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居酒屋村上
九州支部の居酒屋村上です!
九州の美味しい食材を食べることを主な目的として、釣る楽しみから食べる楽しみまで、釣りを主軸に外遊び全般の楽しみを発信しています!
▼主なコンテンツ
カヤックフィッシング/ジギング/グッズレビュー/遠征釣行/釣り魚料理/野食・珍味/ご当地グルメ/ちょっとアレな食材紹介等
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居酒屋村上 BURITSUデビュー
2014年11月19日のお昼頃、ランチア部員によりBURITSU九州支部設立の告知投稿をしていただく。
それを見ながら「いよいよ自分もBURITSUデビューしたなー」と感慨に浸る昼下がり(´∀`)
昼休みも終わり午後の仕事に取り掛かる中、面識のない方(加藤さん)から来たFacebookの友達申請と一通のメッセージ・・・
#以下、原文の一部を抜粋—————-
こんにちは!突然のメッセージ失礼いたします。
私が愛読しているBURITSUで福岡の方が執筆開始される!と伺ったので、思わずメッセージしてしまいました。
私はというと、食べられる魚なら何でもターゲットにしています。最近東京から福岡糸島に移住してきました。東京にいたときは伊豆大島の磯や房総の船などによく行っていました・・・
—————————————————-
えっ(*゚д゚*)!?
なんなんだこの展開(゚ロ゚;)!!
すごいぞBURITSU効果(゚□゚;)!!!!
しかも申請してきた人は自分とほぼ同じスペック!!笑
ブログ開始宣言一時間後にして、スターダムを駆け上がった恍惚の境地に(*´艸`*)
しばらくこんな感じで知らない人からの申請が続くんだろうなー、とか
ルアマガ編集長のマイケルさんから連載の依頼来たらどうしようかなー、とか
本職どうしようかなーとか有りもしない事を考えさせて頂きました(*´艸`*)ゴチデス
加藤さんは今年の夏に釣りのために東京から福岡の海辺の町に生活の拠点を移され(すごい!!)、自宅でアプリの開発を行いながら釣りを楽しまれているらしく、その後メッセージのやり取りを行い、その週の土曜日に加藤さんの自宅の近くの漁港からシーズンオフ間際の筏に渡り、未体験のダゴチンでチヌを狙うことになりました\(^o^)/
当日
今回がダゴチンデビュー戦なので、当然専用タックルなんて持っていません。調べるとティップの柔い鯛ラバ竿で代用可能とのことでしたので、ロッドはそれにして、リールはバス用のメタマグに8lb(2号相当)のフロロを使用しました。
今まで意識することのなかった針コーナーの一部、自分事になってみるとその種類の多さに圧巻されますヮ(゚д゚)ォ!
ユニノットで結べるなら、とカン付きの針を持ってレジへ行ったら「カン付きげな使わんで平打ちに自分できびらな!」と店のおっちゃんに一喝され購入した3号のチヌ針。(きびる=結ぶ)
加藤さんが中原釣具店で予約してくれていた団子用の餌。(¥2,000/1バケツ)
※岐志漁港の筏は牡蠣の養殖の筏とセットで設置されているため、団子用の餌に使用されている成分が牡蠣へ影響を与えないよう、ダゴチンの撒き餌は中原釣具店の団子用の餌に限定されているので要注意。
筏渡しの船(¥3,000/1往復)に乗り込む太公望達、その数の多さに驚きましたΣ(`д`ノ)ノ ヌオォ!!
目前に迫る天国予定地\(^o^)/ 釣り人になれば数多くの天国と地獄に行けます。笑
筏釣りは6時、7時、9時の渡しと、14時、16時の迎えに便乗する形で釣りを行います。海に浮かんでいる状態なので波の揺れは感じますので、酔いやすい方はアネロンなどの酔い止めを事前に注入されることをおすすめします。
また、簡易トイレ(数字の書かれた小屋)はあるものの、個室に便座があるのみでアウトプットした物体は海へダイレクトイン!音姫なんて当然ありませんので、女性を連れて行く際は注意と覚悟が必要です(゚ロ゚)ラジャー!!
今回の付け餌にはオキアミを使用!サナギも試しましたが当たりが皆無に等しかった。。。地元の方曰く、サナギは日によって当たり外れが激しいとのこと。
直径7cm位に握ったダゴチン団子ボール!団子を握る度に隠し味として僕のチヌへの愛情を精一杯込めました(*´艸`*)が。。。
僕の気持ちが唯一届いたキビレ!メイタですらないところが泣けてきます(>_<;)
加藤さんはというと、ウキダゴの仕掛けを駆使してメイタやキビレを釣りながら60cm前後のボラ数匹と強烈なファイトを楽しんでらっしゃる(゚Д゚)
さすが、地の魚の愛し方を良くご存知で。僕はまだまだ修行が必要です(´Д`;)
同じ筏で僕と加藤さん以外に5人の方が釣りをされており、自分と加藤さん以外は終始フカセ釣りをされており、そちらの方々はメイタやチヌをパラパラと釣り上げられていました。その中で、ハイシーズンになると週2は通われているらしい地元のおっちゃん曰く、ダゴチンをやるならノッコミ時期の3月頃がベストだそうな(・∀・)ヘェ
ただ、ダゴチン釣りは付け餌を撒き餌で囲んでエサ取りの攻撃を躱しつつ、本命の当たりを待つ釣りなのでエサ取りの当たりはエンドレスに続き、魚とのコンタクトは多い釣りなので、初心者の方でも飽きることなく楽しめます\(^o^)/
今日はダゴチンだったから不発だったんかなーと、肩を落としつつもフカセ釣りへの興味を抱きながら帰港(´-ω-`)そんな中、船から降りるとそれはまぁ立派な「年なし」と呼べるサイズのチヌの処理をされている方がいらっしゃるではないですかヮ(゚д゚)ォ!
「フカセ釣られたんですか??」と、さっき付いた知恵を使って質問すると「全部ダゴチンです」と仰天回答ヮ(゚д゚)ォ!ヮ(゚д゚)ォ!
・・・この瞬間、僕の中で筏釣りが濃霧に包まれたことは言うまでもありません。
毎年10月下旬~4月頃の期間、ここ岐志漁港のある糸島の各地で牡蠣小屋が出現します。筏釣りを14時で上がって、冷えた体を焼き牡蠣等の海鮮炭火焼きで温める、なんていうハピネスプランも可能です(´艸`*)
ボラを食す
ボラは臭いとか、食用魚じゃないとか一般的に不味いイメージを抱かれている残念な魚です(´д`)
海底の餌を砂ごと飲み込んだり藻を食べる習性があるため、汚れた河川の汽水域や湾内に生息する個体は汚れた餌を常に食べているので必然的に臭い魚になってしまうため、猫も食わない「猫またぎ」と呼ばれるみたいです。
今回の筏は波止から少し沖にあり、海水も割りと綺麗に見えたのでここは大丈夫!と踏んだ僕は加藤さんが釣ったボラを1匹いただき、居酒屋村上のメニューとして調理させて頂きました\(^o^)/
ちなみに、千葉には「日本鯔学会」という組織も存在するらしいです。
合言葉は「ボラボー!」
・刺身
まずはシンプルに刺身で。弾力の中に甘みを感じる身が美味い(*´艸`*)臭みが全く無い!と書いたらウソになりますが、醤油でいただく時には全然気になりませんでした。
・なめろう
加藤さんお勧めなめろう!ネギと生姜の香りとボラの身が相まって美味かった!酒が進む!(*´艸`*)参考レシピにあった大葉があれば、また違う香りが混じってより美味しくなっていたのかも。
・漬け
漬けは鉄板(*´艸`*)強いて言うなら少し小さ目にカットにしたほうが食べやすいかも。まぁこの辺は好みです。
・ムニエル
今日は焼き魚もアテにしたかったので、塩とドライバジル振ったり身に、小麦をまぶしてバター醤油焼きに。これやばい(*´艸`*)!!ボラオブベストかもしれません!!
・みりん干し
そして、釣行日より2日遅れて干物が完成\(^o^)/
今回はシンプルにみりん干しにしました。オイニーが濃縮されてボラの悪い癖が出るかと想定していましたが、めちゃくちゃ美味しい干物部長に昇進です(*´艸`*)ボラオブベスト更新です!笑
ボラにはウス(へそ、そろばん)と呼ばれる砂泥混じりの餌を消化する器官があり、そこが砂ずりのような食感で美味しいらしいです。捨てた後に知りました(´;ω;`)ブワッ
皆さんも綺麗な海で釣ったボラは捨てずに食べてみましょう\(^o^)/
最後に
こうやってインターネットを通じて知り合い、繋がれるってとても今っぽいですね(´∀`)
しかも知り合って即釣りに行くこのスピードの早さ。ヮ(゚д゚)ォ!
BURITSUに寄稿させていただくことになった際、齊藤部員と「自分のブログをきっかけに新たな繋がりができたら素敵ですねー」なんて話していました(´∀`)
それが「初めまして」の投稿で達成してしまうなんて夢にも思っていませんでしたが。ヮ(゚д゚)ォ!
なお、本記事の冒頭でこの場を借りて散々吠えさせて頂きましたが、その後加藤さんに続く新たな出会いは一切ございません(´Д`。)グスン
もちろん、ルアマガ編集長のマイケル様からの依頼も来る訳ありません(´;ω;`)ブワッ
まだ見ぬ釣友の皆さん、気軽にお声掛けくださいっ(●´∀`)ノ+゜*。゜
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