最近夜な夜なシーバスを狙いに海辺を徘徊している居酒屋村上ですヽ(・ε・)

先日も佐賀県のメジャー河川でナイトシーバスに挑戦していて、手を変え品を変え2時間位過ぎた頃でしょうか？

ググンッ！！

何の前触れもなく訪れるいきなりの当たり！！　合わせる間もなくその反応は消えてなくなりルアーを回収。（2時間振りのイキモノの反応にドキドキしながらw）

ベイトの身体に当たった感じでもないし、沈み物があったのかも！と思って同じコース（と思っている）を流すも何も引っ掛からないので、やっぱり魚の当たりだったと確信(ﾟ⊿ﾟ)ｸｿｰ

それがもしシーバスだとしたら、群れて行動しているとどこかに書かれていたので、移動せずに付近を打ち流して6～7投していた、、、

その時っ！！

チヌこと黒鯛でした(^o^)

昨年行った岐志漁港の筏釣行では不発で、こんな形で初対面とは(・∀・)ｵｯｽ！

食材として嬉しい一匹でしたが、本命がまだ釣れていないのでポイントを変えて粘るもノーバイト(-_-;)　　シーバスの修行は続きます。

調理

流しに置かれたチヌこと黒鯛(ﾟ⊿ﾟ)
黒ずんだ銀色の魚体が美しく、筋肉質な身体はとても勇ましく見えます。これがメスだなんて驚きなのですが、もともとはオスで、成長と共に卵巣が発達してメスに性転換した個体なのでしょう　ヮ(ﾟдﾟ)ォ!

チヌの口、まともに見たのは初めてかも知れません(ﾟﾛﾟ；)!!
この歯でカラス貝やフジツボを砕いて食べているんでしょう。もし水中で指を噛まれたらなんて想像するだけでゾッとします((((´Д｀；)

流石越冬した魚、ランチア部員から頂いた越冬前の太刀魚と同じで脂の乗りが半端無いです(ﾟдﾟ)！！

チヌこと黒鯛料理

前置きが長くなりましたが、待望のチヌ料理に初挑戦な居酒屋村上(・∀・)！！
脂の乗った素材の味を活かせるように、色々作ってみました(´∀｀*)
※包丁さばきが下手いのは大目に見てやってください(/ω＼)ｲﾔﾝ

・皮ポン

刺身用に皮を剥いだら、適当な大きさに切って熱湯にくぐらせ、氷水で締めて水気を取ったら完成＼(^o^)／　それに居酒屋村上謹製のポン酢「村ポン」をかけて頂きます(*´艸｀*)

氷で締められた皮は、弾力があり歯ごたえがとても美味しい一品。シーバスやアラカブ、メバル、アコウの皮も鉄板級に美味しくいただけますので、是非捨てずにお試しください！！

・炙りネギポン

脂が乗った魚は炙ったらヤバい（かも）！！ということで、皮を付けたままバーナーで炙ります！

それをスライス玉ねぎとネギに和えて、村ポンをかけて頂きます。炙られたチヌの香ばしい身が、玉ねぎとネギと村ポンの味が上手く合わさって美味しい(´∀｀*)ｼｬｽﾃﾞﾘ

これは簡単で美味しいのでヘビロテしそうな予感ヽ(´∀｀ヽ)

・炙りサラダ

炙りの身を玉ねぎ、トマト、レタスと和えて、村ポンをかけて頂きます。
トマトの種の部分を覗かなかったので少し水っぽくなってしまいましたφ(. _.)ﾒﾓ

次は種を取り除いて、緑もレタスじゃ無くてパプリカを使ってみます( ´ー｀)

・刺身（熟成一日）

淡白で臭みの無い味わいと甘味を感じる身がとても美味しく、あっという間に完食です(*´ω｀*)　調理人の腕せいかチヌの特徴か、身がゆるく感じましたφ(. _.)ﾒﾓ

・刺身（熟成二日）

以前教えて頂いてからハマっている熟成、今回もやってみましたが、前日と比べ少し身が締まって旨味が増した気がするのですが、気のせいかも知れないので、次回はもっと日数を置いてみます(`Д´)ゞﾗｼﾞｬｰ!!

あと、昆布締めも試してみたいφ(. _.)ﾒﾓ

・塩麹漬け焼き

三枚におろして、刺身にするにはあんまりなお腹周りの肉を塩麹に1日～2日漬けて、トースターで160度で10分位焼き上げます。塩麹により引き出された魚の旨味が、ウルトラ美味い！！ このそばにさり気なく白米があるとより幸せになれるので、お酒を飲まれない方にも絶賛おすすめ(*´艸｀*)

・中骨干し

三枚におろして出来る真ん中の骨身、干物部長に昇進してボラオブベストを獲得した時のように、醤油とみりんと酒に漬けて一日天日干しするだけで、、、なんということでしょう(*´∀｀*) な一品に進化！！

皮ポンと同様に、是非捨てずにお試しください！！

・あら炊き

このレベルになるともう、どう考えたって美味いんで説明不要ですねヽ(´∀｀)ノ
今回はザラメ、刺身醤油、料理酒じゃない日本酒を使用。

卵は明太子を作りたかったのですが、準備微速のため粉唐辛子がなかったのであら炊きと一緒に煮込んじゃいました(´∀｀；)

・あら炊き魚・塩麹漬け魚おにぎり

あら炊き、塩麹漬けの身がちょっと余ったので、おにぎりにしてみました⊂(・∀・)

素材の美味さを発信するおかずと、素材の美味さを包み込む白米が混ざり合い、一つの形を成すおにぎりはもはや最強の一品では無いかと、改めておにぎりの威力を感じたのは言うまでもありません( ´ー｀)ﾏｼﾞﾔﾍﾞｪ

・煮こごり

翌日の朝ふとあら炊きの鍋を覗くと、それはまるで凍結した池の様に、昨夜は確実に液体だった物が固体に変わっているではないですか((((ﾟ■ﾟ；)！？

・煮こごりご飯

以前ハゼクチを調理した時に、煮こごりをご飯にかけて食べるとむちゃくちゃ美味い！！と先輩から聞いていたので、今回はチヌの煮こごりですがその教えを忠実に守りました(`Д´)ゞﾗｼﾞｬｰ!!

そして肝心の味はというと、魚の頭や腹の肉などという、イキモノとして核となる部位から出るエキスが固まった煮こごりが不味いわけもなく、素材の美味さを包み込む白米との相性も抜群で、うなぎの蒲焼きのタレがかかっているのかと思える位、香ばしい香りと味わいを放つこの「煮こごりご飯」、チヌオブベスト級の美味しさを発揮してくれました(*´∀｀*)

最後に

今回は素材が大きかったこともあり（勢いに任せて）色んな料理を作ってみましたが、どれも切って混ぜるだけ、焼くだけの簡単な料理ですので、是非一度お試しください＼(^o^)／

三枚おろしが面倒な方は、有料（500円位）ですがスーパーや魚屋さんに持ち込んだらさばいてくれるお店も有りますので、近所のスーパーに確認して釣りに行かれると良いと思います。

今週末は食材を求めてフィールドへ出かけましょう(´∀｀)