのもモチベーション的に微妙なのですが;


今年2度ガイドでお世話になった、H-1年間チャンプのオリキンさんもいらっしゃってました! 「ガイドの時に釣れる気がしないですよ〜」と弱音を吐いていたので気にかけてくださって、心強かったです!!


新利根川はボートのセッティングが大変なのだけがネック…誰かお金持ちが全面的に舗装してくれたらと祈ってます( ・∇・) 土手だから勝手に舗装はできないんでしょうかね(笑)

北プロに言われた一言が強烈すぎた

この日は川筋のボート屋さんよりも上流側、自分は移動時間を少なくして釣りをする時間を稼ぐ為にセブンイレブンくらい迄をメインとして。そこまでを魚探がけ。


すると…

今年、自身のブランド「ペイフォワード」を立ち上げたスーパーグランドスラマーの北大祐プロが下流から上がってらっしゃいました。

ご挨拶をすると第一声

「なんでそんな所魚探かけてるんすか!?」

と。


この言葉があまりにも重い。

自分の解釈では(間違ってるかも)、北さん的には“魚探をかける価値のないエリアやレンジ”なのだろうか…確かになにも考えずに片っ端からマーキングしていました。つまり自分は“ミクロな視点”でしか新利根川を見る事ができていませんでした。

北さんはじめ、この大会に参加しているプロやスーパーロコアングラーの皆さんはもっともっと大きなマクロな視点で釣りをしている

そして、「バイバイキーン!」(とは言ってない)と去っていった北プロであった…


とりあえず、自分の実力は【マスターズカップに参加できるようなレベルに無い】ということだけ分かりましたToT

大事な事メモ

“沈みものをマーキングする”よりも先にやるべき事がある。マクロな視点でエリア全体を見て、地形や川幅から流れをイメージしたり、水質を見たり、その上でこんなエリアのこんなレンジが良いのだろうか?とイメージした上でその周辺にある沈みもので釣りをする。

これは先日、高滝湖で学んだカバーのパワーの話もあわせて考える必要がありそう。

冬の定番であろう橋脚はさておき、橋脚の近くにあるオダよりも、何もないツルツルのところにある小規模なオダの方が魚が付きやすいかもしれないとか…そこまでちゃんと考えた上でマークすべし。


その後、いろいろな事が頭によぎってパニック。整理できないまま当日を迎えることになりました。この日はメタルで1バイトありましたがバスなのかかなり怪しかったです。下見の結果手応えはゼロwww ただベイトやなにかしらの魚種の多いエリアは多少把握できた気が…


試合当日


自分のプランは川の最深部付近の沈みものにハイカットDRを直撃させる、またはメタルを落としてみる。そしてその近くにあるシャローカバーにクロールアップをショートディスタンスで丁寧に撃っていくこと。あとはスピナーベイトを…くらいのノリで挑みました。

ボートはなんとオリキンさんの隣でしたww 先日お渡ししたステッカーをバッテリに貼ってくれていた( ´∀`)嬉し!


大会当日にもかかわらず気にかけてくださり勇気100倍!!


フライト順もかなり後半でどこも最初に入るのは難しそうなので、ボート屋さんのすぐ横の沈みものからスタートして上流に上がりながら釣りをしていきました。

結果…


ノーフィッシュで帰着。

一度だけシャッドでバスらしきバイトがあった気がするんですが…自信がありません。プラクティスの際に巨大魚スレらしきヒットも含め沢山引っかかったんですが全部すぐに取れちゃったんです。気づいてフッキングしなかったものもありますが、大会前日の夜

「もしかしてタックルセッティングがマズイ?」

と気づいてしまいました、シャッドをPEで扱っているにもかかわらずわりとハリのある竿を使っていたので、これはもしかしてバスが食ってもバラしちゃうかも…と。しかし時すでに遅しで、付け焼き刃で竿を買っても仕方ないかと、購入しなかったワイルドサイドのグラススピニング【WSS-G62L】を使っていたら…という事も少しよぎりましたがバスではなかったと思うことにします(ToT)

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結果!

大会の結果は公式サイトにもアップされている通り、圧巻の2000gのビッグフィッシュ1本で吉本 一磨選手が優勝!!


マジで半端ないっす。どシャローのえぐれ?にいるビッグバスを下見で発見した上で狙い撃ちしてちゃんとキャッチできるという…信じられない!! しかしやはりターンオーバーの影響で浅い所にデカイのは居たということですね(^_^;


2位は昨年のH-1年間チャンプ加藤さん!先日一緒にカワハギ釣りをさせていただいたのでなんか嬉しかったです( ´∀`)

試合中、加藤さんが狙っているものが自分と被っていたんですが…自分はゼロで加藤さんは2キャッチ。さらにバラしもあったようです! しかし釣れた沈みものは1箇所だけだったとのこと。下見の時から釣れていて試合当日もやはり釣れたと。

無闇に沈みものをランガンした自分とは対照的にスポットに確信をもっていた事、エリア選定やルアー選定、沈みものへのアプローチなど狙いは近いと感じましたがそこから先の微妙な差がとても大きい!! 自分のザコっぷりに悲しくなってきました…

プラクティスでもちゃんと魚を釣ることが大事だと痛感しました。


北プロは参加者中唯一リミットメイク!!!しかしサイズが伸びず5位。ワイルドハンチMRで沈みものを狙っていたようです。比較的上流域で釣りをされていたようで、川幅が狭く流れが出るであろうエリア、沈みものにシャッドを当てていたけれど根掛かりが多いのでクランクに変えたらすぐにキャッチできてそこからポンポン!と釣れたようです(^o^;シンジラレナイ

シャッドだとルアーのパワーが足りなかったんじゃないかというお話もとても勉強になりました!


オリキンさんは残念ながら1本で年間とクラシックのダブルタイトルはならず!! 上流域までの往復で相当な時間をとられる為、釣りをできるのは本当に僅かな時間。1つの沈みもの5分で「はい次!!」とオーバーライドで上流域の沈みものをランガンしたそうです。


じゃんけん大会でサウザーのバウデッキをゲットして嬉しそうでしたねwww

そんなこんなで
Mr.ノーバイトの名に恥じない。圧倒的なデコ×3日
でした。でもこの経験でまた1つ成長できた気がします!!低レベルですみません!!

来年も頑張ってまたこの身分不相応な場に戻ってこれるように努力したいと思います。
ほいじゃまた!!

おまけ

iPadのセルラーモデルならプラクティスをしながら利根川を見る事が可能!!! こんなふざけたことしてるからデコるんだな( ・∇・)w


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