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    居酒屋村上

    九州支部の居酒屋村上です!

    九州の美味しい食材を食べることを主な目的として、釣る楽しみから食べる楽しみまで、釣りを主軸に外遊び全般の楽しみを発信しています!

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    カヤックフィッシング/ジギング/グッズレビュー/遠征釣行/釣り魚料理/野食・珍味/ご当地グルメ/ちょっとアレな食材紹介等

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房総の磯師から送られてきたヒラスズキを食べまくりました!!

DATE : 2015.04.21

CATEGORY : 居酒屋村上


房総の磯師を突如受け入れたり西の果てから白子が送られて来たりと、2015年度もドタバタの始まりを迎える居酒屋村上(´Д`;)

そして今回は、日本の西の果てで捕獲されたヒラスズキが居酒屋村上に到着したので、ロッドの代わりに包丁を握って真剣勝負を迎える事に!!

思えばヒラスズキとは、お魚センターうみがめで購入したのが最初の出会い。遂に人が釣ったヒラスズキを捌く時がきたか、なんて思うと感慨深い今日この頃です( ̄ー ̄)

下ごしらえ開始!!

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全長72cm、重量4.7kgのヒラスズキは、居酒屋村上のシンクを制圧するのに充分過ぎるサイズヽ(´Д`;)デカイ

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昨日釣られて今日届いた魚だから鮮度も良いし、エラを唐揚げにでもして食ってみるか!とフタを開けるとΣ(゚∀゚;)エッ!!

エラが無い!!

釣ったその場で血抜きと内臓処理をしていただく時にエラも捨ててくださったのかもしれませんが、もしかすると釣り人の特権を活かして伍長と食べられたのかもしれません(・∀・)アルアル!!

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鯉のウロコみたいに分厚いヒラスズキのウロコは、揚げても炒めても固そうなので今回は廃棄(-д-;)スマセン

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3枚におろしている時に気付いたのですが、尾びれ部分からも血抜きされており、初めて見た処置の細やかさに、対馬さんの釣った魚への溢れる愛がこんなところにも現れていました( ・´ー・`)ラブダロ?

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脂がノリノリのヒラスズキは調理している手がテッカテカに!!

そして部品は料理へと。。。

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以前シーバスの色んな部位を食べてみた時に聞いていた、浮袋が残っていたので、今回はコレもいただきます(*´艸`*)

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浮袋は皮と同様に、熱湯でさっと茹でて氷水で締めてキッチンペーパーで水気を切って小さく刻んだら完成!!

さっぱりとポン酢でいただく浮袋は、臭みも無くプリプリの食感がグッドd(´▽`) 「豚足みたい」と言われるのも納得です。

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三枚におろして出来る骨身は、塩をして1日~2日干します。

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それを焼いたら・・・(人´∀`)ワー

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腹骨周りの肉や、胸ビレなど端っこの部品は1日~2日塩麹に漬けておきます。

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それを焼いたら・・・(人´∀`)ワー

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トースターで焼いていたら、脂がノリノリのヒラスズキからは魚油でも作れそうなほどの大量の油が出ていました(゜ロ゜)!!

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鉄板過ぎる皮ポンはネギと混ぜても、、、

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セリと混ぜてもIPです.゚+.(・∀・)゚+.゚

え?

IP?

アイアンプレート、つまり鉄板す( ・´ー・`)フッ

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箸休めにヒラスズキの天ぷら!この時は青のりを忘れませんでしたv( ̄∀ ̄)

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シーバスを釣った時に習得した?昆布締めは今回も活躍!!


だ…大地よ、海よ、そして生きているすべての、みんな…
このヒラスズキに、ほんのちょっとずつだけ、旨味をわけてくれ…!!!

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ほんのちょっと旨味が足りなかった部分(左側)と、思った以上に旨味が乗っかった部分(右側)が出来てしまいました。。。

足して2で割りたい(つд-。)il||li

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そんなヒラスズキの柵を引いて刺盛りに(*´艸`*) うっ!!

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シースーも握りました!!

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BURITSUの編集長は青物に目がないようですが、居酒屋村上的にはヒラスズキの握りが史上最強なんじゃないのか( ゚ε゚;)!?なんていう気になる握りでした(*´艸`*)

あんまり多用するとその言葉の価値が失われると思って自重していましたが、、、ダメです。

この寿司ばかりはもう我慢できません。。。

 

 

うっ、、、ウルトラ美味い((((゚ □゚;)!!

この寿司を握り、噛みしめ、味わい、そして飲み込むその間に、白子を求めてはるばる九州までやってきてこの魚を手にするまでの対馬さんと伍長の苦労や、釣り上げた時の感動、達成感、そして対馬さんの魚への愛の一部を、この口の中で感じれた気がしました(´□`;)アァー

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今回はヒラスズキの生ハム作りにも挑戦\(^o^)/

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塩胡椒とハーブで下味を付けて、ピチっとで水分を抜いたヒラスズキの身を軽くいぶしたら、、、

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生ハムがただの燻製になってしまい大失敗ヽ(`Д´)ノ

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そんな失敗作でも見た目は美味しそうなのですが、生ハム用の塩気は燻製となると物足りなく、ちょっと残念な仕上がりに( ´Д`)=3 ヤッチマッタ

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そんな生ハムのレシピを調べていた時に見つけたヒラスズキの「頭骨汁」、居酒屋村上では釣り人への敬意を表して「対馬」と名付けました!!

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下茹でしていることもあり淡白なヒラスズキは、魚特有の臭みも少なく、頭の骨と水のみで炊きあげられた魚の旨味が凝縮されたスープを、塩で味を整えれば、まるで鶏ガラスープさながらの旨味と風格(゚д゚)!!

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そんな美味しいスープにうどんを入れれば、、、

うっ、、、ウルトラ美味い((((゚ □゚;)!!

ヒラスズキのアラを最大限に活かす料理かもしれません。

今回は普通の雪平鍋で時間をかけて炊き上げましたが、圧力鍋があれば30分程度で完成するとのこと。その辺はお好みでどうぞ(´▽`)

ひょんなドタバタ劇から生まれた今回の「北部九州ヒラスズキストーリー」、こんなにヒラスズキ料理を作ることが出来たのもなにかの縁でしょう。。。

 

 

っていうか、、、

 

 

お騒がせ伍長、、、

 

 

白子入ってないし!!

続く。

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